2021年度
インターンシッププログラム参加体験記

けんたろうコーチ(日本大学)

今回サマーインターンに2週間参加しようと思ったきっかけ大した理由ではなくて、大学生の夏で今しかできない経験がしてみたい!って思ったからで軽い気持ちで応募したのを今でも覚えて ...

今回サマーインターンに2週間参加しようと思ったきっかけ大した理由ではなくて、大学生の夏で今しかできない経験がしてみたい!って思ったからで軽い気持ちで応募したのを今でも覚えています。

でも終わった今は、その軽い気持ちこそが大切なんだなととても感じています。

 インターンでは、大学生が主体となって自分たちで考え、話し合って進めるのですが、大学生同士で主体となって動くことをしたことがなかったため難しかったです。

大学生になると自分の考えを一人ひとりがしっかり持つようになり、そこでの価値観とか方向性の違いがあり目指すゴールは一緒なのにこんなにもやり方が違うのかと驚いたことが印象的でした。

子供達に楽しんでもらうために、楽しむこと、安全を第一に置くのか、そのための班決めとか効率を優先するのかで意見が分かれることが多く、悩むことがありました。

自分もやり方が違う人と同じグループになって動くことがあり、話し合いが長引いたりしたけど、その時は、最終的に2つのやり方で試すことができて、子供たちも楽しんでくれて、スムーズに進行もでき、大成功に終わることができました。

色々な人の考え方を知り自分の幅を広げることができたような気がします。

また、視野を広さって前までは同時にいろんなところを見れることだと思っていたけど、物事を奥深く考えたり、先の先まで考えて動けることだと考えるようになりました。

子供達の安全を考えるために少ない大人の数で見るには先を見て動くことが必要で少しは身についたと思います。

学んだこと、考えたことが多すぎてうまくまとめられないけど、本当にいい時間を過ごすことができたと思います。

この2週間を忘れちゃうのが勿体無いのでこれからも学んだことを少しずつ生かして成長していきたいと思います。

まさきコーチ(中央大学)

2週間のインターンシップを終えて得たものは多くありました。

私は初め、小学生に興味があり、そのパワーに魅力を感じていたため、インターンシップ の参加する目的の大きな部分とし ...

2週間のインターンシップを終えて得たものは多くありました。

私は初め、小学生に興味があり、そのパワーに魅力を感じていたため、インターンシップ の参加する目的の大きな部分として、小学生から色々な事を学ぶことや小学生と接する事で色々な気づきを得ること。

また、将来やりたいことが決まっていないため、2 年生のこの時期に少しずつでも自分の将来を考えるために、自己分析をすること。

どのような活動を好むのかという事を少しでも明確にすることを主な目的としていました。

実際に2週間を終えてみて、勿論、小学生と一緒に生活する中で学ぶことや気が付く事も多く有り、一緒になってウォータースポーツを楽しむという日常生活では出来ることがない経験から感じることも多く有りました。

しかし、それ以上に他の大学生のインターンシップ生と生活する中で大学生からも多くの事を学ぶことができたように感じます。

普段の生活では、同じ大学や同じ学部の大学生というように、自分自身と似たような生活をし、同じような事を学ぶ人が周りにいる事が多いけれど、この2週間を通して、色々な場所から、色々な事を経験し、学んでいる人と話し、一 緒に生活をすることができ、本当に沢山の刺激を受けました。

初週はコーチとしてキャンプを引っ張っている他のインターン生に圧倒され、自分も同じようにできるようになるのかとても不安だったけれど、日程に着いていくこと、流れを掴むことに必死であまりしっかり自分自身の行動について振り返り、考える時間が取れませんでした。

あっという間に時間がすぎて しまいました。今思えば最初の23日からもっと『考える』時間を作ることができていれば良かったと後悔しています。

中盤から人数が増えた時、とにかく動き回らなければならなかった初めの頃とはことなり、自分が何をすれば良いのか、出来ることを探さなければならない状況が更に増えました。

また、1日やアクティビティの流れを掴めてきたことで、冷静に自分の行動についてに考える、振り返る時間が増えました。
この時から自分の反省点を見つける事が できた時のスッキリする気持ちを覚えると共に、向き合う時間、他のインターン生との比較をする時間に苦しさを感じました。

この時間が多かった中盤は正直辛かったけれど、自分がどのような事をできるようになりたいのか、なぜ悔しいのか、更に、キャンプに関係なく、どんな人になりたいのかということを発見することに繋がったと思います。

自分に足りていない多くのものを持つ大 学生に沢山の刺激をもらいました。
また、普段関わることができないようなインターンシップ生の話を聞くことはとても面白く、今までどんな事をしていたのか、今何を頑張っているのか、休日はそのような話も尽きませんでした。わくわくしました。

出会ったばかりだけれど、普段家族や友達に話さない自分のことや考え方を自然と話してしまったり、相手が話してくれたりしたため、不思議に感じました。

キャンプ中、不安な事を沢山質問しても、何度も答えてく れる、改善するためのアドバイスや、良くなった部分を褒めてくれるインター ン生の存在は私にとってとても大きかったです。

出身地も異なり、なかなか会えないかも知れないけれど、インターンシップで得た縁と感じた気持ちをこれから忘れずに大切にしたいです。
また、
2 週間 で出会った小学生、インターンシップ生から良いところ、憧れる部分を多く見 つけたため、盗みたいと思います。

このインターンシップを見つけてから、直感で直ぐに応募してしまったけれど、悔しさ、大変さ、楽しさ、全てが想像以上でした。
自分が実際に動き、挑 戦してみなければ絶対に分からなかったことを沢山知ることができたように 感じます。
2 週間の経験、感じた気持ちは忘れないようにします。

こじゆいコーチ(上智大学)

今回、インターン参加に当たってお世話になったすべての方々にお礼申し上げます。

教職を目指す身として、何か子どもと関わる活動がしたいと思っているとき出会ったのがこのBSCインターンシッ ...

今回、インターン参加に当たってお世話になったすべての方々にお礼申し上げます。

教職を目指す身として、何か子どもと関わる活動がしたいと思っているとき出会ったのがこのBSCインターンシッププログラムでした。
受け身になっているだけでは何も始まらないと思い、応募した5月。
2週間も知らない土地で初めて会う人たちと過ごすことに少し不安を感じていましたが、今となっては勇気を振り絞って応募して本当に良かったと思っています。

事前研修では、様々なバックグラウンドを持つ他のインターン生たちに圧倒されたのを今でも覚えています。

参加者の中にはしっかりと将来設計をしている人もいて、将来のことなどまだ何も決めていない自分と比較してしまいました。

そういう面では、インターン生同士、影響を与えあい、互いを成長させることにもつながったのだと思います。
カヤック体験などでは、小さなこどものように笑顔ではしゃぎ、楽しみ、素敵な思い出になりました。

撮っていただいた写真を見返すと、みんながとびっきりの笑顔をしていて思わず幸せな気持ちになります。

いざ、サマーキャンプが始まると、他のインターン生の事前研修とは違う姿に驚きました。

こどもに真剣に接するまなざし、その場での最適解を求めて積極的に行動する姿。

すっかり別人で、私もみんなのようにできるのだろうかと考えました。
しかし、日が経つにつれ自然と、私はインターンでこの場所に来ているのだという自覚をもって堂々とふるまえるようになりました。
周りにも素の自分をみせることができ、信頼できる仲間としてかかわることができました。

私の変なノリに付き合ってくれたみんな、ありがとう。信頼できるからこそ、考え方の違いなどについて悩んでいる仲間もいました。

しかし、いろいろな考え方、感じ方がるということがわかり、人間関係についても改めて考える良い機会になったと思います。

 私は、高校、大学とフランス語を専門的に学んでいますが、子供の教育についてだったり、環境についてだったりと、自分とは違う分野を学んでいる人たちと共にひと夏のキャンププログラムを成功させるのはとても面白いとも感じました。

このインターンを通して、子どもとのかかわり方だけでなく、各々が得意分野を活かし、協力することの大切さも学ぶことができました。

これらは、将来に生かされると思います。

もし、次のインターンシッププログラムに参加するか悩んでいる人がこの文を読んでくださっているのなら、私は強くお勧めします。自分を成長させるチャンスです。

やむコーチ(龍谷大学)

私は、この2週間のインターンシップでたくさんの成長のきっかけを掴むことができました。しかし、それらを掴むまでに、多くの時間がかかってしまいました。2週間の内、初日から3日目までは、自分がやってい ...

