3歳の習い事ランキングとおすすめを発表|習い事をしている保育園児の割合を公開|ダンスやバレエはどう?

3歳の子供は、会話がきちんとできるようになり身体を動かすことにも積極的です。

「自分でやってみたい!」と意思表示をして、さまざまなことに挑戦したがるようにもなります。
早い段階からさまざまな経験を子供にさせたい親のなかには、3歳の頃から習い事を始める方も多いです。

そこで今回の記事では、3歳の習い事ランキングとおすすめ3選をご紹介します。
本記事内では、3歳の習い事の選び方や注意点などに関する情報も掲載しておりますのでご覧ください。

3歳の習い事ランキング

学研教育総合研究所の2017年8月に調査された「幼児の日常生活・学習に関する調査」の「6.習い事について」にある「【図29】現在行っている習い事はありますか。以下の中からあてはまるものを、すべてお選びください。」の年齢別をみると、以下の結果が出されていました。

出典元:学研教育総合研究所「幼児の日常生活・学習に関する調査(6.習い事について」)

1位:水泳(7.0%)
2位:英語・英会話教室(7.0%)
3位:体操教室(4.0%)
4位:音楽教室(ピアノなど/3.5%)
5位:通信教育(3.5%)
6位:学習塾・教室(2.3%)
7位:サッカー(1.3%)
8位:ダンス(バレエ以外/1.0%)
9位:バレエ(0.8%)
10位:野球(0.8%)

参照元:学研教育総合研究所「幼児の日常生活・学習に関する調査(6.習い事について)」内の表を元に作成

表をみると、現在習い事をしている3歳の子供の割合は23.2%でした。
1位の水泳(7.0%)は全体の割合でも第1位で、高い人気があることが分かります。

3歳から習い事は早いか

3歳から習い事を習わせることは、多くのメリットがあるのでおすすめです。
幼い時期から習い事を始めることは、身体・精神面の発達に良い影響を与えます。
早い段階で子供にさまざまな体験・経験をさせて、能力や才能を伸ばす良いきっかけにしてください。

ただ、3歳から習い事を始めるには子供本人のやる気や楽しいと感じてくれているかが重要です。
本人の意欲が全くない状態で習い事をさせると、マイナスな影響を与える恐れもあります。

必ずしも3歳から習い事を始めた方が良いというわけではありません。
本人の状態に合わせながら、良い時期やタイミングで習い事をスタートさせてください

習い事をしている未就園児と保育園児はどのくらい?

ベネッセ教育総合研究所の「第5回幼児の生活アンケートレポート[2016年]」の「第1章幼児の生活-第2節習い事」にある「表1-2-1習い事をしているか(子どもの年齢別 経年比較)」をみると、習い事をしている3歳児の割合は2015年は29.8%でした。


出典元:ベネッセ教育総合研究所「第5回幼児の生活アンケートレポート[2016年]-第1章幼児の生活(第2節習い事)」

表を確認すると、習い事をしている3歳児の割合で最も高いのは2005年の50.9%でした。
習い事をしている3歳児の割合は2005年で一時上昇したものの、2010・2015年と減少傾向にあります。

3歳から習い事をするメリット

3歳から習い事をすると、大きく3つのメリットを得られます。
詳細は下記の通りです。

  • 視野を広げられる
  • 脳の発達にもつながる
  • 自信をつけられる

各メリットの詳細を解説します。

視野を広げられる

子供は、習い事を通してさまざまことに刺激を受けます。
習い事を通じて子供の興味・関心が広がり、結果的に視野を広げる良いきっかけになります。

また、習い事をしたことで子供はさまざまな知識を身につけます。
自分の興味・関心があるものを見つける良いきっかけにもなるはずです。

脳の発達にもつながる

幼い時期からの習い事は、子供の脳にも良い影響を与えます。

集団スポーツ(サッカーや野球)では、現在の状況をみながら自分が今後どう動けば良いのかを考えながら動きます。
習い事を通して自分で考え動く、周囲との関わり方などさまざまなことを学ぶことが可能です。

自信をつけられる

子供は、習い事でたくさんの挑戦を経験します。

幼い時期から成功体験をさせてあげることで、自分自身に自信をつける良いきっかけになります。
幼い時期から習い事を始めて、成功体験を作る良い機会を作ってあげてください。

また、習い事を通してさまざまな挑戦をし、成功すれば達成感や満足感を得ることもできます。
習い事を通して、感じることができた想いや感動は、子供にとって大きな財産になるはずです。

3歳から習い事をするデメリット

3歳から習い事をするデメリットは大きく2つあります。

  • 家計の負担が増える
  • 親の負担が大きくなる(送迎や見守りなど)

3歳から習い事をさせると、費用(月謝代や道具代、合宿代など)がかかります。
その分、家計への負担が増えます。
習い事の種類や数を決める際には、習い事費用の総額や家計への影響を十分考慮することが必要です。

