【保存版】子供と遊ぶアイデア15選!室内やお出かけ、雨の日など子供が喜ぶ遊びを厳選
「子供とどう遊んでいいか分からない⋯」と悩む親御さんは意外とたくさんいます。
実際、子供の遊びに付き合うのは大変ですし、毎週休みの度にどう過ごそうか悩んでしまいますよね。
この記事では子供と遊ぶアイデアを紹介しています。
雨の日や家の中での遊びなど、親子でのおすすめの過ごし方を厳選しました。
目次
子供と一緒に遊ぶのは良いことだらけ
仕事が忙しくてなかなか子供と一緒に遊ぶ時間が取れない親御さんもいるでしょう。
しかし、子供と遊ぶと良い効果がたくさんあります。以下の2つを解説します。
- 親子の思い出になる
- 子供の教育に効果的である
親子の思い出になる
子供と一緒に遊べば、親子で共有できる良い思い出が作れます。
自分の幼少期を思い返すと、親と一緒に遊んだり出かけたりした記憶が浮かんでくるはずです。
そんな記憶を思い出すと幸せで温かい気持ちになるのではないでしょうか。
自分の子供にもそんな温かい思い出を作ってあげましょう。
思い出を作ることを意識すると、「時間やお金もないし…」と、難しく感じる方もいるでしょう。
しかし思い出とは言っても、週末ごとに遠出したり、頻繁にイベントに参加したりする必要はありません。
例えば、子供と近所の公園に遊びに行くだけでもいいです。
子供は遊びの天才ですから、特別な環境でなくても楽しめます。
子供の遊びを見守り、ときには一緒になって楽しみましょう。
親子で共有できる楽しい思い出は、親子間のコミュニケーションにプラスの影響を与えてくれます。
非認知能力の発達など子供の教育に効果的である
子供と一緒に遊ぶことは、教育面でも効果があります。
遊びだからといって侮ってはいけません。
遊びながらする多様な体験は、子供の脳に刺激を与えます。
特に、非認知能力の発達には、8歳~9歳頃までに親子で体験的な遊びをするのが欠かせません。
非認知能力とは、集中力・行動力・思いやりなどのテストの点数では測れない能力を指します。
非認知能力の高さと学力の高さは比例するという研究報告もあるため、遊ぶことは教育的にも重要です。
例えば、「ごっこ遊び」では想像力の発達が促されます。
関連記事:非認知能力とは何?注目されている非認知能力を簡単に解説
そして子供と遊ぶ際に親が最も意識するべきポイントは、子供の努力を褒めてあげることです。
なぜなら、褒めることで子供は愛されている実感が湧き、自己肯定感が養われていくからです。
自己肯定感が高まると、幸福感を感じやすくなり、自信をもって主体的に行動できるなど、多くのメリットがあります。
子供とおでかけできる屋外の遊び場
屋外での遊び場で子供の頃に浴びる日光は、骨の発達や生活リズムを作るために大切です。
天気がいい日の外遊びは、子供の体の発達にも大きく関わってきます。
①キャンプ
家族や親子でのキャンプは子供に大きな刺激となるでしょう。
キャンプでは子供がお手伝いする場面が多く出てきます。
例えば、食事の準備をしたりテントを建てたりすることで、小さい子供でも家族で協力することの大切さを知ることができます。
そうしたお手伝いを通して「家族の役に立っている」と実感できたり、親に褒められることで自信をつけることができます。
もし泊まりが大変であれば、親子でのデイキャンプもおすすめです。
また、自然の中で過ごすことで五感も刺激されます。
子供の地頭力を鍛えるには「原体験」が必要であり、家族で火を起こしたり土や森の匂いを感じたり、五感をフルに使うことは脳の発達に影響します。
このように、みんなで協力してキャンプを行うことは、衣食住に関わることを学ぶ貴重な体験です。
関連記事:子供にとって楽しいキャンプでの遊びとは|シーン別おすすめの遊びも紹介
関連記事:【大人気】関西のキャンプ場ランキング6選|予約必須の関西おすすめキャンプ場を厳選
②シーズンスポーツ
シーズンスポーツとは、季節に合わせたスポーツのことです。
夏ならカヤックやサップ、冬ならスキーやスノーボードなどがあります。
旅行と一緒に楽しめるため、家族で挑戦するスポーツとして最適です。
またスキー場の中には、子供用のゲレンデがあるところもあり、本格的に滑れなくてもソリで遊ぶこともできます。
託児所付きのスキー場なら、子供が小さくても家族でスキーを満喫できるはずです。
ちなみに、家族で山や海でスポーツに挑戦するのが大変な場合は、小学生向けの体験施設を利用してみるのもおすすめです。
キャンプを通して、シーズンスポーツを体験してみましょう。