私は、この2週間のインターンシップでたくさんの成長のきっかけを掴むことができました。しかし、それらを掴むまでに、多くの時間がかかってしまいました。2週間の内、初日から3日目までは、自分がやっていることに自信がなく、自分がすべきことも見えない状況が続き、子供たちとの関わり方にも悩んでいました。さらに、2日目で子供達と同じ部屋で寝ることになったのですが、全く寝かしつけることが出来ず、落ち込んでいました。そして4日目になり、少しずつ周りの状況、次にすべきことが見えてきました。悩んでいた子供との関わり方も、子供達の方から自分のサインを求めてくれたことから、自分の関わり方は間違っていないという自信に繋がりました。そして2回目の宿直で静かにさせることが出来たことで、自分が不安に感じていた部分を全て克服することが出来ました。

 

その日以降は、今まで、意識が自分に向きがちであったのを、子供達や他のコーチ、キャンプ全体に向けられるようになりました。そうして少し余裕が出来たことで私が一番子供達に伝えたかったメッセージである『世の中には、色々な人がいて、それぞれの価値観を持っていること・自分を愛して欲しいこと』を自ら体現し、子供達と関わることでに少しずつでも伝わっていくのではないかと考えられるようになりました。それからは、等身大で子供達と関わることが出来、自分自身もキャンプを楽しめるようになりました。

 

周りを見れるようになったことで多くのことに気付きました。特に、他のインターン生の子供への伝え方に大きな違いがありました。私は、まず大きな声を出して、注目してもらうということを意識していました。しかし、ただ大きな声で話すだけでは、子供達の集中力はすぐにきれてしまっていました。その時に周りのコーチを見ると、声を張らずとも、子供達が集中して話を聞いている状況が多くありました。それは、声のトーンであったり、抑揚の使い方の違いだと気づきました。それまでは、声を届かすことに意識が向いていましたが、伝えることに意識を向けることで、肩の力が抜け、堂々と話せるようにもなりました。

 

伝えるという行為は子供達に対してだけでなく、コーチ間でも意識するようになりました。この2週間では雨の日が多く、プログラム・スケジュールの細かい変更が相次ぎました。そこでもコミュニケーションの不足で全体に正しい情報が伝わりきっておらず、何度も伝え直さなければいけないという状況がありました。コミュニケーションをとるというのはただ会話をすることではなく、互いに目的を持ってすることであるという再確認になりました。

 

私はこのキャンプが始まる前に自身の考えの言語化を課題にあげていました。それに関しては、完全に克服できたわけではないですが、日常生活の何倍以上もの言葉の発信・受信をしたことで、それらの整理をすることが出来ました。どういった場面・状況では、どのような言語使用が好ましいかの理解を進めることが出来たのは、自身の大きな成長のきっかけになると感じています。

 

今回、このキャンプに参加し、多くの学生、子供達やスタッフの方と関われて自身の可能性を広げることが出来ました。2週間、困難なこともありましたが、自分からこのキャンプに参加し、多くの人と出会えてよかったです。

ゆいコーチ(京都橘大学)

「楽しかった」

 私が2週間のインターンを終えて感じた率直な感想です。今回インターンに申し込んだ目的は、私自身が小学生の頃にBSCのキャンプに参加した経験から、大学生コーチとしてもう ...

「楽しかった」

 私が2週間のインターンを終えて感じた率直な感想です。今回インターンに申し込んだ目的は、私自身が小学生の頃にBSCのキャンプに参加した経験から、大学生コーチとしてもう一度このBSCのキャンプに関わりたかったからです。

2週間でたくさんの小学生や中高生のサブリーダー、同じインターン生の仲間との出会いがありました。その中でのコミュニケーションはやはり、簡単なものではありませんでした。

特に、インターン生同士では100人いれば100通りあるように、一人ひとりの考えに触れました。そこで感じたことは、お互いを理解し尊重することの重要性と難しさです。私は異なる意見を無理に一つにまとめる必要はないと思います。

しかし、誰かの意見ばかりが通っていたり、納得していないのに流されてしまう。発言しない人の意見は反映されない。といったことは集団で活動している以上、あってはならないことです。意見の交換には時間はかかってしまいます。

また、自分の意見を発言することに抵抗がある人もいます。ここが難しさではあるのですが、みんなで全員の考えを聞いて、お互いにそれを理解しておくことで、その人の行動の意味が見えてきたり、新しい案がでてきたりするのだと気づきました。そして、出てきた一つひとつの考えは貴重なものなのだと考えさせられました。

 

また、子どもたちとは「コーチと小学生」としてではなく、「人と人」として関わることの大切さを感じました。コーチとして、子どもが知らないカヤックの乗り方などの説明をすることはもちろん必要なことです。

しかし、子どもがホームシックになったり、飛び込むことを怖がったり、悩んでいたりする心の面での関わりは、対等な人として接さないと、子どもからの本当の気持ちを聞くことはできませんでした。

私自身、子どもと関わることにどこか苦手意識がありました。それは私自身が「大人と子ども」という関係を知らぬ間に築いていたからだと思います。

初めは、他のインターン生やコーチがしているような子どもたちとの関わり方がわからず、焦りを感じていた部分もありました。しかし、キャンプ中自分ができる限り、なるべく多くの子どもに話しかけ、子どもと同じように楽しむことを心がけていました。

すると、子どもたちから話しかけてくれたり、笑顔でシーグラスをくれたりしてくれました。他にも、普段は元気にしている子が不安なことをぼそっと打ち明けてくれることもありました。

その時、心を開いてくれたのだと嬉しかったです。そんな子どもたちとの関わりは今まですることはなかった本当にかけがえのない経験となりました。 

まだまだ、子どもとの関わり方が上手ではありませんが、前の自分より少しは成長した気がします。今後、様々な人と出会う中で、相手と同じ立場に立ってコミュニケーションを取るということを大切にしたいです。

私はこのキャンプを「子どもたちと楽しもう」という他のインターン生とは少し違った目標をもっていたかもしれません。しかし、この2週間を終えて、同年代の人たちから普段は受けることのない刺激を受けたり、小学生たちから学びを得ました。そして、今まで知ることがなかった自分の強みや、新たな課題も発見することができました。

また、深く考えすぎるよりまずは行動するという力を身につけることができました。新しいことや答えがないことに対して行動を起こすことは、正直怖いです。しかし、やってみなくては良いか悪いかもわかりません。挑戦する機会があったら、勇気を出して挑戦してみるべきです。これも小学生から学んだことの一つです。

 

私の大学生活はまだまだ始まったばかりです。コロナの影響でやりたいことが制限されていることも事実です。

しかし、その中でも自ら探し求めればできることは確実にあります。今回、たくさんの学びを得たように、今後も様々な出会いから新しい発見をしていきたいと思います。そして、4年後理想とする自分に少しでも近づいていたいと思います。

 

最後に、私はこのBSCという場所が大好きだと改めて感じました。子どもの勇気を応援し、尊重できるそんな素晴らしい環境だと思います。そんな環境で、自分の憧れだった大学生コーチとしてキャンプに携わることができたことが本当に嬉しかったです。

2週間の間、サポートしてくださったBSCのスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

もえぴコーチ(筑波大学)

私は運が良いと思います。なぜならこのインターンに参加することができて、一生忘れない思い出を作ることができたからです。正直、楽しすぎてもう一回やりたいくらいです。笑

このインターンで学 ...

私は運が良いと思います。なぜならこのインターンに参加することができて、一生忘れない思い出を作ることができたからです。正直、楽しすぎてもう一回やりたいくらいです。笑

このインターンで学んだことは沢山ありますが、一番はやっぱり子供たちの持つ無限のパワーだと思います。いっぱい遊んで、いっぱい食べて、いっぱい笑う子供たちは常にエネルギーが溢れていて(溢れすぎの子もいましたが)、そのエネルギーに追いつくのが大変だったけど楽しかったです。

 子供とどうやったら仲良くなれるんだろう?と思う人もいるかもしれません。私も最初は考えていましたが、答えは簡単でした。それは「自分も子供になる」です。自分も子供になることで、予定されているアクティビティだけでなく、全力じゃんけんやシーグラス探し、その子の誕生日いつでしょうクイズ(他にも兄弟の名前当てクイズなど、なんでもクイズとして出題されます)や川でのカニ探しが何倍も楽しくなりました。一緒にお絵描きをしていた時、「これあげる」と言われて広げた紙に自分の似顔絵が描かれていた時は、嬉しすぎてみんなに自慢していました。笑 こんなに沢山の子供と関わる機会はなかったので不安だらけでしたが、そんな悩みが一瞬でなくなるほど子供たちは話しかけてくれて、とても嬉しかったです。

 “子供だから”なんて考えは子供に失礼で、子供は人をよく見ていて、感性が豊かで、物知り博士です。だからこそ対等な立場で接する=自分も子供になる、そして時に叱ってあげることが仲良くなるための秘訣なのかなと思いました。

 このサマーキャンプでは沢山の楽しいアクティビティがあり、カヤックやサップ、ワイルドスイム(琵琶湖へ飛び込み!)やドラム缶風呂、BBQやキャンプファイヤーまで、The夏の思い出が詰まっています。インターン生は子供たちにカヤックやサップのやり方について説明したり、子供の付き添いとして船に乗ったり(飛び込んだり)、ライフジャケットの説明やキャンプファイヤーの進行などを行います。子供たちは班に分けられ、その班がいくつかまとまったグループが作られており、一つのグループにインターン生が何人かついてグループごとに活動します。インターン生は日によってグループリーダーを決め、リーダーはその日の動きを子供たちや他のインターン生に指示する役割を担います。

 私はこのリーダー体験で先の見通しの大切さについて学びました。子供たちはよく「次何するのー?」と聞いてきます。それを自分が分かっていないと次がスムーズに進まないし、次が終わっても、その次は何するの?どこ行くの?といった感じでやることは沢山です。リーダーをやることはもちろん不安だけど、頑張った分の達成感が返ってくるし、他の人がリーダーをやったときには、その人の成長を見ることができて感動しました。また、来たときは人見知りであまり喋らなかった子が最後のほうはマシンガンのように喋りかけてきたり、言うこと全然聞かなかった子が静かにカニ探ししていたりと、子供たちの成長(変身?)も見ることができました。

 インターン生はみんな志が高く、優しくて人想いの人達ばかりです。インターン生同士で話し合ったり、悩んだり、色んな考え方を聞くことで自分なりの方法を見つけていくことができました。もちろん子供たちから学ぶことも多く、子供たちと話した内容に驚くことも多かったです。笑

琵琶湖が目の前にある景色は朝から夜までずっと綺麗で、BSCでは非日常を体験できます。もしタイムスリップできる能力があったら、何度もあの楽しい時間に戻りたいと思うくらい、私にとって忘れられない思い出になりました。ここで出会ったすべての人達に感謝します。ありがとうございました!

