もえぴコーチ(筑波大学)|2021年インターンシップ体験記

私は運が良いと思います。なぜならこのインターンに参加することができて、一生忘れない思い出を作ることができたからです。

正直、楽しすぎてもう一回やりたいくらいです。笑

このインターンで学んだことは沢山ありますが、一番はやっぱり子供たちの持つ無限のパワーだと思います。

いっぱい遊んで、いっぱい食べて、いっぱい笑う子供たちは常にエネルギーが溢れていて(溢れすぎの子もいましたが)、そのエネルギーに追いつくのが大変だったけど楽しかったです。

 子供とどうやったら仲良くなれるんだろう?と思う人もいるかもしれません。

私も最初は考えていましたが、答えは簡単でした。それは「自分も子供になる」です。

自分も子供になることで、予定されているアクティビティだけでなく、全力じゃんけんやシーグラス探し、その子の誕生日いつでしょうクイズ(他にも兄弟の名前当てクイズなど、なんでもクイズとして出題されます)や川でのカニ探しが何倍も楽しくなりました。

一緒にお絵描きをしていた時、「これあげる」と言われて広げた紙に自分の似顔絵が描かれていた時は、嬉しすぎてみんなに自慢していました。笑

こんなに沢山の子供と関わる機会はなかったので不安だらけでしたが、そんな悩みが一瞬でなくなるほど子供たちは話しかけてくれて、とても嬉しかったです。

 “子供だから”なんて考えは子供に失礼で、子供は人をよく見ていて、感性が豊かで、物知り博士です。だからこそ対等な立場で接する=自分も子供になる、そして時に叱ってあげることが仲良くなるための秘訣なのかなと思いました。

 このサマーキャンプでは沢山の楽しいアクティビティがあり、カヤックやサップ、ワイルドスイム(琵琶湖へ飛び込み!)やドラム缶風呂、BBQやキャンプファイヤーまで、The夏の思い出が詰まっています。

インターン生は子供たちにカヤックやサップのやり方について説明したり、子供の付き添いとして船に乗ったり(飛び込んだり)、ライフジャケットの説明やキャンプファイヤーの進行などを行います。

子供たちは班に分けられ、その班がいくつかまとまったグループが作られており、一つのグループにインターン生が何人かついてグループごとに活動します。インターン生は日によってグループリーダーを決め、リーダーはその日の動きを子供たちや他のインターン生に指示する役割を担います。

 私はこのリーダー体験で先の見通しの大切さについて学びました。

子供たちはよく「次何するのー?」と聞いてきます。それを自分が分かっていないと次がスムーズに進まないし、次が終わっても、その次は何するの?どこ行くの?といった感じでやることは沢山です。

リーダーをやることはもちろん不安だけど、頑張った分の達成感が返ってくるし、他の人がリーダーをやったときには、その人の成長を見ることができて感動しました。

また、来たときは人見知りであまり喋らなかった子が最後のほうはマシンガンのように喋りかけてきたり、言うこと全然聞かなかった子が静かにカニ探ししていたりと、子供たちの成長(変身?)も見ることができました。

 インターン生はみんな志が高く、優しくて人想いの人達ばかりです。

インターン生同士で話し合ったり、悩んだり、色んな考え方を聞くことで自分なりの方法を見つけていくことができました。

もちろん子供たちから学ぶことも多く、子供たちと話した内容に驚くことも多かったです。笑

琵琶湖が目の前にある景色は朝から夜までずっと綺麗で、BSCでは非日常を体験できます。

もしタイムスリップできる能力があったら、何度もあの楽しい時間に戻りたいと思うくらい、私にとって忘れられない思い出になりました。

ここで出会ったすべての人達に感謝します。ありがとうございました!

最後に、やっぱり子供たちは可愛いです!