子供の成長目安・成長過程のカレンダーまとめ|年齢別の子供の成長をおさらい

「子供の成長が今どの過程にあるのか?」という成長過程を把握しておくことは、親が子供を教育するにあたって大事な目安となります。

子供の成長過程に合わせて特性や課題を把握しておきましょう。

また、その時期に身につけておきたいことを学ぶことで、親も子供へ適切な接し方ができます。
子供は必ず段階を踏んで成長していくものです。
成長目安を知っておくことで、これからの子育てに役立てていきましょう。

子供の成長目安・成長過程カレンダー

エリクソンという心理学者が、8つに分けた子供の発達段階を目安として発表しています。
成長目安として教育の現場で使われているものです。
しかし、今回はもう少し分かりやすく、日本の厚生労働省が公表している分け方で解説していきましょう。

  1. 乳幼児期:0~5歳
  2. 学童期(小学校):6~12歳
  3. 青年前期(中学高校):13~17歳
  4. 青年後期(大学生):18~22歳

この4つの過程から「この時期はどんな成長があるのか」「この時期に身につけておきたい素養は何なのか」という2つを解説していきます。

乳幼児期(0〜5歳)

小学校入学前までの時期は幼児期とされています。
2~3歳で一度反抗期が来て自我が育っていき、4歳ごろには自己統制もできるようになります。

また、この時期には喃語(なんご)→単語→文章といったように、言語でコミュニュケーションが取れるようになる大切な時期です。
子供が伝えたいことを親が言葉にして返していくことで、子供の言語の発達に関わってきます。

幼稚園入学時の子どもの言語能力は、小学校時代の成績を予測する最も良い指標の一つであることがいくつかの研究から示されています。つまり、言葉の発達がはやく幼稚園入学の時に言語能力が高かった子どもは小学校での成績が高かった

引用:PRESIDENT WOMAN

そして言語能力を発揮しながら、この乳幼児期に身につけたい素養は「基本的な生活習慣」と「自己肯定感」を獲得することです。
特に自己肯定感は親に愛されることで形成されます。
親からのスキンシップを何よりも大切にしてみてください。

人への信頼感を育むことで、「自分からやってみよう」という自信に繋がるのでしょう。
そのため、幼児期は意欲が湧くよう身につけることが大切になります。

学童期(6〜12歳)

小学校在学中を学童期としています。

学童期は会話で学校の友達とコミュニュケーションを取っていく中で、周りの人への関心も高まる時期です。
小学校の在学中に言語能力もかなり発達していきます。

また、体力や運動能力も身に付けていく大事な時期です。

スポーツではゴールデンエイジと言われる時期で、スポーツの技能が伸びやすい時期とも言われています。

引用:cocoiro

そして学童期には、集団行動による「役割」や「責任」などの素養を身に付けたいところです。
学校の中で自分ができることを探していくことが成長に繋がります。

しかし、学校の中だけでの行動だと、同学年との関わりが中心で劣等感も生まれやすくなります。
そのため、外の世界で色んな年齢の友達と関わることも大切です。

さらには自然にも興味が湧いて来る時期なので、五感を刺激するのもいいでしょう。
これらの学童期の成長・発達課題を踏まえると、サマーキャンプやスポーツを通しての集団行動がおすすめです。

インターネットが普及した現代では、実際の人や物、自然に触れる機会が少なくなっています。学童期は、自然への関心が高まる時期であり、間接的だけでなく本物に触れることが大切です。

引用:cocoiro

BSCウォータースポーツセンターでは、琵琶湖でヨットやカヤックなどのスクールを展開しています。
その日に初めて会った子達と自然を通して様々な経験ができ、学童期の発達過程には最適です。

学校とは違う集団行動を通して「責任感」を育んだり、自然と触れ合う貴重な機会になります。

青年前期(13〜17歳)

青年前期を13~17歳としています。

「思春期」とも言われ、性的な関心も高まり男女の違いを意識する時期です。
また、この青年前期には親から活動も精神的にも離脱が始まります
友達との関係が深まるようになる頃です。