 最後に、やっぱり子供たちは可愛いです!

りおコーチ(University of the Sunshine Coast)

とても有意義な2週間となったインターンシップの思い出や学びを皆さんにシェアしたいと思います。

期間でいうとたった2週間ですが、間違いなく2021年夏の思い出になりました。それはやはり ...

とても有意義な2週間となったインターンシップの思い出や学びを皆さんにシェアしたいと思います。

期間でいうとたった2週間ですが、間違いなく2021年夏の思い出になりました。それはやはり子どもたち、サブリーダーのみんな、インターン生、スタッフの方々と出会い、お互いに学び合い深く関わり合えたからだと思います。

 

まず、このインターンシップに応募できたのはコロナのおかげと言っても過言ではありません。私は昨年から約1年半、コロナの影響でオーストラリアにある在学中の大学に戻ることができていません。

日本で過ごす日々は充実はしているものの、新しい挑戦やワクワクすることが少なく、どこかずっと足踏みをしているようでした。そんなときBSCのインターンシッププログラムに巡り合い、どうしても参加したいと思い慌てて応募しました。

 

インターンシップ全体を通して、個人的には『迷う→とりあえずやってみる→習得するor改善点を見つける→次のステップにいく』の繰り返しだったように思います。
何か一つ要領を掴めたらまた次新しく起こることについて考える、の繰り返しで少し慣れたかなと感じられたのは最後の数日でした。

 

(初めてグループのリーダーをした日のお話。元々私は完璧主義のような部分があり、失敗するのが嫌で新しいことをするには事前に準備をして不安要素を全部取り除いた状態で臨みたいというような性格でした。

ですが、その日は不安に思うことだらけで1日が上手く回らなさそうな予感がしていました。その時にいただいたアドバイスが、『とりあえず1日終えてみよう』でした。この言葉で私はその日だけでなくインターンシップ全体を肩に力を入れすぎず終えられたと思います。)

 

子どもたちが私に教えてくれたことは、学年や性別は人を判断する材料にはならないということです。今まで言葉では分かっていても実際には、低学年が多いから明日は大変だろうなとか、高学年が多いからスムーズに進みそうだなとかそういう会話を無意識に交わしていました。

でも、会う前から年齢等で子どもたちに対するイメージを作るのではなく、会って関わりあって初めてその子どもたちを知ることができるのだと改めて気づかされました。

子どもたちと会話するときには多少言葉を易しく変えたりする必要はあります。でも子どもたちに対する姿勢まで変える必要はなくて、私も私という一人の人間としてみんなと接することを心がけました。

インターン生とは2週間を共に過ごしていくうちにお互いを高め合える関係を築けました。

お互いに良いところを教え合って、時にはこうした方がいいんじゃない?と本音で言い合える関係というのは簡単に築けるものではなく、とても貴重だと思います。他の人の良いところを見つける過程は、自分にはない部分に気付くきっかけにもなり、お互いにない部分を補い合ってチームができていることを改めて実感する機会にもなりました。

このような会話を交わしていくことで2週間という短い期間でここまで信頼できる関係になれたのだとも思います。私たちはきっとインターンシップが終わったこれからもお互いの刺激となり続けるのだろうと思います。

 

            最後に、この2週間を経験する機会をくださったBSCの皆様、2週間を濃いものにしてくれたインターン生のみんな、少しだったけど一緒に頑張ってくれたサブリーダーのみんな、今年の夏にこのキャンプで出会えた子どもたちみんなに感謝しています。

BSCのインターンシップに参加してよかった、皆さんに出会えてよかったです。

ありがとうございました。

もえこコーチ(東京女子大学)

2週間のインターンシップは、今まで過ごしたことがないほどハードで充実した日々でした。私はコロナ禍でやりたかったことができなくなり、今できることは何かと探していた時 に、「 ...

2週間のインターンシップは、今まで過ごしたことがないほどハードで充実した日々でした。私はコロナ禍でやりたかったことができなくなり、今できることは何かと探していた時 に、「冒険ある人生を」というスローガンが書かれたパンフレットを見つけ、応募しました。 しかし応募をしたものの、私は人の前で話すことが苦手で、今まで他の人を引っ張っていく リーダーなどの役割を避け、どちらかというとリーダーをサポートする役を多く行ってき

ました。なので、初対面の子供たちの前で話すことは、私にとってとても難しいことでした。 他のインターン生は子供たちの前で堂々と話しているのに、自分はうまくできないことに 不甲斐なさを感じ、コーチであることに自信を失うこともありました。

しかし、自信がない自分でも子供たちにとっては一人のコーチであるため、自分ができる ことはきちんとやり、できないことは他の人に積極的に聞き、教えてもらうことで、徐々に 子供たちの前で堂々といられるようになりました。

BSC のサマーキャンプには、様々な学年の小学生が参加します。 自分の興味があることしかやりたがらない子やコーチの話をきちんと聞いてくれる子、自 分の好きな事を熱心に話してくれる子など当たり前のことですが、子供たち一人一人個性 があります。人と話すことが好きな私にとっては、小学生一人一人と話をして過ごす時間は とても楽しいひと時でした。

子どもたちは、小さなことでも「なんで?」という疑問を抱き、納得のいかないことはや ろうとしません。ですから、「水を飲んできて」「石で遊ばないで」とただ言うのではなく、 子供たちに注意をする理由を説明することが大切であることを実感しました。大人になる につれ、「なんで?」という疑問を抱いても自己解決をしたり、納得のいかないことも無理 にやらなければならないこともあります。しかし、子供たちは納得のいかないことはやらな いという意志を強く持っています。私は、子供たちと接する中で、疑問を持つことの大切さ を改めて感じ、自分の意志も他の人の意見と同じように尊重できるようになろうと思いま した。

バックグラウンドや価値観の違うインターン生と過ごした 2 週間は、刺激的で忘れられ ない思い出になりました。毎日疲労が溜まっていても、悩みを相談できるインターン生がい てくれたおかげで私は、普段の生活とは違う 2 週間を楽しむことができました。インター ン生との出会いは、かけがえのない宝物です。

2週間のインターンシップは、ここに書ききれないほど内容の濃い時間でした。貴重な経 験をさせていただいた校長や達也さん、BSC の皆様、インターン生やサブリーダー、参加 してくれた子供たち、関わっていただいた全ての方に感謝申し上げます。本当にありがとう ございました。

ももコーチ(関西学院大学)

私はこの2週間を通して、今までの人生で味わったことのない達成感と自分の成長を感じることができました。このような貴重な経験を得る機会を与えてくださったサマーキャンプ参加者の小学生の皆さん、BSC関 ...

