小学生での留学が増えている|主な留学方法や費用などを紹介します!
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小学生の留学が昨今増えています。
子どもの自立を促すという目的から、留学を経験させる親御さんも多いようです。
しかし、子どもの留学にさまざまな疑問や不安を抱えている親御さんも多いでしょう。
この記事では、小学生の留学について解説します。
主な留学先や費用、留学のメリットなどについて詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
昨今増えている小学生の留学とは
小学生の留学とは、その名の通り小学校のころから海外に留学することです。
小学生の留学にはいくつかの種類があり、1年間程度の長期にわたるものから、夏休みや春休み、冬休みといった長期休暇を利用するものなどがあります。
小学生の海外留学が増えている
グローバル化や早期からの英語教育開始など、さまざまな要因から小学生の海外留学が増えています。
国際感覚を養う、実践的な英語力を早い内から身につけさせたいという強いニーズが増えていることが理由です。
より効率的な英語教育やグローバルな感覚を身につける方法として、留学が選ばれています。
子供の自立を促す手段として留学を選ぶ方も多い
海外留学において養われるものは、語学スキルだけではありません。
さまざまな国の子どもがいるため、多言語や多文化に触れる機会が多くなります。
多様性を意識して個を大事にしている環境で暮らすことで、自立心が自然と芽生えると考えられており、留学を検討する保護者が多いのです。
しかし、留学先では幼児であっても、生活に関すること、例えば歯磨きや着替え、起床といった基本的なことは教えてもらえません。
また、低学年から受け入れている学校は少ないので、その点は理解しておきましょう。
参考:子供の自立のために必要なこととは?NGな行動・心がけたいポイントを紹介!
まずは、サマースクールなどで1人でできる経験を積むことも大切
長期留学に臨む前にサマースクールなどを利用して、あらかじめ英語や団体生活になじむ、1人でできるといった成功体験を積むといいでしょう。
これらの経験をして、留学に興味が生まれた場合に海外留学するといった流れもあります。
また自立心を養うことが目的なら、必ずしも海外留学である必要はありません。
国内でも同様の経験を積むことは可能です。
国により文化や考え方が異なることなどを親子ともに理解しておく必要がある
国によって考え方や文化などは異なります。
日本での常識が留学先で通じないことも多いため、親子で習慣や文化が違うことを理解しておきましょう。
お互いの文化を認めあうことや現地の習慣にあわせることも重要です。
小学生の留学のメリット
小学生での留学は、一般的に自立心を養うことにつながります。
また、小学生の内に留学に行くことで、海外への興味が深まり今後の長期留学のきっかけや準備に役立つこともメリットでしょう。
自立心が芽生える
留学した場合、親元を離れて生活します。
そのため、今まで親が行ってくれていた起床や就寝といった時間の管理、荷物の管理などを自分で行うことになり、自立心が芽生えやすくなります。
国際交流体験ができる
海外留学することで、さまざまな人種の子どもたちと交流が持てます。
異なる文化や言語の子どもたちと交流することで自然と多様性を認められるようになり、視野が広くなるといったメリットがあるのです。
英語(海外)に興味を持つきっかけになる
実際に海外で生活することにより、自然と英語に触れられます。
コミュニケーションを取るためには英語が求められるため、もっと話せるようになりたいといった気持ちが芽生えやすいのです。
小学生の留学で気になるポイント
小学生の留学で気になることは、以下のポイントではないでしょうか。
- 留学期間
- 英語力
- 単独留学がいいか、親子一緒がいいか
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
留学期間
留学には短期と長期があります。
状況や希望によってもどちらがいいのかは異なりますが、はじめての留学が長期だと不安やホームシックなどが心配になるケースが多いです。
そのため、はじめての場合は短期留学のほうがおすすめです。
英語力
英語力がなければ留学できないと思っている保護者も多いでしょうが、英語に自信がなくても留学は可能です。
大切なことは、伝えたいという意思です。
また、ジェスチャーや表情などで伝えられるケースもあります。
関連記事:小学生の英語教育のメリット・デメリットは?2020年最新の小学生の英語授業の内容と目的を踏まえて解説
単独留学がいいか、親子一緒がいいか
1人で留学させることが不安な場合には、親子留学という方法もいいでしょう。
一般的な留学プログラムでは、1人で参加しても基本的には問題がないプログラムも多いので、自分たちの目的にあわせて選びましょう。
親子一緒に留学する方法は、後ほど詳しく解説します。
海外留学先を選ぶときの注意点
海外留学を検討する場合、どのように留学先を選べばいいのでしょうか。
海外留学先を選ぶ際の注意点は大きくわけて3つあります。
それぞれの注意点について詳しく紹介します。
留学の目的ははっきりとしているか?
はじめに留学の目的をはっきりさせましょう。
目的は人それぞれで、例えば「英語を学びたい」「外国人の友達を作りたい」などがあります。
子ども本人に留学の意思があるかどうか、目的があるかどうかを明確にします。
子どもが留学に乗り気ではなかったり不安があったりすると、留学しても楽しめませんし、あまり意味がなくなってしまうからです。
治安や生活環境は整っているか?
子どもを安心して送り出すためには、治安や生活環境が整っているかどうかも重要です。
留学先では何かあっても保護者がすぐに駆け付けられないため、治安をしっかりとチェックしてできるだけ治安の良い場所を選びましょう。
生活環境が違いすぎると子どもがストレスを感じやすくなるため、日本と生活のクオリティが似ているところを選ぶこともポイントです。
費用面は問題ないか?
