女の子におすすめの習い事をランキング形式でご紹介|女の子が習い事をすることへの注意点も解説
「娘になにか習い事をさせたい」このように考える親御さんは多くいます。
習い事はピアノやバレエ、水泳など種類が豊富です。
どのような習い事をさせようか悩みますよね。
具体的にやりたいことがある!という場合もあれば、漠然と「なにか習い事を」と考えることもあるでしょう。
実は習い事選びには、女の子ならではのポイントがあります。
そこで今回は、女の子におすすめな習い事を5つご紹介します。
習い事の人気ランキングや選ぶ際の注意点にも触れますので、参考にしてみてください。
目次
小学生の女の子習い事ランキングを公開
小学生の女の子には、ピアノやバレエ、水泳などの習い事が人気です。
下記では、学研総合教育研究所が発表したデータをもとに、小学生の女の子習い事ランキングを公開します。
順位 |
習い事 |
1位 |
水泳 |
2位 |
音楽教室 |
3位 |
塾 |
4位 |
英会話 |
5位 |
通信教育 |
6位 |
書道 |
7位 |
そろばん |
8位 |
ダンス |
9位 |
体操 |
10位 |
バレエ |
参考:学研総合教育研究所
習い事ランキング1位に輝いたのは、性別関係なく人気がある水泳です。
水泳は筋力アップだけでなく、心肺機能や免疫力の向上にも効果的と言われています。
「幼い頃から通わせたい」と考える親御さんも多いです。
次ぐ2位は、歌や楽器などを含めた音楽教室です。
中でもピアノは、教養によいと高い人気を誇っています。
ピアノは指先を使うため、脳の発達にもよいです。
3位〜7位は、学習系の習い事が占めています。
とくに小学校高学年になると、塾や英会話、通信教育に通う子供が増える印象です。
どの習い事も、馴染み深いものばかりでしょう。
娘さんと話をしながら、相性のよい習い事を選んでください。
関連記事:【2023年最新】小学生がしているおすすめ習い事ランキング15選|子どもに人気の習い事を一覧で紹介!
女の子に習い事をさせるメリット
女の子に習い事をさせるメリットは、下記の通りです。
- 明るい子に育つ
- 体が強くなる
- 交友関係が広がる
著者が実際に感じた魅力も交え、詳しく解説します。
明るい子に育つ
女の子の習い事には、明るい子に育つというメリットがあります。
特にスポーツを習わせると、体を動かすことで日々のストレスを発散でき、表情が明るくなります。
また習い事でスキルが身につくと、自信がつき自己肯定感が高まります。
さらにスポーツは上達がわかりやすく、自然に前向きな姿になるでしょう。
習い事を通して、いきいきとした生活を送れるようになります。
ただしスポーツには、向き不向きがあります。
娘の意見を尊重し、楽しめる習い事を選びましょう。
体が強くなる
女の子にスポーツ系の習い事をさせると、体が強くなるというメリットもあります。
中でも全身運動である水泳は、効率的に筋力アップが期待できるのでおすすめです。
筋力がつくと、同時に免疫力の向上にも繋がります。
その結果、風邪を引きにくい体になるのです。
また怪我のリスク低下、という安全面にも期待できるでしょう。
特に幼い時期にスポーツを始めれば、スキルの上達もはやいです。
メンタル面も成長するので、心身ともに強くなれるでしょう。
関連記事:【小学生向け】子供にオススメのスポーツ系習い事|人気の習い事は?ランキングでご紹介
交友関係が広がる
女の子に習い事をさせるメリットには、交友関係が広がるという点も挙げられます。
習い事へ通うのは、同じクラスや学校の友人だけとは限りません。
さまざまな子供が集まることで、自然と交友関係が広がっていくでしょう。
交友関係が広がれば、新しい価値観に触れられ社会性も身につきます。
場合によっては親同士の付き合いも含め、親しい友人の輪が生まれるでしょう。
「友達と一緒だから頑張れる」と、やる気やモチベーションにも繋がります。
女の子に習い事をさせるデメリット
女の子に習い事をさせるデメリットは、費用が比較的高いことです。
中でもバレエは高額と有名で、月謝相場は週1回のレッスンで7,000円~1万円程度になっています。
さらに音楽教室やダンス、バレエなどは月謝以外の出費も大きいです。
例えば自宅で練習するための楽器や発表会の衣装、遠征費がかかる場合があります。
ピアノは10万〜30万円程度、バレエの発表会では1回につき5万〜10万円かかるケースもあります。
毎月の月謝や定期的に発生する費用は、家計の負担にならない範囲におさめましょう。
家族でしっかり話し合うことが大切です。
女の子の習い事の選び方について
女の子の習い事を選ぶときは、「本人が環境に馴染めるか」という点がとても重要です。
一般的に、女の子は男の子よりも繊細な子が多くいます。