私はこの2週間を通して、今までの人生で味わったことのない達成感と自分の成長を感じることができました。このような貴重な経験を得る機会を与えてくださったサマーキャンプ参加者の小学生の皆さん、BSC関係者の方々、そしてサブリーダーとインターン生には心から感謝しています。

 

このインターンシップを通して学んだことは、子供は私たちが思っている以上に賢く、大人が自分に対して真剣に接しているかどうかを判断する能力があるということです。インターンが始まってすぐの頃は、業務を覚えることや、いかに子供を安全に楽しませてあげられるかということに重きを置いていたため、子供達一人一人に100%でぶつかることができていませんでした。しかし、キャンプを繰り返していくうちに、自分たちが真剣に子供たちに向き合えば向き合うほど、子供達からも普段口にしないような本音が聞けたり、心から楽しめたという声が聞けるようになったりしました。私たちの役目は、子供たちに夏の素晴らしい思い出を作ってもらうことでしたが、インターンシップに参加する中で私たちインターン生も子供と同じように楽しみ、かけがえのない思い出を作らせていただけたと思います。

 

私は、このインターンに参加するまで自分がどんな人間なのか、どういった役割が自分に向いているのだろうかということに思い悩んでいました。何か自分を知る良いきっかけになるのではないかと思い参加を決意しましたが、結果的に自分が期待していた以上のものを手にすることができたと思っています。

まず、このキャンプではかけがえのない仲間を手にしました。このインターンに参加している学生は一人一人本当に意識が高く素晴らしい価値観を持っています。次の日の予定を念入りに夜遅くまでチェックしている仲間の姿や、常に気を張り、いかに効率よく場を回していくかを必死に考えている仲間の姿にはとても刺激を受け、私も負けていられないなという気持ちにさせてもらいました。

また、価値観も人それぞれで、話し合っていく中で自分にはなかった新たな考え方を見つけれたり、相手に自分の考えを理解してもらおうと努力したりなど切磋琢磨しあいながら成長していけたと思います。

時には上手くいかずに落ち込むこともありましたが、そんなときは仲間と支えあい、毎日毎日反省とアウトプットを繰り返しました。次のインターン生により良いキャンプを引き継いでいけたのも、一人一人が真剣にキャンプを良いものにしようと努力していたからだと思います。

 

正直、参加者全員がこれほどまでに高い意識をもって作り上げられているキャンプはBSCのキャンプ以外にはそう存在しないんじゃないかな~なんて思ってます。

2週間本当に貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。

 

のじゅコーチ(東京海洋大学)

私がこのインターンシップへの応募を決めたのは、今しかできないことに挑戦してみたい!という思いからです。コロナの影響で本来あったはずの予定が次々と無くなり、このままなんとなく大学生活を終えるのはも ...

私がこのインターンシップへの応募を決めたのは、今しかできないことに挑戦してみたい!という思いからです。コロナの影響で本来あったはずの予定が次々と無くなり、このままなんとなく大学生活を終えるのはもったいないと考えていました。

BSCのインターン生募集のページを見つけた時は、「自然」「子ども」「キャンプ」「ウォータースポーツ」という自分の好きなものの組み合わせに、とてもワクワクしたことを今でも覚えています。

インターンシップが始まる前は、不安でいっぱいでした。子どもと接することには抵抗がなかったのですが、キャンプの流れはどんな感じなのだろう、自分はきちんと役に立てるのだろうかなど、分からないことへの不安の方が大きかったです。いざ始まってみると、長いと思っていた2週間は本当にあっという間に過ぎ、なんであんなに心配ばかりしていたのだろうという気持ちになりました。それくらい毎日が濃く、充実していました。

キャンプ中は、子どもたちに「楽しかった、また来たい!」と思ってもらうことが一番の目標でした。そのために心がけていたのは、自分自身が一番楽しんでやる!という気持ちでいることです。(笑)それくらいの心持で子どもたちと接すると、良いキャンプの雰囲気をつくれる気がしました。子どもたちから帰り際に、「楽しかった!」「次はもっと長い期間にする!」「コーチ来年もいて欲しい!」という声を聞けたときは、このインターンシップに参加してよかったと心から思いました。

2週間で入れ替わり立ち替わり様々な子どもに出会い、みんなの成長や変化を近くで見守ることができました。書き出したらきりがないくらい沢山子どもたちとのエピソードがありますが、中でも特に印象に残ったカフェテリア体験に参加してくれた子について書こうと思います。

インターン生は、カフェテリア体験という学校では教わらない学びを提供する機会があります。私は大学で海にまつわることを学んでいるので、海の環境問題をテーマに絵本の読み聞かせを行いました。なかなか難しい内容なので来てくれる子どもは少なかったですが、みんな真剣に考えてくれていました。たくさん質問を投げかけてくれ、自分もその答えが分からないなんてこともありました。中には、海の生物が海洋ごみによって苦しめられているという現実に涙を流してしまう子もいました。また、カフェテリア体験が終わった後、浜に落ちているごみを拾って持ってきてくれたり、ポイ捨てをしようとしている子に注意してくれる子もいました。自分の発信したことがしっかりと子どもたちに伝わったと思うと、とても嬉しかったです。子どもたちの純粋さ、素直さにも驚かされました。

 また、BSCに集まったインターン生のみんなに出会えたことも、参加してよかった理由の一つです。一人ひとりにそれぞれの価値観があり、自分とは違った視点から物事を捉えていたりするので、一緒にいて刺激をもらい学ぶことが多かったです。色々な話をしているうちに、今の自分に足りない部分や、何を得意とするかを気が付かせてくれたので、自己理解も深まりました。なかなかハードな2週間でしたが、楽しいだけではない様々な感情を共有して励まし合いながら頑張れたことは、自分にとって非常に良い経験になりました。これからも大切にしたい人たちです。

最後になりましたが、BSCの皆様をはじめ、インターン生やサブリーダー、たくさんの子どもたち、関わってくれたすべての方に感謝しています。2週間のインターンシップで学んだことは、必ず今後の自分に役立つと思います。「冒険ある人生を。」という言葉通り、もっと自分のやってみたいという気持ちに正直に行動し、経験の引き出しを増やしていきたいと思いました。本当にありがとうございました。

 

ももコーチ(中京大学)

「冒険ある人生を。」

大学の掲示板でこの言葉に惹かれて、私は迷いなくすぐに応募しました。

私の大学生活は、授業を受け、アルバイトをし、時には資格勉強に励むという平凡なもの ...

「冒険ある人生を。」

大学の掲示板でこの言葉に惹かれて、私は迷いなくすぐに応募しました。

私の大学生活は、授業を受け、アルバイトをし、時には資格勉強に励むという平凡なものでした。大学3年生になり、就職活動を控えているときに「自分って何だろう。」という感情が常にありました。私自身、大学生活の中でこれといった自分が成長できたと思う経験をしたことがなく、自分を見つめ直す機会もありませんでした。そのため、「自分を成長させたい。」「刺激のある経験をしたい。」といった想いが強くありました。この想いを抱えたある時、大学でBSCのことを知った時は運命ではないかと思いました。勢いで応募し、インターンに参加することが決まった時は、正直なこと言うと不安な気持ちが大きかったです。

しかし、2週間のインターンを終えた今、「このインターンに参加して本当に良かった。」と心の底から思います。インターンを終えた今でもワクワクした感情が残っています。もちろんただ楽しいだけではなく、しんどいと思うときもありました。しかし、自分がしんどい時に支えになったのが同じインターン生、そして子どもたちの存在です。

自分がリーダーを経験した時、正直なこと言うと「子どもたちをいかに上手くまとめてうごかせるか」、「いかにスケジュール通りにすすめることができるか」という考えだけをもったまま動いていました。しかし、その日の夜同じグループだったインターン生に自分の行動についてフィードバックしてもらったところ、「もっと同じグループの仲間を頼ったほうが良いよ」とアドバイスをしてくれました。その時、私は自分がリーダーしていた時のことを思い出すと「リーダーなのだから自分1人で上手く成し遂げなければならない!」という責任感が強くあり、同じグループの仲間に頼るのはよくないという思考がありました。実際のところ、1人だけでは全体を上手く動かすことの難しさを感じていました。そのため、アドバイスをくれたインターン生の言葉によって何か救われた気がしました。この時から、リーダーとは「1人の力ですべてをこなさなければならない役割」から「全体の状況を考えて仲間を動かす役割」という位置づけになり、この思考の変化はリーダー経験をしたことがなかった私にとって大きな進歩だったと思います。

このインターンに参加するインターン生は様々なバックグラウンドを持っており、私にはない素晴らしい経験や知識、価値観を持っていました。今回のインターンに参加した仲間を心から尊敬しています。私は、今回このインターンに参加した仲間たちだからこそ自分を高めることができたと思います。

そして、このインターンを乗り越えられたのは子どもたちのおかげです。

子どもたちはいつも無邪気で素直でした。楽しい時は思い切り笑って楽しんで、嫌だと思うときは嫌だと言って、悲しいと思った時は泣く。大学生の私にとってこんなに素直で純粋な子どもたちがとても輝いて見えました。「コーチ一緒にご飯食べよう!」「寝るとき一緒にいてよ!」「自由時間の時一緒に遊ぼうね!」と言われたときは本当に嬉しくて、しんどいと思うときがあっても子どもたちの言葉が私を頑張らせてくれました。子どもたちの存在が私の原動力になっていたと実感しています。

平凡な大学生活を送っていた私にとってこのインターンはとても刺激的で吸収するものがたくさんあり、今までこんなに濃くて充実した2週間はなかったと言えます。この2週間の経験は私にとって宝物です。このインターンシップに関わっていた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

私に素晴らしい経験を与えてくださり本当にありがとうございました!

