子供の体操教室ってどんな効果があるの?口コミとともに実態を紹介!0歳からでもいける?年齢別レッスン内容も解説
子供が成長してくると「体操教室に通うのがよい?」と考える親は少なくありません。
体操教室に通うと、精神面や身体的成長に大きなメリットがあります。
教室を検討した上で、子供が楽しみながらはじめられるサポートをしてあげましょう。
当記事では、子供の体操教室の効果や年齢別のレッスン内容について解説します。
後半ではおすすめの体操教室も紹介するので、参考にしてみてください。
目次
子供の体操教室にも種類があるの?
子供の体操教室には、いくつかの種類があります。
- 新体操
- 器械体操
- 体育教室
「体操」と言っても、さまざまな分野に分かれています。
下記で詳しく解説するので、参考にしてみてください。
新体操
新体操とは、リボンやボールなど計5種類の道具を使って、演技するスポーツです。
投げた道具を掴むことの他に、スピードや瞬発力、表現力が求められます。
新体操のメリットは、リズム感や柔軟性、平衡感覚などを培えるという点です。
一方、新体操のデメリットは費用が割高という点です。
ースによって異なりますが、選手コース以降は月謝だけで2万円を超えます。
気になる人は、家族で相談しておくのがよいでしょう。
器械体操
器械体操は、平均台や平行棒といった器械を使用して行うスポーツです。
男子は6種目、女子は4種目存在します。
器械体操のメリットは、身体が丈夫になる・集中力がつく点です。
小さい子供なら、運動によって寝付きがよくなるという魅力もあります。
ただし、器械体操は怪我につながるケースがあるので注意が必要です。
教室を選ぶ際は、年齢・レベルに合わせたレッスンを行っているか?に注目しましょう。
体育教室
体育教室は、主にマット運動や跳び箱、ストレッチなどを用いて基礎体力づくりに注力しています。
年齢が幼いころから参加可能で、レッスンによってはゲーム遊びなどがある点も特徴です。
グループレッスンの場合が多く、集団生活における協調性やコミュニケーション力も培われます。
挨拶や礼儀を指導してくれる教室もあるので、公式HPや体験レッスンで確認してみてください。
また体育教室は、費用が比較的安い点も魅力です。
週1回のレッスン相場は5,000円ほどなので、家計費の負担が軽くなるでしょう。
子供が体操教室に通うメリットは?
子供が体操教室に通うメリットは、主に下記の2つです。
- 身体機能の成長
- 精神面の成長
子供は日々、さまざまな刺激を受けて成長しています。
メリットを理解した上で、体操教室を検討してみてください。
身体機能の成長
子供が体操教室に通うメリットは、身体機能の成長が期待できる点です。
運動神経の基礎がつくられるだけでなく、バランス感覚や柔軟性、免疫力の向上も期待できます。
柔軟性がつけば怪我をしにくくなり、免疫力の向上によって風邪をひきにくくなるといったメリットが豊富です。
体操によって体幹が鍛えられ、姿勢がよくなると集中力も高まります。
幼少期における体力づくりは大切です。
楽しく体を動かせば、運動好きな子供に育つ可能性も高まるので、体操教室をおすすめします。
関連記事:子供の運動神経を良くするには?ゴールデンエイジ期と子供の神経発達について
精神面の成長
体操教室へ通うもう1つのメリットは、精神面の成長が期待できる点です。
体を動かすことは、ストレス解消につながります。
うまくストレス解消ができることで、徐々にメンタルも強くなるでしょう。
また体操教室は、多くがグループレッスンです。
そのため協調性やコミュニケーション能力が養われます。
教室によっては挨拶などにも力を入れており、礼儀正しさが身につく点も魅力でしょう。
そして、体操教室で得られる成功体験は、子供の自己肯定感を育てます。
幼少期の成功体験・自己肯定感は自信につながるため、将来の可能性も広がるでしょう。
【注意点】子供が体操教室に通うデメリットは?
子供が体操教室に通うデメリットは、主に下記4つが挙げられます。
- 身長が伸びなくなる可能性がある
- 怪我の心配
- 待ち時間がある
- 子供の遊ぶ時間が減る
低年齢の時期から、身体への負担が大きい練習を続けると、背が伸びにくくなる場合があります。
原因は、軟骨の損傷や激しい疲労によって、体全体に栄養が十分に行きわたらないことです。
また同じスポーツを続けることで、「使いすぎ症候群(スポーツ障害)」の懸念もあります。
使いすぎ症候群は慢性的になりやすいため、気を付けなければいけません。
幼少期のうちは、基本的な運動能力を身につけることを大切にしましょう。
待ち時間に関しては、グループレッスンかつ先生が1人のため、長く発生してしまいます。
跳び箱なら複数人が飛ぶ間、待たなくてはいけません。
入会前の体験レッスンで、「レッスン人数」や「レッスン時の流れ」を確認しておくと安心でしょう。
一方、子供の遊ぶ時間が減ってしまうというデメリットもあります。
今日買い物してたら4歳くらいの男の子がママに
「体操教室面白かったー!」
って言ってて、
その後小さい声で
「でも遊んでる方がもっと面白い……」
って子供の忖度を目の当たりにしてしまった— そめこ (@_someko_) October 23, 2021
楽しんでいればよいですが「行きたくない・行きたがらない」という場合は、親子でしっかり話し合いましょう。
習い事は、子供が楽しめているかを重視してあげてください。
子供の体操教室のレッスン内容は?
