子供が言うことを聞かない理由3選|正しい叱り方と対処法

子供が言うことを聞かない理由と対処方法について解説します。

実は、何でも大人の言うことを聞く子供はいません
なぜなら子供の「言うことを聞かない」という行動は、成長に必要な過程のひとつだからです。
そのため、幼少期から大人の言うことをしっかり聞いて、1度も反抗したことがないという子供の方が心配です。

そして子供が成長する過程の中で「なぜ言うことを聞かないのか」の理由も変化していきます。
そのため、叱り方にも年齢に合わせた対処法が必要になってきます。

『どうして言うことを聞いてくれないの!?』と感情的になってしまうこともありますが、まずは「子供が言うことを聞かない原因は何か」を冷静に考えてみましょう。

今回は子供が言うことを聞かない理由と年齢に合わせた対処方法を解説するので、親御さんはぜひ最後まで読んでみてください。

【年齢別】子供が言うことを聞かない理由

子供が言うことを聞かない行動を取るのには、明確な理由があります
その理由を具体的に自分の言葉で説明できる子供は、ほぼいないに等しいでしょう。

ここでは子供が言うことを聞かない理由を、自意識がある3歳~高校生までに分けて説明します。

3歳~6歳

1歳半~3歳頃に初めて反抗期を迎えます
いわゆるイヤイヤ期であり、これは第一次反抗期と呼ばれます。
第一次反抗期では「自分の人格を認めてほしい・自分も1人の人間だ」という自己主張から言うことを聞かない行動を取ります。

第一次反抗期の自己主張を認めてあげることで自己肯定感が養われ、次の成長へと繋がる土台ができてくるため、身近にいる大人(両親)が受け止めてあげることが必要です。

4歳~6歳の子供は、人と接する機会が増えてくる年齢です。
子供なりのストレスもあり、自分の気持ちをコントロールできない日も出てきます。
これは他人に対する理解度が高まっている証拠です。
【参考:親の言うことを聞かないのはナゼ?聞き分けのない子どもへの間違った声かけ5パターン

小学生

6歳~小学校中学年頃は中間反抗期と呼ばれます。
いわゆる小4の壁とも呼ばれ、集団生活の中で自分の役割や人との関係性について悩みやすく、他者意識の発達が著しい時期です。

そのため嫉妬やネガティブな感情が芽生えやすく、人の悪口を言ったり無視をする様子も見られます。
対人関係に悩みやすい時期ですが、親離れし友達の影響を受けて成長している証拠でもあります。

自分の気持ちをうまく言葉にできないため、子供自身も自分の気持ちの変化についていけていない状態です。
【参考:子どもの反抗的な態度にイライラしてる!?【”中間反抗期”の時期・特徴・対処法】

中学生

中学生頃に見られるのは思春期と呼ばれる第二次反抗期です。
急激な体の成長と心のギャップ、上下関係、生活環境の変化にストレスを抱えたり、不安や怒りなどさまざまな感情が交じり合うとてもデリケートな時期です。

難しい時期と思われがちですが、反抗期とは喜ばしい成長の過程です。反抗期がきたということは、順調に成長している証拠でもあります。
反抗期とは親にとっても子離れの機会であるため、一緒に成長する気持ちで見守っていくことが大切です。
【参考:【反抗期とは?】中学生の反抗期と向き合う時に知っておきたいこと

高校生

高校生の言うことを聞かない行動は、中学生からの反抗期の延長でもあります。
アルバイトを始めたり、さらに厳しい上下関係が続いたり恋人ができたりと、まだまだ心と体の成長が続いています。

実は中学生頃の反抗期から「子供に干渉せず、あえて距離を取る」ことで早く反抗期を終えたという経験談もあります。
子供によって反抗期がいつまでなのか、どんな対処法が有効なのかはさまざまですが、1つの参考にしてみると良いでしょう。
【参考:母親やめたい・・・苦悩する「反抗期の実態」。乗り越えた親が語る向き合い方【パパママの本音調査】

 

子供が言うことを聞かないとき、イライラして疲れたときはどうする?

