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【思春期あるある】反抗期の女子の特徴を解説|反抗期のひどい娘への父親・母親の接し方と注意すべきこと。思春期との違いは?

子育てをしている親御さんの多くが、思春期を迎えた子供に対する悩みを抱えています。
親子の関係性はうまくいっていたはずなのに、小学生や中学生頃になると「口をきいてくれない」「無視をする」などの思春期特有の言動に悩まされるのです。

しかし、思春期はいつか終わりがきます。自身や子供を責めず、思春期を乗り越えましょう。
当記事では思春期の子供を育てた筆者が、思春期の子供(特に女の子)の特徴や親の接し方、注意点について解説します。

思春期と反抗期の違いは?

小学校高学年頃から訪れる思春期ですが、反抗期と混同されがちです。
しかし、思春期と反抗期には違いがあります。

思春期は、身体が成長によって変化する小学校高学年頃からはじまります。
一般的に第二次性徴と同時期にみられ、ホルモンにも影響すると言われているのです。
成長すると、身体とこころのギャップに悩むことがストレスとなります。
その結果、親へイライラをぶつけてしまうのです。

また反抗期は、思春期で生まれる価値観やこころの成長、またストレスによって、反抗的な態度として表れます。
とくに、家族に対して暴力的・反抗的になるのです。

どちらの態度も、親にとっては心配だったり気に入らなかったりするでしょう。
しかし、思春期や反抗期を経験して、子供は成長していきます。
過度に落ち込んだり、叱りつけたりしないように見守ることが大切です。

男子と女子の反抗期の特徴

男子と女子、性別によって反抗期の特徴は異なります。
ただし、反抗期には個人差も大きく影響するので、参考程度に理解しておきましょう。

  • 男子の特徴
  • 女子の特徴

下記では、一般的な性別による反抗期の違いについて解説します。

男子の特徴

男子の反抗期の特徴は、暴力的になったり、コミュニケーションの遮断がみられます。

特徴

具体例

暴力的言動

親や周囲に対して、攻撃的な発言や暴力を振るうなど

ものにあたる

気に入らないことがあると、壁やドア、モノを破損するなど

挨拶しない

口数が少なくなり、挨拶をしなくなる

ひきこもる

自室に閉じこもる

コミュニケーションを拒む

親との接触・コミュニケーションを拒む、逃げる

男子は、成長とともに身体が大きくなります。
背や身体が親を超えると、「親には勝てない」という考えから「親にも負けない」という心理が働くのです。

また、男性ホルモンの働きにより、イライラすることが増えます。
すると、モノに当たって破損・破壊してしまうこともあるのです。

さらに、思春期は家族よりも友人同士の関係を重視する傾向があります。
これにより、親が疎ましくなってしまうのです。同時に、友人と比較し劣等感を感じたり、ストレスを抱えると引きこもりや不登校の原因にもなります。

女子の特徴

女子の特徴は、男子と比べると攻撃性は少ないでしょう。
ただし個人差はあります。

言葉遣いが「男口調になる」「言葉遣いが悪くなる」といった、言動が目立つこともあるからです。

特徴

具体例

無視してくる

話しかけても無視、全く相手にしてくれない

反抗してくる

口答えや反抗的な態度

ひきこもる

自室から出てこない

コミュニケーションを拒む

父親への嫌悪感、親とのコミュニケーションを嫌がる

母親に暴言を吐く

「ババア」と呼ぶ、部屋に入るなと怒鳴るなど

女子も男子同様、身体やこころが成長するにつれて、反抗してくるようになります。
話しかけても無視したり、自室がある場合はひきこもったりすることも多いです。

親とのコミュニケーションを拒み、とくに父親への嫌悪感を示すことあるでしょう。
また、母親への暴言も目立ちます。筆者も思春期の頃には、暴言はなくとも態度で拒絶し母親を困らせたものです。

さらに、女子は思春期に友人と間での悩みを持ちやすく、ストレスを抱えてしまします。
また、容姿も気になる年頃なので、場合によっては化粧や染髪などを行うでしょう。

年代別反抗期の特徴

一般的に、反抗期は小学校高学年から訪れ、年代別反抗期の特徴がみられます。
なぜなら、性別に関係なく成長とともにホルモンの影響を受けるので、さまざまなストレスを抱えやすくなるからです。

  • 小学生・中学生の女の子
  • 高校生・大学生の女の子

上記の年代別に分けて、反抗期の特徴を解説します。

小学生・中学生の女の子

小学校高学年になると、女の子には形成発育という成長がみえるようになります。
大人への成長段階として、身体が丸みを帯びたり、女性らしい体つきになるのです。
すると、身体とこころにバラつきが生じ、混乱することでストレスを感じるようになります。