初めてのカヤックも、ヨットも、琵琶湖への飛び込みも、キャンプファイヤーも。
BSCでは、みんなで協力しないとうまくいかない挑戦もたくさんご用意しております。 そんなドキドキするような体験の数々が、子供たちの成長につながります。
引用:BSCウォータースポーツセンター
③公園
公園での遊びは、まずは子供のペースに合わせてみるといいでしょう。
子供にとって、外の世界は新たな発見の連続です。
「これは何?」と虫や植物の名前を聞かれた時は教えてあげましょう。
子供の探究心を伸ばすことができます。
また家族でしかできない遊びとして、フリスビーやボールなども最適です。
特に球技は小さい頃から一緒に遊んであげられると、運動神経を伸ばすきっかけになります。
④ドライブ・サイクリング
自然豊かな場所を目指してドライブに出かけたり、サイクリングをしたりするといいでしょう。
お弁当を準備して、ピクニック気分で出かけるのもおすすめです。
青空の下で家族みんなでお弁当を食べると、より一層おいしく感じられます。
また、ドライブでは、普段は行かない郊外の公園などに出かけてみるとよいのではないでしょうか。
行き帰りの車内でしりとりをしたり、歌を歌ったりして盛り上がれば、家族のコミュニケーションも深まります。
一方サイクリングは、体を軽く動かすのに最適な運動です。
いつもと違う場所で遊べば、子供の知的好奇心が刺激されるでしょう。
⑤遊園地
遊園地は、子供にとって非日常的な空間です。
遊園地にはアトラクションやショーなど、普段は体験できないことがたくさんあります。
親子で遊園地に遊びに行った経験は、大人になっても忘れられない楽しい思い出になるでしょう。
また、多くの遊園地やテーマパークでは、子供向け・親子向けの催し物を実施しています。
親子で参加して一緒に遊び、コミュニケーションをとってください。
好奇心旺盛な子供たちにとって遊園地はワクワクであふれた空間です。
目に見えるものすべてが刺激となり、ますます好奇心をくすぐられます。
非日常的な体験は脳への良い刺激となり、子供はより積極的に行動するようになっていくでしょう。
雨の日など子供が屋内で喜ぶ遊び
雨の日にどこに連れて行けばいいか分からない⋯と頭を悩ませてしまうことも多いはずです。
外で遊べなくても、様々な室内施設を利用してみましょう。
①水族館
水族館は雨の日のお出かけにぴったりです。
夏でも冬でも、季節を問わず遊びに行けます。
色鮮やかな魚や水の音に、大人も癒されることでしょう。
また季節によって夏には夜の水族館が運営されていたり、冬にはクリスマスのイベントを開催しているところもあります。
そのため、年間で飽きずに遊びに行けるところが魅力です。
年に2~3回行けば、年間パスポートを購入してもだいたい元が取れます。
中にはイルカと泳いだりトレーナーの体験ができる水族館もあります。
また近年増えている、貴重な経験ができる”体験型の水族館”も子供におすすめです。
②ボーリング
ボーリングと言えば大人の遊びのイメージですが、子供でも十分に楽しめます。
雨の日にも屋内で体が動かせるのでおすすめです。
ちなみに、ほとんどのボーリング場で子供用の道具やレーンを用意してくれます。
- ガター防止のバンパー
- キッズボール(軽くて指の穴が小さいもの)
- ボーリング滑り台(台に転がすだけで投げられるもの)
これらをレンタルすれば小さな子供でも楽しめます。
ボーリングなら大人も思いっきり楽しめるでしょう。
③キッザニアなど、職業体験センター
子供にとっては職場体験も遊びの一つです。
例えば施設内で仕事を選び、お給料として専用通貨をもらって買い物ができる施設があります。
また、名古屋の空港内にはパイロット体験ができる施設もあります。
他には食品会社の工場での勤務体験ができるところもあります。
自分で作ったものをお土産に持って帰ることもできるので、記念にも残るでしょう。
また職場体験は子供だけでなく、大人も新たな発見があり楽しめます。
自分が知らない職業のことを知れたり、一緒に新しいことを体験できるのは思い出になります。
関連記事:子供に職業体験はメリットばかり?キッザニア以外にもたくさんある子供用の職業体験を紹介
④ショッピングモール
ショッピングモールも雨の日にぴったりのおでかけスポットです。
施設の規模にもよりますが、大型複合ショッピングモールなら、ボールプールや人工芝のプレイエリアなどを備えています。
フードコートがあるので、お腹がすいたからといってわざわざ別の建物へ移動する必要もありません。
