【高学年】小学校5年生6年生の心の成長や発達段階の事情3選
こんにちは。琵琶湖の自然体験施設BSCウォータースポーツセンターの小学生キャンプディレクターのたつやです。
子どもは、日常生活を送る中でたくさんの経験をしながら成長していきます。
そんな子どもの成長には、個人差はあれど共通する各発達段階ごとの特徴が存在します。
しかし子どもの成長に驚き、時にその変化や子どもとの関係性に対して、悩みを抱える親御さんも少なくありません。
それでも、親御さん自身が各発達段階ごとの特徴や課題を深く理解することによって、その時々にあった対応・サポートが可能となります。子どもの成長のために、発達段階に対する正確な知識や情報を集めることが重要です。
今回の記事では、小学生5年生6年生(高学年)の心の成長や発達段階の事情3選などについて詳しくご紹介します。子育て中の方や子どもに関する有益な情報を集めたい方も、是非参考にして下さい。
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小学校5年生6年生の発達段階の特徴-反抗期?
小学校5年生6年生は、個人差はあるが心身ともに少しずつ子どもから大人へと成長していく時期です。
小学校高学年は思春期を迎えようとする時期でもあり、さまざまな変化がみられます。
小学校高学年の子供は、小学校低~中学年時と比較すると、自立心が芽生え始めて判断力や思考力、考える力といった能力も身につくようになります。
参考:子供の自立のために必要なこととは?NGな行動・心がけたいポイントを紹介!
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自身を客観的に捉えるようになっていく中で、正義感が強くなり善悪の区別ができるようになることで、時にトラブルが生じてしまうケースもあるようです。
また、小学校5年生6年生は交友関係の広がりもあって、親より友人との交流を重要とする傾向があります。
そこで、小学校5年生6年生時において親御さんが一番気にかかるのが、子どもの「反抗期」の存在です。
お子さんが言うことを聞かずに悩む親御さんもいますが、先にも書いた通り、小学校5年生6年生は思春期を迎えようとする時期です。
反抗期であることを理解し、気持ちに寄り添ってあげることが重要となります。
関連記事:子供が言うことを聞かない理由3選|正しい叱り方と対処法
続いては、発達段階の特徴について男女別に解説します。
男の子
小学校低~中学年時と比較すると、「男性」としての意識が強くなります。
さらに、身体が大きくなる・声変わりが始まるといった身体的な変化も生まれ、大人へと近づいていきます。
参考:男の子の育て方のコツ|女の子との違いなど特徴やポイント
女の子
「女性」としての意識が、今までと比較すると強くなります。
また個人差はありますが、小学校5年生6年生の場合、男の子よりも女の子の方が発育が早い傾向にあるようです。
さらに、対人関係では友人間で自然とグループが生まれるようになり、集団間でのトラブルが起こるようになります。
関連記事:反抗期の女子の特徴を解説|反抗期のひどい娘への父親・母親の接し方と注意すべきこと
小学校5年生6年生に期待する心の成長
小学校5年生6年生時の子どもに対し、期待する「心の成長」について以下3つの事柄を解説します。
- 人の言うことを聞くようになる
- 自主的に学習に向き合う
- 計画的な行動をする
人の言うことを聞くようになる
小学校5年生6年生は、思春期を迎えようとする時期です。
小学校低~中学年時と比べて、反抗的な態度や言動を取るようになり、両親や先生に対し反発することもあります。
自我意識の芽生えもある中で、子どもが自分自身や他者への理解・思いやりを学び成長することで、素直に人の話しを聞く耳を持つようになることも期待できます。
親御さんは、現状から目を背けたり本人任せにするのではなく、現在の状況をしっかり受け止め、子どもの気持ちを理解しようとすることが重要です。
自主的に学習に向き合う
小学校5年生6年生になると、学校の勉強も少しずつ難しくなっていき、急につまずいてしまう子どももいます。
さらに小学校5年生6年生時からは「家庭・英語」の授業が開始となります。
参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%AD%A6%E5%B9%B4
学習面での心配がある中、子どもの判断力や思考力、自主性が育ち成長することによって、自ら考えて学習へと向き合っていくことが期待できます。
この時、親御さんは他の子と比較したり過干渉になったりしないよう心掛けましょう。
計画的な行動をする
小学校5年生6年生になると、考える力や判断力が育ち成長します。
勉強やその他物事に関して、自分自身で計画を立てて実行することが期待されます。
先にも書いた通り、小学校5年生6年生になると学校の勉強が少しずつ難しくなり、理解できずにつまづく子どもも出てくる現状があります。
このような状況の中で、子ども自身が「計画的な行動ができるようになる」のは大変重要な成長です。
関連記事:子供にお手伝い表のお小遣い制度はどう?報酬制のお手伝いの種類や効果を解説
まとめ
今回は、小学生5年生6年生(高学年)の心の成長や、発達段階の事情3選などについてご紹介しました。
近年、スマートフォンやゲーム機などを使用する子どもが増えています。
インターネットを利用している時間が多く、今の子ども達は友達との外遊びや自然の中での遊び・体験活動などの機会が減少しています。
「スマホ依存」や「ゲーム依存」といった懸念もある中、お子さんにさまざまな体験をさせたいと考える親御さんも多いはずです。
一方で、身近に外遊びができる場所がなかったり、自然体験活動が行われている教室がないといった戸惑いの声も上がっています。
そんな時、是非おすすめしたいのがBSCウォータースポーツセンターでのアクティビティ体験です。
BSCウォータースポーツセンターには、ウォータースポーツ中心の「子どもキャンプ」やスクールなど多くのプログラムを企画・実施しています。
非日常での体験や自然体験のプログラムがあり、人間関係に悩む子や自己肯定感の低い子どもの心の成長の良いきっかけになります。
BSCウォータースポーツセンターのプログラムの中で、さまざまな体験・挑戦をし乗り越えることで、自然体験活動への関心度が増すきっかけにも繋がるはずです。