また、3歳から習い事を始めると送迎や見守りなどで親も大変です。
その分、家事をする時間が削れてしまい結果的に寝不足になる可能性もあるので注意してください。

ただ、習い事教室・スクールのなかには3歳から送迎をお願いできるところもあります。
習い事を選ぶ際には、送迎の有無をチェックするのも1つの方法です。

3歳児におすすめの習い事3選

今回は、3歳児にとくにおすすめの習い事を3つご紹介します。詳細は下記の通りです。

  • 水泳
  • 英会話
  • 通信教育

各習い事の詳細をまとめました。

水泳

水泳は、身体面・精神面ともに良い影響を与えるスポーツです。
水泳は全身の筋肉を動かすため、身体全体をバランスよく鍛えられます。

集団でレッスンを受けるため、協調性や自主性の育成にも繋がります。
3歳ではおむつが取れる子も多いため、1度無料体験に足を運んでみるのがおすすめです。

英会話

英語・英会話は、3歳の子供に習わせたい習い事として「水泳」の次に高い人気を誇る習い事です。
早い段階から英語に触れることで、言語の取得や子供の視野を広げるきっかけにもなります。

また、英語・英会話では協調性やコミュニケーション能力を学ぶことも可能です。
英語・英会話は、幼児期から始めてその後長期的に続ける家庭も多くあります。

通信教育

通信教室なら、わざわざ塾や教室に足を運ぶ必要がありません。
自宅にいながら習い事ができるので、移動時間や費用の削減にも繋がります。
親も送迎の時間を確保する必要が無いので、家事にもマイナスな影響を与えません。

また、通信教育なら子供の学習状況を把握できます。
時に勉強の様子を確認したり教えたりしながら、一緒に進められるのも大きなメリットです。
子供の苦手・得意科目を知る良い機会にもなります。

3歳の習い事の選び方は?

まずは、本人の興味・関心があるものから選んであげるのがおすすめです。
習い事は、本人のやる気がなければ続けることはできません。
子供自身が「これやってみたい!」という習い事を探しながら、ある程度数を絞っていくと選びやすいです。

また、3歳児の習い事を選ぶ際にはスポーツ系の習い事も選択肢に入れてください。
スポーツ系の習い事教室・スクールで、3歳から受付可能な場所も多く存在します。

体力・身体作りを早い段階からできるのも大きなメリットです。

3歳の習い事の注意点

3歳の子供に習い事を習わせる際には、いくつかの注意点を事前に把握しておいてください。

詳細は次の通りです。

  • モチベーションの管理
  • 怪我への注意

各注意点の詳細を解説します。

モチベーションの管理

習い事には、子供自身のやる気・モチベーションを維持することが大切です。
親が子供に無理矢理習い事をさせても、本人のやる気がなければ意味がありません。

習い事を実際に経験するのは子供自身です。
まずは、本人のやる気・モチベーションの有無を確認してください。

ただ、習い事の途中で本人のやる気がなくなったときに、すぐに辞めさせるのはおすすめしません。
数日後にまたやる気を取り戻す可能性は十分あります。

怪我への注意

スポーツ系の習い事の場合、怪我のリスクがあります。
怪我の酷さによっては習い事や学業、日常生活などに支障がでる場合も考えられるので注意してください。

怪我のリスクを減らすなら、スポーツ系の習い事を選ばないのも1つの方法です。

また、子供が友達に怪我をさせられた又はさせてしまった場合親同士の話し合いにも発展します。
幼児期の大きなトラブルは、子供自身の心を傷つけてしまう恐れもあるため要注意です。

3歳の習い事は安い?お金や費用は?

内閣府が発表した「平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査全体版(PDF)」の第3章調査結果の「(7)学校外教育費」と「(8)学校外活動費」内の各表をみると3歳はそれぞれ23,189円、20,493円の合計43,682円でした。
参考元:「平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査全体版(PDF)」-「第3章(7)学校外教育費(8)学校外活動費」

出典元:内閣府「平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査全体版(PDF)」-「第3章(7)学校外教育費(8)学校外活動費」

 

出典元:内閣府「平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査全体版(PDF)」-「第3章(7)学校外教育費(8)学校外活動費」

 

各表をみると、3歳児の合計金額はグラフ内では比較的低い方であることが分かります。
「学校外教育費」は学年が上がるごとに増加傾向です。

「学校外活動費」は小学3~4年生がピークで、その後減少傾向にあります。

関連記事:子供に人気の習い事の費用相場は?世帯年収別の相場紹介|お金のかからない習い事や選ぶ際の注意点も解説

3歳児にバレエやダンスはどう?

3歳児にバレエやダンスの習い事はおすすめです。
実際、3歳児の習い事でバレエやダンスは高い人気があります。
バレエやダンスを通して体力や筋力、リズム感、バランスなどを鍛えるためにもおすすめです。

実際、3歳児を受け入れてくれる教室・スクールは数多く存在します。
自宅からの距離や教室・スクールの規模、雰囲気などをよく確認しながら子供にあう場所を見つけてください。

3歳児の習い事はスポーツも検討してみましょう

3歳から習い事を始めるのはおすすめです。
習い事にはスポーツ系や文化系、勉強系などさまざまな種類があります。
選択肢が豊富にあるので、子供と相性の良い習い事が見つかりやすいです。

習い事教室・スクールのなかには、体験教室を開いている場所も多く存在します。
まずは、体験教室から挑戦させて子供と習い事との相性を観察するのが大切です。

また、3歳児なら身体を動かすスポーツ系の習い事もおすすめです。
身体を動かしながらさまざまな人と関わりを持つことで、子供の能力・才能・経験値をどんどん伸ばしてあげてください。

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