週末にはヒーローショーや子供向けの体験型ワークショップを開催しているショッピングモールも数多くあるため、一日中いても飽きないでしょう。
以下の点を参考にして、訪れるショッピングセンターを決めてみてください。
- 家からの移動時間・距離
- 移動手段(車・公共交通機関)
- 予想される混雑具合
- イベント・催し物はあるか
子供と存分に楽しむためにも施設情報は事前に調べておくことをおすすめします。
特に、イベントに参加したい場合は、事前予約が必要かなどきちんと調べておきましょう。
⑤映画館
映画館の大きなスクリーンで見る映画は迫力があって子供もきっと喜んでくれるでしょう。
しかし、映画館で子供が大きな声を出してしまわないか心配なので、まだ子供を連れて映画館に行ったことがないという親御さんも多いのではないでしょうか。
初めて子供を連れて映画館に行く際は、子供向けのアニメ作品をおすすめします。
なぜなら、映画を見ているほかのお客さんも子供連れの可能性が高く、多少声を出しても理解してもらえるからです。
また、子供がぐずったときに外に出やすいようにドア付近の座席にしておくとよいでしょう。
親子向けの上映会を実施している映画館もあるので、近隣の映画館のホームページなどで確認してみてください。
親子向けの上映会では、照明を少し明るめにしたり、音を小さめにしたりしているため、子供と一緒に安心して映画を楽しめます。
お家で子供と楽しめる遊び
無理にお出かけや計画を立てなくても、自宅で遊ぶこともおすすめです。
工夫次第では一日ゆっくりと楽しく過ごせます。
①工作
工作なら家の中にあるものだけですぐに遊べます。
日頃からトイレットペーパーの芯や牛乳パックなど、工作用に集めておくといいでしょう。
さらには石鹸づくりやスライム作りなど、大人が材料を揃えることで作れるものもおすすめです。
学校の図工では作らないようなものに挑戦すれば、子供も飽きずに興味が沸いてくれることでしょう。
ちなみに、子供は「〇〇を作ってみて」と提案しても、なかなか集中して作ることはありません。
大人が楽しく工作をしている様子を見せることで「自分もやってみたい」と興味が沸いてくれます。
参考記事 >>キャンプでできる子供の工作6選!作り方や注意点、アウトドアのメリットも紹介
②パズル
パズルは子供の集中力が発揮されるため、家の中での遊びに最適です。
大きなパズルを親子で完成させれば、達成感を味わうこともできます。
また絵や写真のパズルだけでなく、数字や言葉を組み合わせるパズルもおすすめです。
遊びながら脳トレにもなるでしょう。
さらに立体パズルにも様々な種類があります。
立体で物事を捉える力は子供にとって重要です。
大人も一緒に頭を使って取り組めるので、ぜひ難しいパズルにも協力して取り組んでみましょう。
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③ゲーム
家族みんなで遊ぶならボードゲームやカードゲームが人気です。
定番のトランプやすごろくは大人も懐かしみながら遊べます。
また、親子で遊ぶなら将棋や囲碁を覚えるのもおすすめです。
他にはチェスやオセロも同じような効果が期待できます。
“運”が通用しない頭脳ゲームであり、自分で考える力が育つようになります。
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④ダンス
お気に入りの音楽を流して、子供と一緒に踊ってみましょう。
2012年より中学校の授業でダンスが必修になりました。小学校でもダンスの授業があるので、子供たちは9年間にわたって授業でダンスに取り組みます。
親世代ではダンスの経験がない方もいるでしょうから、子供に教えてもらって踊ってみてください。
とはいえ、うまく踊る必要はありません。全身を使って楽しく自由に踊ることで、ストレス発散にもなります。
またダンスを通して、子供は以下のようなさまざまな能力が養われます。
- リズム感
- 体力、体幹(全身運動)
- 表現力
- 集中力
- 創造力
子供の発達に重要な役割を果たすダンスを、自宅での遊びに取り入れてみましょう。
⑤料理・お菓子作り
子供と一緒に料理やお菓子作りにチャレンジするのもおすすめです。
協力して作業するので、親子で共有できる思い出になります。
そして、一緒に料理を完成させる過程で協調性が養われるでしょう。
また料理は、包丁などの道具を使って細かい作業をするので、子供の手指の発達を促します。