レッスン内容は年齢によって異なるので、事前に把握しておくとよいでしょう。
- 子供の体操教室は何歳から通い始めるのがおすすめ?
- 0〜2歳|乳児のレッスン内容
- 3〜6歳|幼児のレッスン内容
- 7歳〜|小学生のレッスン内容
レッスン内容を知り、体操教室に通い始めるタイミングを検討してみてください。
子供の体操教室は何歳から通い始めるのがおすすめ?
子供の体操教室に通うのは、基本的に0歳から可能です。
ただし0歳・1歳の場合は、教室によって通えない場合があります。
0歳から通える場合は、年齢別で行うレッスン内容が異なるので、事前に把握しておきましょう。
ただし体操教室に通い始める年齢は、3・4歳をおすすめします。
理由は、下記のとおりです。
- 先生の話を聞いて、内容が理解できる年齢であるから
- 乳児期と比べて、できる運動の幅が広がるから
下記では、年齢別のレッスン内容を紹介します。
子供の成長に合わせて、体操教室に「何歳から通わせるのか?」を検討してみてください。
0〜2歳|乳児のレッスン内容
0〜2歳までの乳児レッスン内容は、体を動かす・楽しむという点に重きを置いています。
ベビークラスがある場合は、主に親子で手遊びや体を動かすことに慣れるレッスンです。
一方で、歩行が可能になるとレッスン内容が変化します。
ジャンプや、音楽に合わせて体を動かす内容も含まれるでしょう。
乳児期のレッスンは、あくまでも基礎運動能力を育むものです。
集団生活を通して、協調性も培われます。
おむつをしていても問題ないですが、心配な場合は事前に相談しておくと安心です。
3〜6歳|幼児のレッスン内容
3〜6歳の幼児レッスンの目的は、乳児期と同様、基礎体力の強化です。
一方レッスン内容は、跳び箱やトランポリンなど、幅が広がります。
幼児期の体操教室は、レッスンを通して運動神経を育むという点も魅力です。
楽しく体を動かすことで、身体・精神面の著しい成長を期待できるでしょう。
また体操教室の中には、多種多様な運動を取り入れた「サーキットトレーニング」を実施しているところもあります。
物事に取り組む、積極性を培える点も嬉しいポイントです。
他者との関わりを持てる年齢なので、体操教室に通い始めるなら、この時期が最もおすすめと言えます。
7歳〜|小学生のレッスン内容
7歳以降の小学生になると、レッスン内容はさらに複雑かつ本格的になります。
マットや跳び箱、体操器具を用いるようになる点が特徴です。
小学生になると、運動能力も幼児期までと比べて高くなります。
高度な運動に取り組み、成功体験を積み重ねることで、自己肯定感につながるでしょう。
また小学生以降は、親と離れた状態でのレッスンが一般的です。
子供同士でのコミュニケーションに慣れることで、社会性が身につくというメリットもあります。
子供の体操教室のおすすめの選び方は?