せっかくはじめた習い事なのに、子供のストレスになっては本末転倒です。
子供は好奇心旺盛なので、「これやりたい!」と希望することもあるでしょう。
そんなときは「本当に興味があるのか?」「続けられそうな内容か?」をしっかりと話し合い、見極めることが大切です。
そしてときに「やりたい」よりも「環境が合うか?」を優先すべき場合もあります。
習い事を選ぶときは、できるだけ体験レッスンを受講しましょう。
体験レッスンは受講内容だけでなく、クラスや先生の雰囲気も見られる貴重な機会です。
「入ってみたけど楽しくない」という結果をうまないよう、注意しましょう。
参考:子供の習い事、親子のストレスになってませんか?対処法紹介します。
女の子ならではの習い事での注意点
習い事をするときには、女の子ならではの注意点があります。
- 送迎は責任をもって親がする
- 褒めてあげる
- 怪我に気をつける
とくに送迎は、子供の安全のために重要なポイントです。
親がしっかり責任をもちましょう。
送迎は責任をもって親がする
女の子に習い事をさせるとき、送迎は基本的に親がしましょう。
幼い場合は送迎が必須ですが、小学生になると「もう1人でいける」と思いがちです。
しかし遠方でなくとも、道中にはさまざまな危険があります。
とくに帰宅時は、不審者や交通事故に遭うリスクが高まります。
習い事によっては帰宅時間が遅くなる場合もあるので、注意しましょう。
どうしても親御さんが送迎できないときは、信頼できる知り合いにお願いしてください。
もちろん同じ習い事をしている友人の、親御さんでも問題ありません。
お願いするときは、必ず感謝の気持ちを伝えましょう。
褒めてあげる
女の子に限らずですが、子供に習い事をさせるときは褒めてあげることが大切です。
例え好きではじめた習い事でも、ときに挫折を経験します。
とくにピアノやバレエなどは難しいので、完全に挫折してしまわないよう、褒めてモチベーション管理をしましょう。
1番やってはいけないのは、他人と比べることです。
「すごいね」「頑張ってるね」など子供の気分が上がるような声かけを意識しましょう。
著者も過去にピアノの習い事を経験しています。
ピアノは自宅での練習が必須ですが、気分が上がらず「やりたくない」ときもありました。
親御さんがそばでサポートすることで、子供のモチベーションに繋がります。
参考:効果すごい?子供を伸ばす褒め方4選|褒め方のコツや良い褒め方の例
怪我に気をつける
女の子に習い事をさせるとき、注意したいのは怪我に気をつけることです。
スポーツの習い事もさまざまですが、なかには少々激しいものも存在します。
スポーツをする上で怪我を負うことはありますが、顔への怪我は注意してあげましょう。
幼いうちは気にならなくても、跡が残るようなら今後が心配です。
とても気にすると思いますので、気をつけましょう。
スポーツの習い事の中でも、水泳は怪我のリスクが比較的小さいのでおすすめです。
効率的に体を強くでき、人生で役立つ「泳ぐ」というスキルも身につきます。
女の子に人気でおすすめしたい習い事
世の中にある習い事は、多種多様です。
とくに女の子に人気でおすすめしたい習い事をご紹介します。
- ピアノ
- バレエ
- ダンス
- 水泳
- 英会話
もちろん娘さんの「やってみたい」という気持ちを、尊重することも大切です。
詳しく解説しますので、参考にしてみてください。
ピアノ
女の子に人気が高いピアノは、技術面以外でも多くのメリットを得られる習い事です。
もちろん「ピアノを弾ける」「楽譜を読める」というスキルも身につきます。
しかしそれ以上に、ピアノを習うことで「感性」や「主体性」を育てられるのです。
ピアノは日々の練習を積み重ねて、はじめてスラスラと弾けるようになります。
この経験が、今後の物事に取り組む真摯な態度に繋がります。
またピアノには、感性を磨くという魅力もあります。
さらに指先や頭脳を使うことから、ピアノは脳機能の発達にもよいです。
「曲を弾けるようになる」「発表会で演奏する」などの、成功体験も得られるでしょう。
バレエ
バレエはしなやかな動きが印象的で、女の子に人気がある習い事です。
バレエでは音楽性や表現力を育むだけでなく、筋力や美しい姿勢も身につけられます。
バレエはインナーマッスルに多い「赤筋」を鍛えられる習い事です。
赤筋は長持間の収縮が可能で、バレエのような運動に適しています。
赤筋がつくことで体が強くなり、姿勢がよくなります。
また子供にバレエを習わせるなら、先生との相性を重視しましょう。
先生との相性はモチベーションにも繋がりますので、事前に体験レッスンや見学を通して教室を選びましょう。
ダンス
さまざまな種類があるダンスも、女の子に人気の高い習い事です。