また、自己肯定感が育まれる反面、他者との違いや能力差に悩んで自尊感情が低下します。
このように、反抗期は劣等感を持ちやすくなる時期でもあるのです。
参考:文部科学省

劣等感をはじめとするイライラが、親への無視や口ごたえという態度に表れます。
挨拶を含めた口数が少なくなるのも、この時期でしょう。

また、小中学生の時期はひきこもりや不登校の割合も増加傾向にあります。
子供を追い詰めず、寛大な心で受け止めてあげましょう。

高校生・大学生の女の子

高校生・大学生女子の反抗期の背景には、大人社会への直前準備時期という点が挙げられます。
高校生は、その後の進路や将来の問題が大きくのしかかる時期です。
15〜18歳の約9割が悩みを抱え、そのうちの約7割が進路や将来について悩んでいます。

とくに、大学生になると将来への不安は大きくなります。
進路や就職に対するプレッシャーも感じるようになるのです。
参考:「株式会社マクロミル・認定NPO法人カタリバ協働調査 2018年思春期の実態把握調査」

悩みやストレスによる反抗的な態度が、より顕著になります。

自室にこもって出てこない、親とのコミュニケーションを拒むなどが一般的です。
また、高校生・大学生になると身体は成人と変わらず、比例するように態度も大きくなります。

しかし、悩みから逃げていてはいけません。
思春期には人間としての在り方や生き方を踏まえ、自らの個性や適性を伸ばしながら、生き方について主体的な選択と進路の決定を目指せるようにサポートしましょう。
参考:文部科学省

反抗期がひどい娘への父親・母親の接し方と注意すべきこと

娘の反抗的な態度に、悩む親御さんは多いです。
しかし、反抗期がひどい娘への父親・母親の接し方と注意すべきことを把握しなければいけません。

  • 干渉しすぎない
  • 落ち着いている時に話しかける
  • 子供扱いしすぎない
  • 娘を他人と比べない
  • しつこく怒らない

上記をしっかり守りましょう。
下記ではそれぞれ詳しく解説します。

干渉しすぎない

反抗期がひどい娘には、干渉しすぎないようにしましょう。
干渉しすぎると、反抗期の娘には火に油です。
娘は余計に親を疎ましく思い、自分の殻にこもってしまいます。

「勉強しているのか?」「遊び過ぎじゃないか」や「悩みがあるのか?」など、娘を心配な気持ちはわかりますが、反抗期の娘は素直に甘えることができません。
干渉しすぎず、娘が話してくれるのを待ちましょう。

反抗期は成長の過程のひとつです。
過度な心配や干渉は逆効果なので、背景として支える姿勢を示してください。

落ち着いている時に話しかける

反抗期がひどい娘には、落ち着いている時に話しかけましょう。
悩みやイライラを抱えているなど気分が悪いときに親に話しかけられると、なんとなく反抗的な態度が出てしまいます。

夕飯後や寝る前など、娘がリラックスしている時に話しかけるのがおすすめです。
気分が落ち着いていると、親の話も素直に聞きやすくなります。
普段話さないようなことも、口を開いてくれるかもしれません。

その際には娘が当たり障りのない話をしても、無理にさまざまな話題を聞き出さないようにしましょう。
あくまでも、娘の話をただ聞くという姿勢が大切です。

子供扱いしすぎない

反抗期がひどい娘を、子供扱いしすぎてはいけません。
「まだ子供だよ!」と思うかも知れませんが、反抗期は大人への成長の過程です。
その気持ちを無下にしてしまうと、娘の気持ちはさらに離れてしまいます。

自立心が育つことは、とても良いことです。
ある程度、娘の判断や行動を理解して受け止めてあげましょう。
もちろん、その際には「困ったことがあればいつでも頼りなさい」という姿勢を示してあげると良いですよ。

娘を他人と比べない

反抗期の娘への接し方で、一番してはいけないことは娘を誰かと比べることです。
反抗期の娘は、周囲との格差に悩んでいるかもしれません。
決して娘を他人と比べないようにしましょう。

「あの子はもっと勉強してるぞ」「あの子は反抗期なんかない」このように声をかけていませんか?
娘が余計に傷つくだけなので、絶対にやめてください。

他人と自分を比べ、一番悩んでいるのは娘です。
親はあくまでも後ろで見守り、ときに優しく導いてあげるという立場を意識しましょう。

しつこく怒らない

娘の反抗的な態度に、親御さんも悩んだりイライラすることもあるでしょう。
しかし、娘をしつこく怒ってはいけません。
親をさらに疎ましく思うだけなので、逆効果です。

もちろん、何度言っても改善されない態度に怒ってしまうことがあると思います。
それでも、怒ったところで反抗期の問題は解決しません。
かえって親子喧嘩の激化を生む可能性もあります。

とっさに「そんなに嫌なら出ていけ!」「こんな娘はいらない!」などの言葉が出てしまえば大変です。
娘の心の傷は癒せません。落ち着いた対応を心がけましょう。

女の子が反抗期になる原因は?