よさくコーチ(国際基督教大学)

インターンシップで経験した、子どもたちの「できた!」を見届ける瞬間はとても幸せで、印象に残っています。琵琶湖へのダイビングのような、大きな勇気を必要とすることから、家ではいつも大人に任せている小さなこ ...
インターンシップで経験した、子どもたちの「できた!」を見届ける瞬間はとても幸せで、印象に残っています。
琵琶湖へのダイビングのような、大きな勇気を必要とすることから、家ではいつも大人に任せている小さなこと、ヨーグルトの蓋を開けたり、服のチャックを閉じたり、大きな荷物を運んだりすることができた。
インターン生として、子ども達の成長を促す立場でありたいと思い行動したところ、こうした場面に多く遭遇することができました。
この時、子どもたちは決まって良い表情をしており、その顔を見て私自身とても元気づけられました。また、この表情が思わず出てくる気持ちを忘れず真摯に物事に取り組みたい、と自分を見直すきっかけにもなりました。
チームビルディング、人を惹きつける授業の方法、自身の体調管理にビジネスなど、多岐にわたる物事を学びつつ、自然に囲まれて生活することが出来た3週間は、私の人生に不可欠だったと感じております。機会を提供してくださり、支えてくださったBSCウォータースポーツセンターの皆様に感謝申し上げます。
そして、手話についてのカフェテリア体験を選び参加してくださった皆様へ心から感謝申し上げます。これからも自分の興味を追いかけることで意味のある人生を送って欲しいです。
BSCウォータースポーツセンターで出会った皆さんは、私を説明する上で欠かせない存在となりました。この出会いに感謝し、より成長した自分を信じてこれからも色々な選択をしていきたいです。

あまみコーチ(東京国際大学)

私は、今回の2週間という短い期間の中で、自分で学び、考えることの大切さを感じることができました。

なぜなら、今回のインターンシップを通して、その時々で臨機応変に対応するために、自ら考 ...

私は、今回の2週間という短い期間の中で、自分で学び、考えることの大切さを感じることができました。

なぜなら、今回のインターンシップを通して、その時々で臨機応変に対応するために、自ら考えて動くことの試行錯誤の連続だったからです。インターンシップ初日から3日間、私は傍観していることが多く、何をすればいいのか聞こうともせず、一日を終わらせてしまいました。その時、周りのインターン生は迅速に状況判断ができ、自分のやるべきことを見つけていました。

それは、見違えるほどの大きな変化でした。その姿を見た時、自分も変わらなければならないという焦りが生まれ、自分自身が困ることのないように積極的に聞くようにしました。

それから、自分がリーダーを行う時の動きの確認や、サポート役をする時の確認といった任された役割によって自分の動きが異なることを頭に入れ、動くようになりました。私が初めてリーダーになった時、子供の前で先生のように話すのが苦手で、子供を不安にさせてしまったことがありました。

私は、そんな自分の姿ではなく、もっと堂々とした姿で子供たちと接したいと思いました。それから日程の把握をきちんと行い、他のインターン生の姿や話し方を学ぶことで、自信を持って子供たちの前でリーダーを行うことができました。反対に、サポートしていた時は、最初は子供たちの面倒を見ることだけしかしていませんでした。

それも重要なことですが、他のインターン生が先回りして準備や状況把握を行う姿を見て、自分がやるべきことはもっとあるということに気付かされました。リーダーが子供たちのことを見ている分、負担をかけないようにするにはどうすればいいのか考えることが大事だと学ぶことができました。

私は最初、視野が狭く、周りを見えていないことに悔しいと感じていました。しかし、サポートという立場を通して、次第に周りが見えるようになっていき、最終的には+aを心がけて動けるようになりました。

このように、周りから様々なことを吸収し、その時の状況によって自分の任された仕事を行うのは大変でしたが、一日一日が自分にとって意味のあるように過ごすことで、自分を成長させてくれた大きな経験になりました。

ぴよコーチ(神戸女子大学)

本気の本音で創る

 

この2週間、私は「本気」であった。

キャンプで子供に楽しんでもらうことも、自分自身の成長にも、自分がキャンプを楽しむことも、インターン生 ...

本気の本音で創る

 

この2週間、私は「本気」であった。

キャンプで子供に楽しんでもらうことも、自分自身の成長にも、自分がキャンプを楽しむことも、インターン生同士とのコミュニケーションにも全てにおいて本気であったと心の底から言える。

楽しかった、充実してた、また行きたいな、なんて言葉では済ませない、いや済ませられないほどの沢山の経験を2週間で味わった。

このキャンプに参加するまで私は子供のことを見くびっていた。子供だからできない、子供だから分からない、子供だから、、、。と。

しかし、「子供だから」なんて言葉はキャンプに参加していた子供には必要ではなかった。

もちろん、危険なことは教えなければならないが自分でできる事がほとんどで、なにより私達大人の心を読み取っていた。私達が本気で向き合うほど子供達も本気で向き合ってくれ信用してくれる、本音を言ってくれる。子供同士で喧嘩をしても、本音を私達に話をしてくれる。逆に、本気で向き合わず適当にすれば子供たちも信用はしてくれないし、振り向いてもくれない。子供は繊細で、よく見ている。子供だから本気じゃなくても、、、と思っていた自分が大間違いで、子供だからこそ本気で向き合うべきなんだと学んだ。

また、「子供よりも子供になる事」これはすごく大切だと感じた。

子供が楽しむには自分達大人も楽しむ必要がある。私達が楽しんでいなければ子供はあまり楽しそうにしなかった。

だから、私は子供よりも子供になって、子供よりも全力で本気でキャンプを楽しむことを決めていた。

カヤックも、雨の日のレクリエーションも、水遊びも、SUPも、どれもこれも全力で本気で取り組み、楽しんだ。そうすると子供達も雨で寒くても、気分がのらなくても楽しく遊んでくれた様に感じる。

子供に沢山のことを教えたい、成長して帰って欲しい。と行く前は考えていたが、子供の成長以上に私が子供達に教えてもらい、成長させてもらった。たくさんのことを教えてくれた子供達には感謝しかない。

 

大人になった時、BSCで過ごした夏休みや私達の事を少しでも覚えていてくれたら嬉しい。

子供達がキャンプに参加して、楽しかった思い出と、挑戦することの楽しさと、新しいことをする勇気を持って帰って、夏休み1番の思い出になってることを心の底から願っている。

 

最後になりましたが、このキャンプに私を参加させて頂きありがとうございました。

このキャンプで私は周りのインターン生や、子供達になにか心に残るものを残せたかは分かりませんが、心の底から楽しく、成長を実感できた2週間でした。また、機会があればよろしくお願いいたします。

先を見通しづらい状況ではありますが、ご自愛のほど心よりお祈りしております。

 

次のインターン生へ

 

このキャンプは自分自身が思ってる以上に考えることもありますが、すごくすごく充実した2週間になります!子供達は可愛いし、BSCの環境も最高です!

レインコートはしっかりした物を選んでください。のど飴も忘れないでください。短パンもあった方がいいと思います。

不安が沢山あると思いますが周りのインターン生と協力し、楽しくて充実した2週間をすごして欲しいです。「報連相」これが1番大切です。

小さなことでも、なんでも仲間に報連相して下さい。そして、子供よりも子供になって全力で楽しんでください!初めのうちは慣れないことだらけで帰りたくなったり不安になるかもしれませんが周りにはたくさんのインターン生やBSCの人がいます!遠慮なく頼りましょう!楽しいキャンプになる事を祈っています。

 

 

ざっきーコーチ(宇都宮大学)

まず、感想文を始める前に、2 週間ありがとうございました。 今思えば、本当にあっという間で、かけがえのない 2 週間になりました。

「私は子どもたちに何ができただろうか。」私 ...

まず、感想文を始める前に、2 週間ありがとうございました。 今思えば、本当にあっという間で、かけがえのない 2 週間になりました。

「私は子どもたちに何ができただろうか。」私自身も小学生のころ、少年自然の家でのキ ャンプに参加したことがあり、そのときのお姉さんに憧れがありました。この「私もお姉さ んのようなかっこよいコーチになりたい」という思いがインターン参加の動機でした。

しかしこのような思いは持っていたものの、私は子どもたちにほとんど何もできず、むしろ子どもたちから与えられ、教えられることしかなかったと感じます。特にこの思いは、インター ンはじめのころに私の心に重くのしかかっていました。

しかし、4 日目の夜に、はやとさん からの「子どもたちが無事に寝ることができたら、それで OK だから」という言葉にはっと させられました。
確かに安全が最も大事であるし、楽しませることが得意なインターン生はたくさんいます。
だから私は、子どもたちが水に入っていないか、危険なことしていないか などを重点的にみてきたつもりです。
誰一人、大きなけがなどがなく、無事にこのサマーキャンプを終えることができて、心の底から良かったと思います。

また、子どもたちはずっと元気で、無邪気で、「なんで?」「どうしてダメなの?」が口癖。
私は、子どもたちのような、強い好奇心を忘れていたように思います。たくさん元気や感動 をもらいました。
特に、来た時は泣いていた子が、とびきりの笑顔で帰って行ったときは、 感動してしまいました。
思い出の
1 部分に関わらせていただいたことを、本当に感謝しま す。