とはいえ、料理に失敗は付きものです。
特にお菓子作りは、レシピ通りにやってもうまくいかないことがあります。
なぜ失敗したのか考えながら、少しずつ改善することで問題を解決する能力も身につくでしょう。
さらに、自分で料理すると、料理を作ってくれる人や食材の生産者、そして食材そのものに対する感謝の気持ちが芽生えます。
自分で料理したことをきっかけに、好き嫌いが軽減されるかもしれません。
子供が喜ぶ遊びを選ぶときのポイント
親御さんは「せっかくなら子供が喜んでくれる遊びをしてあげたい」と考えるでしょう。
遊びを選ぶときは、以下の3つのポイントを念頭に置いて考えてみてください。
- 子供の興味があることを優先する
- お互いのストレスが解消できる遊びを選ぶ
- 道具やお金を使わず遊ぶ方法も検討する
子供の興味があることを優先する
子供が興味を示していることを優先してあげましょう。
例えば、天気の良い日に公園に行こうと誘っても子供が行きたがらなかったとき、あなたはどうしますか。
「せっかく晴れているのに…」や「明日からしばらく雨だから、今日は公園に行っておかないと…」と大人の都合を押し付けてしまってはいけません。
無理に外に連れ出すよりも、子供がやりたいことをやらせてあげてください。
子供の興味・関心を引き出してあげるのが親の役割です。
また、大人も子供も好きなことには自主的に取り組みます。
子供は夢中になって遊んでいるうちに、いろいろと試しながら目標を達成します。
それを繰り返すうちに、主体性が育っていくでしょう。
さらに、子供が興味を持っていることには積極的に参加して、やる気の継続をサポートしてあげてください。
お互いのストレスが解消できる遊びを選ぶ
アクトインディ株式会社は、2020年に「親子のストレス」に関するアンケートを実施しました。
アンケートを実施したのは、新型コロナウイルスの感染拡大により、全国的に学校の休校が相次いでいた時期です。
アンケートによると、子供たちは以下の3つに強いストレスを感じていました。
- お出かけ施設に遊びに行けないこと:67%
- 運動不足になっていること:61%
- 長時間家にいること:54%
上記の結果から、子供は外で遊べる時間が少なくなるとストレスが溜まると分かります。
一方で、子供と長時間遊ぶことが親にとってストレスになるケースもあります。
そのため、親子がお互いにストレスを解消できる遊びを選びましょう。
おすすめは身近な道具で体を動かせる遊びです。
音楽に合わせて一緒に踊ったり、お風呂で思いっきり水遊びしたりしてみましょう。
道具やお金を使わず遊ぶ方法も検討する
道具やお金を使わずに子供と遊べる方法を考えるのも大切です。
いくら子供のためとはいっても、子供との遊びが家計の負担にならないようにしましょう。
ときには奮発して旅行に行ったりテーマパークに出かけたりすると良い思い出になります。
しかし、遊びの楽しさと使う金額は必ずしも比例しません。
お金をかけない遊びでは、手元にある道具でできることを考える、といった工夫が必要です。
そのため、創意工夫する能力を伸ばせます。また、自ら楽しみを探す姿勢なども培われるでしょう。
子供との遊びにお金をかけると、遊びの選択肢が増えます。
一方で、お金をかけない遊びでは想像力が養われるのでバランスよく取り入れていきましょう。
子供と過ごす時間は増えてきている
新型コロナウイルスの流行によって、親が子供と過ごす時間は増加しました。
しかし、子供が外で遊ぶ時間は減っています。
なぜなら一時期、多くの子供向け施設や公園が閉鎖され、子供たちが遊ぶ場所が減少したからです。
そして未だにすべてが元に戻ったわけではありません。
さらに、新型コロナウイルスの影響で休校した分を取り戻すために土曜日の授業が実施されたり、オンラインで塾や習い事をこなしたりする子供も多くいます。
そのため、子供のスケジュールの過密化が起こっているのが現状です。
以上のような状況から、子供の運動不足を心配している親御さんは非常に多いでしょう。
運動不足は、子供の心身の発達に影響を与えてしまいます。
ぜひ、自宅で遊びながらできる運動を子供と一緒にやってみてください。
子供と遊ぶアイデアまとめ
子供にとって、親が一緒に楽しく遊んでくれるのは嬉しいことです。
友達と遊ぶ時とは違った喜びを感じることができます。
雨の日や家で一日過ごす日は大人も大変ですが、思いっきり子供と楽しく遊んでみてください。
遊びを通して関わることで、子供の成長に気づくこともあるはずです。