男の子の育て方のコツ|女の子との違いなど特徴やポイント

男の子の子育てにおいて、特に母親の場合は性別の違いから行動を理解しにくいことが少なくなく、時には育てにくさを感じることもあるのではないでしょうか?

男の子と女の子ではまったく異なる特徴があるため、子育てのポイントも変わってきます。
また、成長に伴って、どの程度の距離間をとるべきかという難しさも出てきます。
こちらでは男の子ならではの特徴をもとに、育て方のポイントや成長段階ごとの接し方などを紹介していきます。

男の子の育て方のカギ

男の子の育て方のポイントの前に、まずは男の子の特徴を知っておきましょう。
男の子ならではの個性を尊重してあげることで、男の子によくある行動を理解しやすくなります。

男の子は好奇心が旺盛で、活発に動きまわるタイプが多く、一方で人の話を聞かないなどマイペースな一面もあります
男の子と女の子では脳の働きの傾向に違いがあることがその要因です。

男の子の特徴

子育てをするうえで知っておくべき、男の子の特徴を確認していきましょう。

  • 活発でじっとしていられない
  • 好奇心が旺盛で、冒険心や探求心が育まれやすい
  • 競争を好む
  • 集中力が高く、ひとつのことしか見えなくなりやすい
  • マイペースで人の話を聞かない

男の子と女の子の違い

男性と女性の脳のスペックには性差はありませんが、脳の使い方には違いがあります。

男の子 女の子
特徴 空間認知優先型の脳が多い コミュニケーション優先型の脳が多い
モノの見方 遠くに視線が行きやすく、全体を俯瞰して見る 近くに神経が行きやすく、洞察力に優れる
得意領域 ・空間の距離をつかむ
・物の構造を認識する
・物事を論理的に考える
・人の表情や空気を読む
・周囲と協調してコミュニケーションをとる

男の子は空間認知優先型の脳が多いことから、遠くに視線が行きやすく、全体を俯瞰して見るのが特徴。
空間の距離をつかむことや物の構造を認識すること、あるいは物事を論理的に考えることが得意です。

一方で、女の子はコミュニケーション優先型の脳が多く、近くに神経が行きやすく、洞察力にも優れています。
人の表情や空気を読んで、周囲と協調してコミュニケーションをとることを得意としています。

こうした違いから子供時代を比較すると、男の子はやりたいことを貫くタイプが多いのに対して、女の子は大人の顔色を見て怒られそうになったらやめるタイプが多いです。
また、男の子は公園全体を使って活発に遊ぶ子供が多く、女の子は狭い範囲であまり動かずにお絵描きやごっこ遊びを楽しむことが多いという傾向が見られます。

男の子の育て方のポイント

男の子の特徴を踏まえると、次の点が育て方のポイントとなります。

  • 叱りすぎない・褒める
  • 過干渉にならないように見守る
  • 甘えさせる
  • 競争心を刺激する
  • プライドを傷つけない

男の子を叱るときには端的に叱り、叱りすぎないことがポイント。

𠮟りすぎると自己肯定感が損なわれることがあり、よく褒めることで自己肯定感を育むことができます。
また、過干渉になってしまうと、指示がなければ動けない人間になってしまいがちです。

また、幼少期に甘えられた経験も自己肯定感の形成につながり、将来の自立を促します。
男の子は反発することもあるので競争心を刺激する、プライドを傷つける言葉を避けることも育てていくうえで大切です。

叱りすぎない・褒める

長時間にわたって感情的に怒るのは、「何に対して怒られたか」ということよりも恐怖心自体が残りやすいため、男の子・女の子を問わずよいことではありません。

特に男の子の場合は、自己肯定感を傷つけ好奇心や積極性が損なわれないように、叱りすぎずに見守る姿勢を持つことが大切です。
男の子を叱るときにはまわりくどい言い方をしても伝わりにくいため、「○○をしたらダメだよね」といったように、
端的に具体的に叱ることを心がけましょう。

また、男の子は単純な面もあるので、反対によく褒めることによって自己肯定感が育まれます。
「今日は○○をして偉かったね!」といった形で、
具体的に何を褒めているのかわかりやすく伝えるようにしましょう。

過干渉にならないように見守る

男の子は活発に動いたり、戦いごっこが好きだったりするため、親からは危険な行動にも見えてしまい、すぐに静止したくなるかもしれません。
もちろん、事故につながる危険な行為はやめさせるべきですが、ちょっとしたケガや失敗を通じて学べることもあります。
また、親が指示を出すことに依存させてしまうと、指示がなければ動けない指示待ち型の人間になってしまうかもしれません。

そのため、何でも先回りをして「やめなさい」と声をかけるなど干渉しすぎるのではなく、見守ることも大切です。

甘えさせる

子供は本来、早く自立したいと考えるものですが、自立するには自己肯定感を養うことが必要です。
幼少期に親に甘えたり、わがままを受け入れてもらったりしたことによる安心感が、人を思いやる心や自己肯定感を育み、他人とも信頼関係を築いて自立する力となります

反対にまだ甘えたい時期に、「いつまでも甘えるんじゃない!」と突き放す行為をすると、受け入れてもらえなくなるという恐怖心から、自立をしようとしなくなります。
また、幼少期に甘えた経験がないと人に対して要求が目立つようになり、自立心は育ちません。