また、インターン生、BSC のスタッフ、コーチにも大変お世話になりました。

インターンに来たとき、周りのインターン生はテキパキ行動できるのに対し、自分は何も できないことに、ふがいなさを感じ、「辛い」「自分は何をしているのだろう」という感情で いっぱいでした。そのため、子どもたちが主役のサマーキャンプであるのに、子どもたちを 気にかける余裕がなく、自分のことだけで精一杯になっていました。

そのうえ、何をしたらよいのか分からないのに、私は「何をしたらよい?」とすら聞けま せんでした。「分からなかったら聞く」という当たり前のことすらできず、たくさん迷惑を かけていたと反省しています。

しかし、私が胸中を明かしたとき、夜にみんなで話し合ったとき、たくさんのインターン 生が共感をしてくれたり、アドバイスをしてくれました。このとき、「仲間っていいな」と 感じました。今までの私は、どこか、人が苦手なところがありました。しかし、やっぱり助 けてくれるのは仲間だし、みんなと親しくなり始めると同時に、少しずつ子どもをサポート するという本来の役割もできるようになっていきました。と同時に、コミュニケーションの 大切さも身に染みてわかりました。コミュニケーションをとれば、ほとんどの悩みが解決さ れたからです。コミュニケーションの大切さと仲間のすばらしさを感じた 2 週間でもあり ました。

また、私がいた 2 週間は、ほとんど毎日が雨でした。そのため、子どもたちが大変なこと はもちろん、カヤックや SUP などの時間変更や室内レクリエーションへの変更が多く、よ り臨機応変な対応が必要でした。私は先を考えて行動することができず、助けられることし かありませんでした。しかし、最後の何日間は、ようやく色々なことが分かってきて、自分 の中では少しずつ考えて動けるようになったと思います。また、子どもたちの前での説明も、 自分基準では、少しずつうまくなっていったと思います。これは、周りのインターン生、サ ブリーダー、BSC のスタッフさんが人格者だったからだと思います。本当に感謝と尊敬で いっぱいです。気遣いの神のインターン生、よく笑い、明るく場を盛り上げてくれるインタ ーン生、1 1 人に寄り添うことが上手なインターン生、仕切るのがうまく、子どもとの接 し方が上手なインターン生、思ったらすぐ行動して全体を仕切ることができるインターン 生、感情のブレがあまりなく、いつも冷静なインターン生。たくさんのことを学ばせてもら いました。いつかまた会ったら、恩返しさせてほしいです。

最後に、何にも代えがたい経験、思い出を提供してくださった BSC のみなさま、サブリ ーダー、子どもたち、そしてインターン生に心より感謝申し上げます。

もかコーチ(徳島大学)

BSC の皆様
2週間お世話になりました。 とても貴重な経験をさせていただき毎日が充実していました。

このキャンプ中は子供たちの「なんで?」を何回も聞いた印象が ...

BSC の皆様
2週間お世話になりました。 とても貴重な経験をさせていただき毎日が充実していました。

このキャンプ中は子供たちの「なんで?」を何回も聞いた印象があります。「ルールを守 ってね。」「これをしてはいけないよ。」というときに子供たちに「なんで?」と言われると、 自分の中ですぐに答えを出せないときも多くありました。そこで、なんでだろうと自分の中 で問い詰めて考えてみると、ルールや決まり事があるのは安全にプログラムをこなしてい く上での理由があるからだということに気づかされました。当たり前のことかもしれない けど、自分は普段の生活でも理由を考えるということを面倒くさがってしてこなかったん だなと思いました。理由を考えた上で物事に取り組むのと、考えないで取り組むのとでは結 果に差が生まれてくるなと思いました。そう感じた訳は、子供たちに理由を説明すると納得 してもらえることが多かったからです。それが分かってから、最初「〇〇しないで」とただ 怒ってしまうことが多かったけど、これをしたらこういう危険なことが起きるからしない 方がいいと言えるようになったかなと思います。子供たちの「なんで?」と色んなことに対 して理由を問い詰める姿は私が見習うべきところだと思いました。

また、私は新しい環境に馴染んでいくのが遅いほうだと思うので、最初の1週間は他のイ ンターン生と共同生活をすること、キャンプの仕組みを理解すること、子供たちとの接し方 全てにおいて戸惑って、自分だけ他のインターン生についていけてないと思ってしまい辛 いなと感じることの方が正直多かったです。でも、悩みや不安を聞いてくれた他のインター ン生、BSCスタッフの皆様のお陰でそんな不安は徐々に小さくなり、最後の1週間は子供 たちと一緒になって自分も楽しむことが出来ました。子供たちの純粋に楽しむ姿を見てい ると、自然と嬉しくなっていた自分がいました。

キャンプ中は目の前のことをこなすのに精一杯だったため色んなことを考える余裕も正 直なかったけど、家に帰ってきて2週間を振り返ってみた今、本当にこのインターンに参加 してよかったと思っています。自分の中でも2週間 BSC で過ごしたという事実が自信にな ったように思います。この経験を無駄にすることなく、色んな人が助けてくれたという事実 を忘れないようにしたいです。また違う場所で何かしらの形でこのインターンで学んだこ とを活かせるように日々の生活を頑張りたいと思います。

ありがとうございました。 

ゆうきコーチ(昭和大学)

2 週間お世話になりました!
私にとって、BSC で過ごした 2 週間は「⻑いようで短い」だなんてありがちな言 葉では表しきれないほどに、濃い日々の連続でした。 ...

2 週間お世話になりました!
私にとって、BSC で過ごした 2 週間は「⻑いようで短い」だなんてありがちな言 葉では表しきれないほどに、濃い日々の連続でした。

自分自身の成⻑を肌で感じたり、オンタイムで理解したりすることは難しいこと であり、滅多にあることではないと思います。しかし、インターンシップの期間 中、私は、自分自身の成⻑した部分とこれから課題として残る点の両方をきちん と把握しながら活動することができました。それだけこの 2 週間は、自分にと って新しいことで溢れていて、刺激的な毎日だったということです。

もともと小・中学生時代に自分自身がいろいろなサマーキャンプに参加してお
り、いつかはキャンプのリーダーやコーチになって企画や運営側をしてみたいな
と思っていたのが、このインターンシップに申し込んだきっかけです。

また、大学の授業で、小児病棟の子どもたちが求めるのは同級生の子どもたちと 「一緒のことをする」「当たり前のことをする」ことであると学びました。そこで、 いわゆる「普通」の小学生が、どんな「当たり前」をもっているのか、なにが「普 通」なのか、どんなことをして楽しんでいるのかを知りたいなと思い、このイン ターンシップに参加しました(もちろん、私がこの 2 週間で知り合えた子ども たちに「正解」があるとは思っていませんし、人は皆、十人十色なのであくまでも 子どもたちを知る一歩目を踏み出したに過ぎませんが)。

そんな子どもたちひとりひとりと関わっていく中で、学んだことは、対等に、真 剣に向き合って話をすることの大切さです。「子どもだから」ではなく、「ひとり の人間として」向き合うことによって、こちらの真剣さが伝わるのだということ を改めて理解することができました。また、目をきちんと合わせて話をすること は、コミュニケーションにおいてとても基本的なことですが、特に、子どもに向 けて話をするときにおいて、大事なことなのだなと感じました。
2泊3日や3泊4日、5泊6日では、子どもたちの根本的な性格や行動を正すことはほぼ不 可能ですが、それでも私たちコーチ陣が真剣に向き合った日々が、彼ら彼女らの人生のどこかで役に立ってくれればいいなと思いながら子どもたちと楽しく、ときにメリハリを持って接するように心がけていました。

他にも、子どもたちと接することができたからこそ伸びた力があります。
それは誰にでもわかりやすく話す力です。
子どもたちから投げかけられる素朴な疑問や 私たちや大人が当たり前だと思っておいていた「前提」について、
尋ねられるたび に、どのようにして簡潔にかつ、わかりやすく伝えるべきかとえていたためで す。

よく学問をきちんと理解しているのかをかめるとき、「小学 1 年生にもわ かるように説明してみて。」と言われることがあるかと思います。この 2 週間を 経験した、求められている説明の本当の難しさを理解できたようながしま す。

また、初めて会う人しかいない環境に自分自身を置き、インターン生たちと出会 えたことは自分の人生にとって、とても大きなできごとだったと心の底から感じ ています。人によって子どもたちとのコミュニケーションの仕方やアクティビテ ィの工夫の仕方が異なっていたり、自分とは異なる「リーダー」のあり方をしてい たり、と自分に足りていない多くのことを学べる機会になったからです。反対 に、自分と考え方が似ている人との話し合いをすることによって得られる物事の 深みも知ることができたのですが、それもまた異なる考え方を知るのと同じくら い興味深い経験になりました。

毎日早起きをし、夜遅くまで次の日のアクティビティや進行についての話し合い を重ねたり、「カベ」にぶつかったとき上手く解決できなかったり、と正直、目まぐるしく、大変なことも多くありました。

しかし、そんな難しさやもどかしさを 感じる中でも、それを遥かに超える楽しさや、やりがいを感じながら活動するこ とができたのは周りの方々の支えはもちろんのこと、子どもたちからもらえる笑 顔やパワフルさがあってのことです。

この 2 週間の経験のすべてを言葉として表すことはできませんが、自分にとっ て間違いなくかけがえのない大切な夏の思い出になりました。

この場を借りて、 お世話になった BSC の方々にお礼申し上げます。貴重な経験をさせていただ き、本当にありがとうございました。

のんコーチ(名古屋外国語大学)

私は現在、大学に通っていますがほとんどの時間をオンラインで過ごしています。そのため、仲間と協力して何か挑戦をしたいと考えていました。BSCサマーキャンプの大学生インターンシップはSNSの広告を見 ...