子供が言うことを聞かないとイライラしたり感情がむき出しになりがちです。
怒鳴ってしまったり手が出てしまった経験があるかもしれません。
イライラした時と疲れた時の対処法を1つずつ紹介します。

イライラしたときの対処法

6秒間カウントダウンする

アンガーマネジメントと呼ばれ「怒りの衝動は6秒で収まる」と言われています。
可能であればこの6秒間はその場を離れると効果的です。

 

疲れたときの対処法

1人の時間を作る

毎日、一緒にいる家族なので離れる時間を作ることも大切です。
離れる時間を作り、お互いの存在が当たり前ではないことを再認識することも時には必要です。

【参考:「もう一人になりたい・・・!」子育て中に疲れたママはどうすれば?育児疲れの原因やイライラを解消すコツ

母親(ママ)の言うことだけ聞かない理由はなぜ?

母親の言うことだけ聞かない理由は、子供の後片付けを母親がやってしまうことが原因です。
理由はいくつかありますが、子供の身の回りを全てを母親がやってしまうと”なめられるお母さん”になってしまいます。
【参考:もしかしてなめられてる!?「母のいうことを聞かない」子どもたちへの対処法とは#ママが知りたい子どもの教育

もう1つの原因は、父親が子供の前で母親の愚痴をこぼすことです。
母親が叱っている時に父親が口を出したり子供をかばったりすることで、子供は家族間での人間序列を理解してしまいます。

対処法
  • 叱る時、話す時、聞く時など常に子供の目線に合わせる
  • オモチャで遊んだ後は子供自身に片付けさせる
  • 母親が叱っている時に父親は口を出さない
  • パートナーと教育方針について話し合う

【参考:父親の言うことしか聞かない子供、母親の言うことしか聞かない子供。

子供が言うことを聞かない場合の正しい叱り方

子供が言うことを聞かないことに理由があるように、子供への叱り方にも年齢に応じた対応が必要です。
ここでは、正しい叱り方をご紹介します。

3~6歳

子供を叱るときには、なぜやってはいけないのかという理由を説明するようにしましょう。
「○○すると怪我して病院に行かないといけないよ」など命の危険がある場合には、真剣に伝えましょう。

叱ると褒めるには似たような効果があるため、1年前の子供と比較して「○○が出来るようになったの?すごいね」と褒めてあげることもポイントです。
【参考:子供の「上手な叱り方」とやってはいけない「ダメな叱り方」とは?プロが伝授する年齢別、叱り方のコツ

小学生

中間反抗期である小学生への叱り方としては、まずは子供が安心して話せる環境作りが必要です。
親は聞き手に徹しながら、子供の気持ちを引き出してあげましょう。

この年齢の子供に対しては、頭ごなしに叱るのではなく、思いを認めてあげながらアドバイスするように話します。

そこで、話を聞いた上で叱るように心がけたり、叱るときの声のトーンを低くしてみるなど、メリハリを入れて「親がなぜ怒るのか」を考えさせるようにしましょう。
【参考:【小学生】言っても聞かない・・・「親の叱り方」で気をつけたい6つのこと

中学生

思春期に突入する中学生への叱り方は、命令や指示をするのではなく、1人の大人として伝えることが重要です。
親の言うことに従わせたり、親の言うことが正しいと思わせるような考えは捨てて下さい。

例えば「勉強しなさい!」から「勉強してる?」などと言い方にも注意しましょう。
ただし、必要な時には一喝することも大切です。
【参考:【中学生への叱り方】「叱っても効果がない」と感じている保護者は、どうしたらいい?

高校生

高校生の子供を叱る時は、あれもこれも言わず、1つのことを簡潔に話す方が伝わります。
日頃から必要以上に干渉せず、怒るラインを決めておくといいでしょう。

やみくもに叱らないことや、叱った際には最後に希望を持てるようなフォローを入れてあげると効果的です。
何度も同じことを繰り返すようであれば、あえてそれ以上は何も言わないという手段もあります。
【参考:勉強をしない高校生にしてはいけない4つの接し方

まとめ

子供が言うことを聞かない行動を取るのには理由があります。
そして”なぜ言うことを聞かないのか”という理由は、成長と共に変化しています。

しかし親も人間なので、言うことを聞かない子供に疲れることだってあります。
そんな時は子供と離れる時間を作ることも大切です。

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子供は、親元を離れて自然と触れ合う1泊2日を体験できるので、両親に対する感謝の気持ちや自立心が芽生えるいい機会になるでしょう。