「男の子を甘えさせて大丈夫?」と思うかもしれませんが、甘えさせるべき時期もあるのです。
スキンシップをするなど、子供との時間をとるようにしましょう。

競争心を刺激する

女の子は親が手本を見せることで、マネをしてマナーや集団でのルールなどが身についていきます。
これに対して男の子を育てるときには、
親が手本を見せてもわざと反対のことをするという難しさがあります。
男の子は口出しをされることや命令されることを嫌う傾向があるためです。

そこで、男の子の子育てでは、競争心を刺激してやるべきことをやるように仕向けていくのが向いています。
たとえば、「片付けをしなさい」と叱るのではなく、「どっちが早く片付けられるか競争しよう」と声をかけてみましょう。

プライドを傷つけない

男の子の子育てでは、叱るときにプライドを傷つけないことも大切です。
男の子は人にどう見られているかを意識する傾向が強くあるため、人前できつく叱るとプライドを傷つけられたと感じやすいです。
また、「ヘタクソ!」「グズ」といった自尊心を傷つけるような言葉を投げつけてしまうと、心が折れてしまいやすい傾向もあります。

たとえば、スーパーで走り回るのはよくないことですが、その場で怒鳴りつけるのは禁物。
走るのをやめさせて人気のない場所に移動した後で、「スーパーは走ってよい場所ではないよね?」と子供と目を合わせて伝えます。

男の子の成長と接し方

男の子を育てていく過程では、成長段階ごとに接し方のポイントもあります。
そこで、次の3つの段階に分けて紹介していきます。

  • 幼児期
  • 小学生
  • 中学生

幼児期の男の子は言葉で上手く伝えられないことがあるため、親がフォローしてあげるべき時期。

小学生になると、中間反抗期やギャングエイジといわれる時期を迎えて、育てにくさを感じることもあるかもしれませんが、愛情を持って接するのが基本という点は同じです。

また、中学生になって思春期や反抗期を迎えた時期には、適度な距離感を持つことが望ましいです。

幼児期の男の子の育て方

幼児期の男の子は女の子よりも言葉の発育が遅い傾向があり、思っていることを伝えられないことがあります。
口では上手く伝えられないことから、体を使って伝えようとして暴力につながってしまうこともあるため、何をしたいと思っているのか、時には親が聞いてあげることが大切です。

また、幼児期はしっかりと甘えさせてあげるべき時期でもあります。
自立心が芽生えてきて「自分でやる」といいだしたものの、上手くいかずに泣き出すこともあります。
何かにチャレンジして失敗したときには、恐怖心や不安感が残らないように、「頑張ったね」といった寄り添う言葉をかけてあげましょう。

小学生の男の子の育て方

小学生の低学年は自分でやってみたい気持ちがあるものの、子供自身も不安な気持ちを抱えている時期ですので、見守っていることを伝えつつ、チャレンジをさせてあげるべきです。

また、2~3年生頃に第一次反抗期と第二次反抗期の間の中間反抗期を迎えることがあり、男の子の場合は汚い言葉を使うようになる、暴言を吐くといった行動が見られます。
自我が育ってきているため、自分でやりたい、自分の思うようにしたい、あるいは
自分のことを認めて欲しいといった感情が芽生えてくることが主な原因です。
まずは子供の話を聞いて認めることは認めたうえで、子供の考えが間違っている点はしっかりと伝えるようにしましょう。

小学生中学年はギャングエイジと呼ばれる年頃で、仲間同士でスリルを求めるあまり、火遊びや万引きなどの問題行動に発展してしまうことがしばしばあります。
また、中学年や高学年では、ゲームの貸し借りといったトラブルも起きやすいです。
中学年や高学年になっても、スキンシップをとるなど愛情を持って接するなど、子供としっかりと関わることが問題行動の防止につながります。
ゲームなど高額なものは、ある程度は親が管理するようにしましょう。

中学生の男の子の育て方

小学校高学年から中学生は思春期や反抗期を迎えている時期です。
男の子の場合は物に当たったり、壁や机を叩いいたり、母親などに暴言を吐くといった暴力的な言動が目立つことがあります。

こうした言動をとる背景にあるのは、第二次成長期の急激な身体の成長に心の成長が追いついていかないことが大きな要因です。
自分自身が子供なのか大人なのかわからないうえに、親が都合に合わせて子供扱いをするときも大人扱いをするときもあることに理不尽さを感じることもあります。
また、中学生になると、先輩・後輩の上下関係が厳しくなる風潮があり、ストレスを抱えやすいことも理由です。

中学生の男の子が反抗的な態度をとるからといって、親が暴力的な行動に出るのはNG。
干渉をしすぎたり、くどくどと説教をしたりするのもプラスの方向に向かいにくいです。

とはいえ、反対に放置されすぎても淋しさを感じやすいため、適度に言葉をかけて距離感を保つと、子供が精神的に落ち着いてきます。
直接コミュニケーションをとるのが難しい場合には、LINEやメールなどを活用するのもよいでしょう。

まとめ

男の子と女の子は異なる特徴を持ち、育て方も変わってます。
特に母親であれば「男の子は育てにくい」と感じることがあるかもしれませんが、愛情を持って接することが大切なことに違いはありません。
男の子の子育てでは、具体的なことを端的に伝えるように心がけましょう。

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