私は現在、大学に通っていますがほとんどの時間をオンラインで過ごしています。そのため、仲間と協力して何か挑戦をしたいと考えていました。BSCサマーキャンプの大学生インターンシップはSNSの広告を見て知りました。情熱を持って挑戦することはまさに私が求めているような活動だと思い迷わずに応募しました。

 

私は教育に興味があり今まで子供と触れ合う機会があまりなかったので子供との関わりを大切にしたいと考えて参加しました。私が一番学んだことは、子供は大人が考えている以上に自ら行動しようとする力があることです。私たちが手順を教えながら次に何をするのか、そのためにどうすればいいのかを考えてもらうことで積極的に参加してくれる姿勢が見られました。せっかく親元を離れて生活する貴重な時間なので、自立する力を少しでも養って欲しいと感じていました。一人一人行動するペースはバラバラでしたが手を出す前に見守っていると私たちが伝えたことを一生懸命やってくれました。行それぞれ行動するペースが違う子供達が心地よい集団生活を送るためには私たちが適切な指示を出す必要があり子供の様子を見ながら指示の出し方を工夫していました。

 

また、SUPの経験があり魅力を伝えられる素晴らしい機会となりました。私が初めてSUPをやったのは小学5年生の時でした。初めてやる時はできるかどうか不安になったのを今でも覚えています。カヤックと比べると少し難しいように見えてしまいますが、いざやってみると子供たちはボードの上に立って漕いでいました。楽しかった!と言ってくれる様子がとても印象的でした。雄大な自然を感じながら、自ら挑戦して幼い頃に体験したことは子供たちにとって一生忘れられない経験になると思います。自分が幼い頃に経験したことを実際に役立てられて良かったです。

 

最後に、私はインターンシップの活動の中で最も求められたことはインターン生同士の連携だと感じました。計画通りにプログラムを進めるためには順序よく先を見て行動することが必要でした。順調に進められたと感じる日もあれば、あまり上手くいかない日もありましたが、インターン生全員で助け合いながら行動することができたと思います。これらの要素は社会で必要とされることでありどんな職業に就いたとしても非常に重要だと思います。このインターンで学んだことを今後活かしたいです。

日常生活では学べない貴重な経験になりました。

ありがとうございました。

 

かすみんコーチ(日本女子大学)

 「情熱をもって子供と対話を。」

BSCのホームページに掲載されていた、この言葉が私を動かしてくれました。

 

大学で児童学を専攻していますが、コロナ禍の大学 ...

 「情熱をもって子供と対話を。」

BSCのホームページに掲載されていた、この言葉が私を動かしてくれました。

 

大学で児童学を専攻していますが、コロナ禍の大学生活ではオンライン授業が大半を占め、子どもと直接関わる機会が殆どなく、自分は一体何を学んでいるのだろうと日々悩んでいました。同時に今年の夏は、何か大きなことに挑戦したいという微かな思いがありました。

そのような気持ちの中で見つけたのが、BSCのサマーインターンシップでした。

 

子どもたちと直接関わることができるという楽しみな気持ちの反面、事前研修から1ヶ月以上時間が空いてしまったことから不安な部分が大きく、ドキドキしながらインターンシップの初日を迎えたのを今でも覚えています。

 

インターンシップが始まってからは、身につけた腕時計とその日のスケジュールを片手に、たくさんの子どもを見ることは、考え事なんてしている暇がないくらいの忙しさと大変さでした。失敗や成功を繰り返し、自分の行動を振り返りながら、少しずつ自分に自信をつけ、気付いたら心の底から楽しんでいると自覚できるくらい充実した生活を送っていました。

 

ここからは、インターンシップを通して学んだことや得たことなどを2つ分けて紹介していきたいと思います。

 

まず1つ目は、子どもとの関わり方です。

子どもたちと関わる上で学んだことは、「集団として子どもを見ない」ことです。一気にたくさんの子どもたちを見るため、ついつい「今回の子は大人しいな」とか「このグループは少しヤンチャだな」と、集団の括りで子どもたちの様子を判断しがちになってしまいます。集団として子どもの性格などを判断するのではなく、一人ひとりをみていくことで、気づきもしなかった意外な一面や個性を知ることができました。また、子どもに対しての声かけの仕方も大きな学びとなりました。少し声に抑揚をつけることや重要なところをゆっくり話すなど、話し方を少し変えるだけで子どもたちの反応は違い、伝わり方も変わってくるのだと思いました。そして、声かけの中で最も苦労したのが、言葉選びです。自分の語彙数と小学生の語彙数はかなり大きな差があるため、いかに全員に伝わるように分かりやすい言葉に言い換えることが大変であった反面、自分にとっても良い経験となりました。

 

 

次に2つ目は、コミュニケーションを取ることの大切さです。

これはサマーキャンプを運営していく上で、インターン生同士の連携を図るためにも欠かせないことです。例えば、集合場所や集合時間、スケジュールの変更点等の伝達事項があります。これらをいかに簡潔に分かりやすく伝えるのが思った以上に難しいことであるかを思い知らされました。またインターン生同士での何気ない会話もとても大切であると学びました。一見、業務には関係ないと考えてしまいがちですが、互いのバックグラウンドや性格などを知ることができ、コミュニケーションという手段がインターン生同士の信頼関係を築いていくのであると学ぶことができました。

 

他にもインターンシップを通して、学んだことや得たことだけでなく、子どもたちと一緒に過ごした思い出もたくさんあります。

 

ホームシックで最初は目も合わせてくれなかった子が、最終日にはハイタッチをしてくれたこと。雨の中のワイルドスイムで唇が震えながらも、「楽しい!」と言って何度も飛び込んでいた子。真剣な顔でカヤックを一生懸命漕ぐ子どもたちの姿。「また来年もキャンプに来るから、コーチもいてね」と言いながら笑顔で帰っていった子。

 

「情熱をもって子供と対話を。」という私を動かしてくれた、この言葉を行動に移せたかは分かりませんが、とことん本気で子どもたちと向き合ったからこそ、見ることができた子どもたちの姿ではないかと思います。そして子どもたちがいたからこそ、私はこの3週間で成長できたのだと思います。

 

インターンシップを終えて、BSCのインターンシップに参加すること、3週間という期間を選んだ自分の決断は間違っていなかったと自信を持って言えます。

この夏に出逢えた全ての子どもたちと、チームメイトのような存在であるインターン生、校長先生や桂子さん、達也さんをはじめとするBSCのスタッフの方々、すべての方に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

これからも勇気を挑戦することの大切さを忘れずに、様々な経験を積んでいきたいです。

本当にありがとうございました!

さとコーチ(関西外国語大学)

BSCサマーキャンプを終えて

私が2週間のインターンシップを終えて一番に思ったことは、このインターンシップに参加して本当に良かったということです。

インターンシップが始ま ...

BSCサマーキャンプを終えて

私が2週間のインターンシップを終えて一番に思ったことは、このインターンシップに参加して本当に良かったということです。

インターンシップが始まる前は、子供達が楽しいと思えるようなキャンプを作ることができるのかな、他のインターン生と協力してやっていけるのかなと不安に思っていました。しかし、実際にキャンプが始まると緊張や不安を感じる暇もなく、1日があっという間に過ぎ、いつの間にか2週間が終わっていました。今振り返るとそれほど濃く、充実した2週間であったのだと感じます。

 

私の過ごした2週間はほとんど雨で、プログラムが変更になったり、ウォータースポーツを整った環境で楽しむことができないといった場面がたくさんありました。それでも子供たちは「次は何をするの?」「カヤックもう一回やりたい!」と雨の中でも楽しむ姿を見せてくれ、とても嬉しかったです。

 

荒波の中恐怖を感じつつもカヤックに挑戦し、「楽しかった」と笑顔を浮かべた子、水遊びに熱中してなかなか琵琶湖から上がってこなかった子、カフェテリア体験に参加し、目を輝かせながら自分の好きなことについて語ってくれた子、ホームシックの子を慰めたり、分からないところを他の子に教えてあげた優しい子、全てが印象に残っています。

 

他のインターン生との関わりも、私にとって印象深いものでした。困っている子供たちの気持ちにずっと寄り添ったり、次のプログラムをスムーズに進められるように先に準備をしてくれたり、常に冷静な考えを持って行動したり等、みんな私にはないものを持っていました。お互いがお互いを支え合って、毎日次の日のことを考え、誰もが真剣に取り組んでいました。そんなみんなと最高のキャンプをつくりあげることができて本当に良かったと思っています。

 

最後に、サマーキャンプの運営を支えてくださったBSCの皆様、キャンプづくりに協力してくれたインターン生やサブリーダーのみんな、キャンプに参加してくれた子供達。貴重な体験をさせていただいたことを心から感謝しています。

2週間という短い間でしたが、本当にありがとうございました。

もんもんコーチ(神戸女子大学)

2週間のインターンを終えて、この2週間という短い期間で多くの小学生やサブリーダー、他の大学のインターン生、スタッフの方と関わりました。短い間でしたが濃い2週間を共に過ごすことができてとても嬉しか ...