ヒップホップやジャズ、フラダンスなど幅広いジャンルがあります。
ダンスは体を激しく動かすので、ストレス発散に効果的です。
さらに筋力の向上、リズム感覚も身につきます。ダンスはグループレッスンが多いため、さまざまな学校・年齢の子供たちとの付き合いが増えます。
そのため協調性が養われ、コミュニケーション能力の向上が期待できるのです。
最近ではK-POPの人気が高く、専門のコースを設けているダンススタジオも多く存在します。
ダンスは幅広い年代で人気があるので、長く続けられる習い事と言えるでしょう。
関連記事:子供にダンスの習い事がおすすめな理由を解説|小学生・中学生・高校生に人気でおすすめのダンススクールを紹介
水泳
水中運動である水泳は、女の子にも人気がありおすすめです。
水中スポーツのため免疫力や筋力、心肺機能の向上が期待できます。
また水泳は水中で行うため、幼児期からはじめても身体に負担がかかりにくいスポーツです。
中には階級制度を設けた、スイミングスクールも多数存在します。
進級というステップを踏むことで、やる気や達成感を味わえるのです。
子供のモチベーションが高まれば、自主性や社会性が育つでしょう。
水泳は幼児期にはじめると、精神系の成長によい影響を与えます。
はじめるのは、5歳までがおすすめですが、遅くても問題ありません。
ぜひ検討してみてください。
関連記事:【1番人気】子供が水泳を始めるメリット5つを紹介!脳発達にも効果抜群って本当?
英会話
女の子に人気な習い事の1つに、英会話があります。
近年のグローバル化の進展で、国も小学校からの英語教育を重要視しています。
そして小学校の英語学習において、「小学校外国語活動実施状況調査(H24)」では下記のようなアンケート結果が発表されました。
- 小学生の7割が「英語が好き」「英語の授業が好き」と回答
- 中学生の8割が「小学校の英語の授業(簡単な英会話)が役に立った」と回答
※文部科学省:「小学校外国語活動実施状況調査(H24)」
小学生の英語学習は、今後の意欲向上にも繋がります。
また英会話を通して、コミュニケーション能力の向上も期待できるのです。
英会話のスキルは今後ますます必要になるので、気になる人はぜひチェックしましょう。
関連記事:【子供英会話】幼児~小学生にオススメ!英会話教室5選|教室の選び方も確認
女の子の習い事はいつからさせればいい?
女の子の習い事を決めたとき、「いつからさせればいい?」と疑問に思う親御さんは多いです。
習い事をしている子供は、近年増加しています。
3歳〜小学生の子供を持つ親御さんを対象にした調査では、「習い事をしている」と回答した人が63.4%にも昇りました。
そして習い事をはじめた時期は、約半数が「小学校入学前」と回答しました。
またスポーツ系の習い事では、特に「小学校入学前」から始める子どもが多い傾向にあります。
著者は水泳とピアノを、4歳から習っていました。
はやいところでは、3歳または幼稚園から受け入れてくれます。
年齢にあった指導を受けられるので、子供に無理をさせない範囲で検討してみてはいかがでしょうか。
関連記事:保存版!子供の習い事はいつからがいい?
女の子向けの珍しい習い事は?
女の子向けの、珍しい習い事もおすすめです。
気になる人はチェックしてみてください。
習い事 |
特徴 |
フィギュアスケート |
国内外で人気、月謝相場が20,000〜40,000円と高額 |
チアダンス |
近年教室が増加傾向にある |
茶道 |
所作を理解できる小学生以降がおすすめ |
フィギュアスケートは国内だけでなく、国外でも人気が高い習い事です。
珍しいイメージがありますが、フィギュアスケート教室は全国に展開しています。
バランス感覚や表現力を身につけられるスポーツです。
ただし月謝相場が比較的高い、というデメリットがあります。
チアダンス教室は近年増加傾向にあり、人気も高まっています。
キッズチアダンスの費用相場は4,000円〜8,000円程度が一般的で、比較的通いやすいでしょう。
茶道では相手を敬う心や、おもてなしの精神を育めます。
何歳からはじめるべきという決まりはないですが、所作を理解できる小学生以降がおすすめです。
まとめ-女の子の習い事は慎重に選びましょう!
女の子の習い事は、注意点を踏まえ慎重に選びましょう。
通う際には「親がサポートできるか?」「通い続けられるか?」を重視し、無理のない範囲で通わせるのがおすすめです。
女の子の習い事には、それぞれに魅力的なメリットが多数あります。
本人の気持ちを尊重しながら、習い事を決めましょう。
習い事で得た経験やスキルは、今後の人生にもよい影響を与えます。
そして、著者も習い事に通わせてくれた両親に、感謝しています。
家族と話し合い、素敵な習い事をはじめましょう。