女の子が反抗期になる原因は、女性ホルモンが大きく関係しています。
女の子は小学校6年生時点で、約60%が初潮を迎えます。
中学生ではほぼすべての女の子が初潮を経験し、体つきも大人へ近づき成長していくのです。
参考:ベネッセ教育総合研究所

女性らしくなるに加え、身体も大きくなります。
すると、「もう自分は子供ではない」と反抗的な態度が出るのです。
また反対に、変化する身体とこころのアンバランスに対し、戸惑いやストレスを抱えるようになります。

他にも、周囲からの評価を気にしはじめるのが思春期頃です。
成績に限らず、容姿や友人関係も重視するようになります。
親よりも友人関係を優先することで、なんとなく「親がうざい」と感じるようになるのです。

反抗期はいつから始まっていつまでに終わる?

反抗期はいつから始まりいつ終わるのか?気になることがあるでしょう。
子供の反抗期は「第一次反抗期」と「第二次反抗期」の2回あると言われています。

前者は2歳半、後者は12歳頃です。
そもそも反抗期という言葉は大人側の呼び名であり、子供側から考えると「自我伸長期」と言います。
第一次は子供の自我が芽生え、自身の欲求に正直な言動が増えることで、親から「聞き分けが悪い」と思われてしまうのです。
参考:反抗期の子どもの心の理解と対応 – 楡の会

また、第二次は子供から大人への成長がはじまる時期と言えます。
子供は「自分探し」を行いますが、親が働いている・頑張っている姿を見る機会はあまりありません。
そのため、子供は「自分探し」に苦戦し、抱えたストレスを反抗的な態度で示してしまうのです。

反抗期女子のあるある

反抗期女子のあるあるを理解することで、今後の接し方の参考になるでしょう。
下記は一部ですが、ぜひ知っておいてください。

反抗期あるある

具体例

父親を嫌う

父親と出掛けたがらない、一緒に洗濯されるのを嫌がる

口ごたえをする

注意をすると「今やろうと思ったし」などと言う

お風呂に一緒に入らなくなる

ある日突然、嫌がるようになる

「父親を嫌う」のは、反抗期女子あるあるの代表的な例です。
父親と出掛けたくない、洗濯物を一緒にされるのを嫌がるなど、父親からするとショックだと思います。

そもそも思春期の女の子は、自分と同じ型の遺伝子レベルのニオイを生理的に嫌うというヨーロッパの研究結果があります。
また、容姿や異性を気にする思春期女子は、だらしない父親を疎ましく思うかも知れません。

口ごたえをしたりお風呂に一緒に入らなくなるのも、コミュニケーションを拒む思春期にみられます。

娘が反抗期がない。反抗期のないことは恐ろしい?

反抗期の娘に悩む親御さんがいる一方で、「娘に反抗期がない。反抗期のないことは恐ろしい?」と不安視する人もいます。

明治生命と株式会社きんざいが行った共同調査では、女子の反抗期が中学生37.4%と最も多く、次いで高校生が17.3%という結果が出ています。しかし、反抗期がなかったと答えた女子は35.6%もいました。参考:「親子の関係についての意識と実態に関する調査」

このように、反抗期がないのは珍しくありません。
ただし、反抗期がないように見えるだけで、子供が親の前だけでおとなしい可能性もあります。

子供の様子を普段から観察し、寄り添ってあげられるように気を配りましょう。

娘が反抗期でも親はストレスを溜め込まない

当記事でご紹介したように、娘の思春期・反抗期はホルモンや大人への成長過程によって起こる仕方のないことです。
一時的なものと割り切り、娘が反抗期でも親はストレスを溜め込まないようにしましょう。

筆者の友人の母親は、娘の反抗期でストレスを溜め込みすぎて円形脱毛症に悩まされていました。
もちろん数年で反抗期は過ぎ、現在では良好な親子関係を築いています。

反抗期は誰もコントロールできません。
やってはいけない接し方に気をつけ、可能な限りストレスを溜めずに過ごしてください。

関連記事:子育てストレス発散法8選!手軽に気分転換する方法と自分時間の作り方を解説

まとめ-反抗期の女子の特徴を理解して正しい対応をしましょう!   

反抗期の女の子は、さまざまな悩みをもっています。
反抗期女子の特徴を理解し、正しい対応をしましょう。

間違っても干渉しすぎたり、叱りすぎてはいけません。
子供なりにさまざまな葛藤や悩みと戦っています。
道を外れそうな場合はしっかりと叱り、その他は寛容な心で見守ってあげてください。

思春期を乗り越え、良好な親子関係に戻れるよう応援しています!

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