様々な葛藤(かつとう)の中で、自らの生き方を模索しはじめる時期である。また、大人との関係よりも、友人関係に自らへの強い意味を見いだす。

引用:文部科学省

この時期に身に付けたい素養は「人間関係の形成」です。
親と離れて学校や個人での付き合いを大切にしていきます。
その準備段階として、学童期まではたくさんの友達と交わりを意識しましょう。

青年後期(18〜22歳)

青年後期は18~22歳までの大学生の時期を指します。
この時期には活動する範囲が大幅に広がるのが特徴です。
社会とのふれあいの中で「自分はこういう人間である」と、役割や位置づけをしてしていきます。

“自分は自分”という「アイデンティティーを確立する」ことが、この時期に身につけるべき素養です。
しかし、これらは環境や精神状態でも左右されてしまいます。

一方で、アイデンティティーが確立できないと、「自分は何なのだろう」「何のために生きているのだろう」と悩みつづけることになります。

引用:こどもまなびラボ

そのため、子供が青年期で自立していたとしても、親は定期的に相談に乗ったり精神的にサポートしていくことが大切です。
自己のアイデンティティーが確立されれば「自分は社会で何ができるのか」を考えられる大人へと成長できます。

 

子供の成長は早い!楽しみ?悲しい?リアルな体験談

子供の成長はあっという間という言葉をよく聞きます。
実際に、青年前期(中学生)にはほとんど自分で行動できるまでに成長するはずです。

その中で、親も楽しみや寂しさ・悲しみなど色んな経験をしていきます。

この春、子供が大学進学のため、我が家を巣立っていきました。子供がいないがらんとした部屋で、今頃どうしているかな、ちゃんと食べているかな、などといろいろ考えては、淋しくなります。子供は子供なりに新しい環境で頑張っている、私も子離れしなければと思っています。

引用:発言小町

私自身の経験も踏まえて言えることは、子育てってすごく楽しいということなんです。その面白さは、『未知のことがたくさん起こる』ということに尽きると思っています。だからこそ驚きに満ち溢れているし、人が想像を超えて成長していく姿を間近で見られるということは得難いことだと思っています。

引用:きのこらぼ

子育てを経験する中で、他の親もみな複雑な感情を覚えていると知ると、少し気が楽になるでしょう。
子供と向き合える時間を大切にし、子供が早く成長してしまうことを必要以上に悲しまずに前向きでいることが大切です。

また、自分の子供がどの成長過程にいるのかを意識しましょう。
成長の段階を踏んでステップアップしていけば、親も余裕を持って子育てがしやすいでしょう。

キャンプや集団生活の経験が子供の成長におすすめ

どの成長段階においても、集団行動の経験が大きく影響します。
子供は、集団の中で責任感や自分の役割を意識していきます。

しかし、学童期(小学校)の間は学校中で閉鎖的な人間関係になりがちです。
そこで、学校とは違う友達とのふれあいが子供の成長に役立ちます。

小学生にとって、初めてお家を離れてのお泊まりは冒険そのものです。
いつも一緒にいる友達じゃない、初めて出会う子供たちと遊ぶのも冒険。

引用:BSCウォータースポーツセンター

またその経験は、中学や高校など新しい環境になったときに、上手に集団で人間関係を作ることにも役立つはずです。
たった数日間でも、子供にとっては大きな成長になります。

さらに、子供が成長することで「子育てロス」を感じる親は多いです。
小さい頃から子供と離れる機会を設けることで、親も同時に成長できる機会になるでしょう。

まとめ

子供の成長目安・成長過程を知っておくことで、年齢に合わせた教育ができます。
じっくりと子供の成長に向き合うことで、親も成長していけることでしょう。

また、小学校の時期から学校以外の集団行動を経験するのは、子供の成長過程にとって重要です。

現代はネット社会になり、自然と触れ合ったり直接人と関わる機会が少なくなっています。
夏休みなど機会を利用して、子供だけでサマーキャンプなどに参加させてみるのもおすすめです。