子供の体操教室のおすすめの選び方は、下記3つのポイントが挙げられます。
- 費用で選ぶ
- レベル・レッスン内容で選ぶ
- 頻度・通いやすさで選ぶ
下記で詳しく解説するので、参考にしてみてください。
費用で選ぶ
子供の体操教室を選ぶ際は、費用が1つのポイントです。
各教室によって差がありますが、およそ「週1回で月5,000円〜8,000円」「週2回で月10,000円を超える」をイメージしておくとよいでしょう。
また体操教室の中には、進級テストを通過した子供が通う特別なコースを設置している場合もあります。
一般的に、このようなコース・クラスは費用が上がるため、事前に説明を受けておくと安心です。
レベル・レッスン内容で選ぶ
体操教室を選ぶ際には、レベル・レッスン内容をポイントにするのもよいでしょう。
年齢でクラス分けしている、または運動能力・レベルで所属クラスを決めているなど、体操教室によってさまざまです。
一方でレッスン内容は、マット運動や遊びを中心にしている、または鉄棒やバク転など本格的な要素を取り入れたものまで幅広く存在します。
親の目的も「身体を強くしたい」から、「大会レベルの高度なレッスンを求めている」などさまざまです。
家族の希望、また子供の性格や雰囲気に合わせて、好みの教室を選びましょう。
体験レッスンへ参加すれば、実際に現場を見て判断できます。
頻度・通いやすさで選ぶ
体操教室を選ぶ際は、頻度・通いやすさもポイントです。
基本的に、子供の送り迎えは親が行います。
子供への負担だけでなく、親がつらくならないか?という点も考慮しましょう。
また体操教室へ通う頻度は、週1回もしくは2回が一般的です。
距離が遠い、通う頻度が高いと、親子にとっても負担になります。
通い始めるなら、長く続けられるのが理想です。
無理のない範囲で、楽しく通える教室を選びましょう。
子供におすすめの体操教室3選
子供におすすめの体操教室を3つ紹介します。
- コナミスポーツクラブ キッズスクール運動塾
- カワイ体育教室
- ネイス体操教室
最寄りの教室との距離感、内容や費用を参考にしてみてください。
最終的には、家族で相談するのが大切です。
コナミスポーツクラブ キッズスクール運動塾
名前 | コナミスポーツクラブ キッズスクール「運動塾」 |
対象年齢 | 2歳6ヶ月〜(ベビークラス:歩行時〜) |
親子教室 | あり |
レッスン形式 | グループ |
頻度 | 週1回〜 |
費用 | 9,460円〜(ベビークラス:11,550円) |
対応エリア | 北海道 / 宮城 / 岩手 / 埼玉 / 千葉 / 東京 / 神奈川 /岐阜 / 愛知 / 三重 / 京都 / 大阪 / 兵庫 / 奈良 / 鳥取 / 島根 / 岡山 / 高知 / 福岡 / 長崎 / 熊本 / 沖縄 |
公式HP | https://www.konami.com/sportsclub/undojuku/ |
コナミスポーツクラブ キッズスクール「運動塾」では、運動能力の向上に効果的と言われる「コーディネーショントレーニング」を取り入れながら授業を進めています。
運動能力の基礎からつくれるので、将来の可能性につながるでしょう。
また年齢や体力、能力に応じた段階別な指導を行っている点も魅力です。
子供たちの発達に合わせることで、着実なステップアップを目指せます。
コナミスポーツクラブ キッズスクール「運動塾」は体験入学を実施しているので、気になる人は参加してみてください。
体験は、1回1,100円で参加可能です。
カワイ体育教室
名前 | カワイ体育教室 |
対象年齢 | 2歳〜小学生 |
親子教室 | あり |
レッスン形式 | グループ |
頻度 | 年40回 |
費用 | 要問合せ |
対応エリア | 北海道〜熊本 |
公式HP | https://www.kawai.jp/physical/ |
カワイ体育教室では、運動好きな気持ちを育むことを目標としています。
年齢が上がるにつれて、徐々に積極性や創造性を育てるという点も特徴です。
2歳〜小学生を対象に、年40回さまざまな授業が開催されています。
また小学生を対象としたチャレンジコースは、器械コースの入門的クラスです。
跳び箱やマット、鉄棒などを使用して、子供の頑張る力・やりきる力を育みます。
カワイ体操教室の費用は、要問合せです。
気になる人は問い合わせフォームから、「詳しい情報・授業料が知りたい」をチェックしてみてください。
ネイス体操教室
名前 | ネイス体操教室 |
対象年齢 | 年少〜小学校高学年(ベビークラス:6ヶ月〜) |
親子教室 | あり |
レッスン形式 | グループ |
頻度 | 週1回・2回 |
費用 | 7,590円〜13,464円 |
対応エリア | 千葉 / 埼玉 / 東京 / 神奈川 / 大阪 / 福岡 |
公式HP | https://ne-is.com/ |
ネイス体操教室では、オリジナルトランポリンを含む独自システムを導入しています。
また「一般社団法人日本バク転協会」から全教室認定を受けているので、安心・安全に練習できる環境です。
そして、ネイス体操教室では年3回の進級テストを導入しています。
それぞれの体操コースは年齢ではなく、運動能力に合わせた5つのクラスです。
はじめは体操に慣れるところから、丁寧な指導を受けられます。
ネイス体操教室では無料体験会を実施しているので、気になる人はチェックしてみてください。
子供の体操教室は体験からがおすすめ!
子供が体操教室へ通うと得られるメリットは多岐にわたります。
身体・精神的に好影響を与えるため、気になる人はぜひ検討してみてください。
体操教室は、子供が楽しく通えそうか?家族に負担がかからないか?を重視して選びましょう。
しかし実際に、子供と教室との相性を見極めるのは簡単ではありません。
まずは体験に参加し、レッスン内容や雰囲気を見て判断するのがおすすめです。
紹介した体操教室は、どこも子供に寄り添った指導が魅力なので、参考にしてみてください。