2週間のインターンを終えて、この2週間という短い期間で多くの小学生やサブリーダー、他の大学のインターン生、スタッフの方と関わりました。短い間でしたが濃い2週間を共に過ごすことができてとても嬉しかったです。

私は夏休み何もすることがなく、とりあえず何かしたいという漠然とした理由で応募しましたが、非常に充実した2週間を過ごすことができ参加してよかったと思いました。

子供と2週間過ごすにあたって、私が気を付けたことは子供と同じ目線に立ち、話しに耳を傾けることです。子供たちは一生懸命何かを伝えようとしてくれます。それをしっかり聞いて、どんなことを感じてどんなことを考えているのかを共有することは大切だと思います。

サマーキャンプに参加してくれた子供たちからは多くのことを学びました。チャレンジする心、諦めない心、それらは大人になるにつれて薄れていく心ですが忘れてはならない取り戻すべき心だと思いました。

また、子供たちは好奇心旺盛です。色んなことに「なんで?」「どうして?」と疑問を持ちます。これもまた、取り戻すべき心だなと思いました。今あることを当たり前だと思わず、理由を追求することは大人になっても大切な心だと思います。子供たちには、その好奇心を忘れずに持っていてほしいなと思いました。

 

次に2週間のインターンは楽しいこともたくさんありますが、悩むこともあると思います。辛いなぁ、どうすればいいんだろうと思うことがあると思います。そのようなことがあっても乗り越えることができたのは、他のインターン生が一緒に頑張ってくれたおかげだと思います。インターン生は、関東や関西、四国など様々な地域から集まってきます。それぞれ色んな経験をしている人、色んな考えを持っている人があります。お互いに意見を出し合い、どうしたら子供たちに楽しんでもらうことができるのか考えるのは楽しいし、他のインターン生が経験してきたことを聞いて知識、視点を持つこともでき、2週間という短い間ですが、深い絆を築くことができたと思います。

生きていく中でのほんの2週間ですが、私にとっては大きくて濃い2週間でした。2週間で、充実と成長と感謝の3つを心から感じることができました。

 

最後に、このような貴重な学び、経験の機会をいただけたこと、支えてくださったスタッフの皆さんに感謝いたします。

ありがとうございました。

ふっきーコーチ(東京海洋大学)

2週間のサマーインターンシップを終えて、感想を一言で言うとすれば『参加してよかった』です。

私は今年度、大学生活残り2年という状態で編入してきました。
これまで5年半在学し ...

2週間のサマーインターンシップを終えて、感想を一言で言うとすれば『参加してよかった』です。

私は今年度、大学生活残り2年という状態で編入してきました。
これまで5年半在学していた商船高専を昨年の9月に卒業し、同期は皆、船員として働いている中、私自身大学への編入を選択したのは、“将来なりたい自分”を見つめなおす時間が欲しかったからです。

そのため、私にとって大学で過ごす一日一日は貴重で「なんとなく過ごす」ということだけはしたくありませんでした。
そんな時に出会ったのがSNSで流れてきた「BSCサマーインターンシップ」の広告です。
私はすかさずリンクへ移動し説明を読みました。
そのとき「これは私のためのインターンシップだな」という印象を受けたことを今でも覚えています。 

インターンシップで学んだことは大きく分けて3つあります。

それは「人を頼るスキル」「自分の意見を明確に伝えるスキル」「挑戦するスキル」です。

人に頼るスキル

まず一つ目に、コーチの中でリーダーという役割になった時、私は他のコーチ達から「人を頼るスキル」を教えてもらいました。私はこれまで学生会長などリーダーという立場を任せていただく経験が多かったのですが、上手くみんなを取りまとめることはできても、誰かに仕事をお願いすることが苦手で人を頼ることがかなり下手でした。

そのため今回のインターンシップではリーダーになった時、自分一人で抱え込むのではなく、「人を頼る」というのを常に意識するよう心がけていました。他のコーチは私がリーダーとして動きやすいように全力でサポートしてくれたし、私が仕事をお願いすることで互いの信頼関係も生まれるということに気づくことができました。また、一人ではなく「みんなでその日のプログラムを成功させるぞ!」という意識を持つことで、みんながいるから大丈夫という安心感が生まれ、リラックスしてリーダーを務めることができた気がします。

人を頼ることは恥ずかしいことではなく、むしろ「人を頼る」は一つのスキルということを身に染みて感じました。私自身、人から頼られると嬉しいように、私もこれからは人を頼ることを意識して生きていこうと思えました。

 

二つ目に学んだことは「自分の意見を明確に伝えるスキル」

コーチミーティングのとき、その日の出来事や次の日のスケジュールについて話しますが、今でもよく覚えているのは、2人のコーチが次の日の子供たちの班の組み合わせについて真剣に意見を交わしていたことです。「スケジュールがうまく進むように、どの班を組み合わせると効率がいいか」「果たして、この班の組み合わせで子供たちは楽しむことができるのか」等、子供たちを楽しませたい反面、スケジュールに支障が出る可能性があるというような内容でした。その様子を見ていた私は、その2人のコーチに感化され、自分の意見を明確に伝えることは大切なことだと気づかされました。これまで、誰かが発した意見にそのまま流され、自分の意見は言いかけても曖昧で、途中で諦めることが多く伝えずに終わることが何度もありました。

サマーキャンプを成功させたいという思いはみんな一緒。だからこそ、良いものに仕上げるために意見をぶつけ合う。そんな他のコーチたちの姿に「かっこいい!私も負けたくない。」と思えました。間違った意見かどうかは伝えてみなければわからないし、意見を交換し合うことでより良いものになるかもしれない。人の意見を受け入れることも大事ですが、自分の意見を伝えることも同じくらいに大事ということを学びました。

三つ目は子供たちから学んだことである「挑戦するスキル」

サマーキャンプのプログラムの中に“ロープワーク”というロープで様々な結び方を教える時間があります。子供たちの中には、もちろん器用な子もいれば不器用な子もいます。

私がロープワークを教えているとき、子供たちみんなのロープワークが上達していく中で、どうやってもうまくいかない子が一人いました。その子はみんなに背を向けて歯を食いしばって、できるまで何度も何度も挑戦していました。「自分のペースでいいから、できるまで挑戦する。諦めないぞ。」という心の声が聞こえてきそうなほど、黙々と挑戦する姿に感動しました。自分にできないことを受け入れ、できるまで挑戦する。大人になるに連れて、できないことに目を背けることが増え、苦手分野をそのまま放置してきた私にとって、「できなくてもやってみる、自分のペースで挑戦する。」という今の私に必要なことを教えてもらいました。

 

 

2週間という長いようで短いインターンシップは、私にとって最高の思い出です。一つの目標を達成し成功させるために、みんなが同じ熱量で真剣に意見を交わすことは滅多に経験できることではありません。この経験は社会に出てからも役に立つものだと確信しています。みんなでいいものを作り上げるために意見を交わすことができる、そんな仲間に出会えたこと、そしてその機会を提供してくださったBSCスタッフの皆様、小学生のみんなに心より感謝いたします。

 

最後にはなりますが、私が最後のあいさつで子供たちに伝えたことをここに記します。

 

きっかけは何でもよくて、きっかけさえあれば人は動くことができます。そのきっかけを今回のインターンシップで子供たちに作ることができたなら幸いです。これからの人生で様々な壁にぶつかることがあったとしても、サマーキャンプでの経験や、初めて感じた思いや気持ちが、将来のどこかで躓いた時の手助けやヒントになってくれることを願います。

将来したいこと、なりたい自分に出会うことは簡単なことではありませんが、それを見つけることが私にとっては楽しくて、一生の課題だと思っています。

5年半、船のことを学んできましたが、船を好きになったことは一度もないし船員として働きたいとも思いません。それでも、陸上から海運を支える海運業界の操縦士になりたいという思いがあります。どんな経験も無駄なことは一つもなく、必ず自分を魅力的にしてくれるものだと確信しています。

 

将来したいことが今すぐに明確にならなくても、BSCphilosophyである「冒険ある人生」にするために、人生そのものを宝探しと捉え、これからもっと楽しい人生にしていきたいと2週間を経て思うことができました。

 

そんな答えを見つけ出すことができたのは、BSCを通して出会った皆様のおかげです。重ねてお礼申し上げます。本当に、ありがとうございました。