費用の確認も欠かせません。
費用は、留学する国によって大きく異なります。
先進国と発展途上国では物価が違うため、授業料などに大きな差が出てきます。
また、日本から遠ければ遠いほど、旅費が多くかかります。
費用に余裕がないと子どもが現地で体験できることが少なくなるため、予算にあわせて場所を選ぶといいでしょう。
小学生の海外留学受入れをしている主な国
小学生の海外留学を受入れている国はさまざまです。
しかし、国によって受入れ年齢や新学期の開始月などに違いがあるため、あらかじめ確認しておきましょう。
主な留学先としては、以下の国が挙げられます。
スイス
イギリス
マレーシア
フィリピン
ニュージーランド
オーストラリア
ハワイ
アメリカ
カナダ
主な留学方法と費用の目安
留学方法はいくつかのパターンにわけられます。
ここでは、主な留学方法と費用の目安について紹介します。
子ども単独での留学と親子一緒で行く方法がある
子ども単独での留学と親子で一緒に行く方法があります。
親子一緒に行く場合にはパターンがあり、
- 子どもの留学に保護者として付いていく
- 保護者の留学に子どもを同伴させる
- 親子留学体験プログラムを利用する
の3つです。
- 年間およそ400~1,000万円程度
関連記事:親子留学先の失敗しない選び方は?おすすめの国6選を紹介
ホームステイ型と全寮制型がある
ホームステイ型は海外の一般家庭で生活する方法です。
ホストファミリーは厳正な審査を経て選ばれるため、子どもを安心して預けられます。
全寮制型は寄宿型の学校に通う方法です。
24時間仲間たちと過ごすため、コミュニケーション能力や自立心、忍耐力などを育みやすくなっています。
- ホームステイ型:年間300万~400万円
- 全寮制型:年間400万~1,000万円程度
短期語学留学か、長期語学留学か
語学留学ではホームステイ、または学生寮で生活しながら語学学校に通います。
短期語学留学は、1週間程度から参加できるものもあるため長期休暇を利用して参加しやすいことが特徴です。
長期語学留学は1年以上に及ぶため、語学力が習熟しやすいでしょう。
- 1週間で5万~9万円程度
長期休みを利用して、サマースクールに参加
サマースクールとは、夏休みなどの長期休暇を利用して行われる短期の研修プログラムです。
学生寮に滞在しながら語学学校に通いますが、勉強だけではなくさまざまなアクティビティを体験できます。
そのため、語学留学よりもハードルが低く、英語に自信がなくても参加しやすいでしょう。
- 2週間で30~80万円程度
国内でもサマースクールは開催されている
サマースクールは国内でも開催されています。海外に比べて治安面でも安心度が高いことが特徴です。
また、費用についても海外でのサマースクールより安価なため、費用面での不安がある場合にもいいでしょう。
親元を離れて生活しながら、さまざまなアクティビティを体験できます。
子ども自身が楽しみながら自立心を養うという目的なら、国内でも可能です。
関連:サマースクールとは?サマースクールの費用や幼児・小学生へ教育効果を解説
留学する前に考えておきたいこと
子供の内から海外に留学することは、語学面はもちろん社会性や自己肯定に結びつくことで、子供本人にとってもご家族にとっても大変意義深いものでしょう。
ホームシックで留学失敗は意外と起こり得る
ただ、いきなり親元を離れて海外で留学生活をするのは、少しハードルが高いですよね。
小学生の海外グループツアーや、中学生のた短期留学の大きな壁は、日本語が通用しないことや、文化・習慣の違いなどよりも、家族と離れたことによるホームシックと言われています。
これまで、家を離れてのお泊まりを、お泊まり保育や学校の遠足、修学旅行しか経験していないと、大学生でも留学中にホームシックになる場合もあります。
家族や普段の友達がいない場所を経験することの意味
小さい頃から、学校以外の友達と出会える場所やイベントに参加することは、留学中のホームシックのリスクを減らすことができるでしょう。
子供が「家族や友達がいなくても全然寂しくなかった!」ということを自らの体験により発見することが大事なのです。
家族と離れて、初めて会った友達と生活を共にすることで、たくましく成長でき、いざ海外留学や、グループツアーなどに挑戦するときも、積極的に楽しみ、学ぶことができることでしょう。
留学する前の土台作りに、まずは子供だけのアウトドアキャンプなどに参加してみることをオススメします。
関連記事:キャンプ参加をきっかけに海外留学した話
小学生の留学については、留学エージェントに相談をおすすめします
個人で留学をしようと思うと留学先の選択、滞在するホテルなどの予約など、海外留学についての知識がなければ正直かなり難しいと言わざるを得ません。
留学する場合、その形式を問わず「留学エージェント」と呼ばれる専門の会社に、相談することがほとんどですので、有名どころの2社を紹介しておきます。
参加無料の相談会・説明会も全国で開催しているので、一度足を運んでみると留学の現実も見えてくるかもしれません。
まとめ
語学力を高めたり、自立心や国際感覚を養ったりという目的で、小学生の海外留学が増えています。
しかし、自立心を育む目的なら、まずは国内で開催されているサマースクールに参加するのも良い方法です。
BSCウォータースポーツセンターでは、日本国内では珍しいカヤック、ヨット、SUPなどのウォータースポーツをメインのアクティビティとした小学生向けキャンプを開催しています。
また、国際交流と自然体験を一緒に体験できます。一度、参加してみてはいかがでしょうか。