小学生を預ける施設|種類やケースに応じた選び方などを紹介

小学生を預ける施設とは、主に放課後や休日に子供を預かってくれる公営や民間の施設のことです。
共働きのため、放課後の子供の過ごし方を心配している保護者から需要が高まっています。
この記事では、小学生を預ける施設の種類や特徴を紹介します。
ケース別の最適な施設の選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

小学生の子供を施設に預けても大丈夫?

小学生を施設に預けることは不安かもしれませんが、一般的になりつつある方法でもあります。
学童保育を例に説明しましょう。厚生労働省は待機児童への対応として「放課後児童健全育成事業」を行い、学童保育の設置を推進しています。

データによれば、令和元年の全国の学童保育は、平成30年の25,328か所より553か所増加して25,881か所となりました。
また、登録児童数は平成30年の1,234,366人から64,941人増加し、1,299,307人となっています。

しかし、待機児童も平成30年の17,279人より982人増加し18,261人となっているため、学童保育の需要は引き続き高まると予想されているのです。(数値は2019年5月時点)

※参考:令和元年(2019年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(令和元年(2019年)5月1日現在)|厚生労働省

小学生を預けることができる施設の種類

公営や民営などさまざまな種類がある施設から、代表的な2種について解説します。

学童保育(放課後児童クラブ)

学童保育は厚生労働省が所轄している施設で、放課後や長期休みに子供を預けられる場所の一つです。職員の約70%が保育士や教員などの認定資格を持っています。学童保育の多くは、学校の敷地内や児童館など公共の施設内にあります。

開所時間は施設により異なり、おおむね平日は下校時から18~19時頃まで、土曜日や長期休みは朝から18~19時頃までです。待機児童の増加については前述のとおりですが、とくにニーズが増しているのは4~6年生の高学年の児童です。月額利用料は施設によって幅があるものの、全体の約47%が月額4,000円以上8,000円未満となっています。

※参考:令和元年(2019年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(令和元年(2019年)5月1日現在)|厚生労働省
※参考:令和元年(2019 年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(PDF)|厚生労働省

民間学童

民間学童とは、行政ではなく企業が運営を行う施設です。
具体的には、一時預かりサービスや託児所(許可外保育施設)などが挙げられます。
独自運営のためプログラムに自由度があり、英会話講座や工作、料理などの学習プログラムを実施する施設もあります。

開所時間も学童保育より幅があり、施設によっては日曜祝日の対応や、21~22時までの対応も可能です。
しかし、学童保育と比較して利用料金が高額になる場合もあります。施設により異なりますが、延長料金やオプション利用を含まない基本料金が4~5万円ほどかかるケースが多いようです。

※参考:民間学童保育が増加中!指導の内容や料金はどうなっているの?|ベネッセ教育情報サイト
※参考:民間の学童保育とは?料金や運営方法について徹底解説|cocoiro(ココイロ)

その他事業・サービス

放課後子供教室

文部科学省が推進している事業で、地域住民の協力を得ながら小学校の余裕教室などを利用して実施されています。
学習に加え、スポーツや地域行事への参加などが特徴です。

原則として利用料は実費や保険料以外無料です。

平成25年度の全国平均データでは、平日の実施時間は2.5時間、土曜日は4時間、日曜日等は5.3時間となっています。
しかし、開催が限定されており、例として平日の実施日数は年間84日です。
また、設置状況も全公立小学校中51.4%となっています。

※参考:施策関連資料(放課後子供教室)|文部科学省
※参考:放課後子供教室の概要|学校と地域でつくる学びの未来(文部科学省)

ファミリーサポートセンター

市区町村が運営を行う事業で、子供を預けたい人と預かりたい人の双方が会員登録し、ファミリーサポートセンターの紹介のもと実施されます。
預かり場所は原則的に預かりたい人の自宅となります。預かりに応じる会員がいれば、平日だけでなく土日祝日にも預かってもらえることが特徴です。

預かり時間帯は、19時までや22時までなど、センターごとに基準があります。
利用料金は曜日、時間帯によって幅があり、東京都を例にすると1時間700~1,000円ほどです。

※参考:ファミリーサポートセンターのご案内|厚生労働省

子どもトワイライトステイ

子どもトワイライトステイは市町村が実施しており、仕事などの理由で夜の時間帯や休日に子供を預かってほしいとき、児童養護施設などで預かってもらえる制度です。
子供の対象年齢や、月に利用できる日数など、利用条件は市町村により異なります。
利用できる平日のメイン時間帯は、主に17~22時で宿泊が可能な場合もあります。
休日はおおむね午前中から夕方までです。

利用料金は日額700~2,000円ほどです。

小学生を預ける施設の選び方をケース別に紹介

家庭や状況ごとの希望にあわせて、どのような施設を選べばいいか説明します。

平日

夕方まで預かってほしい平日の預け先としておすすめなのは、学童保育、放課後子供教室、民間学童です。
学童保育は行政が推進していて多くの職員が資格を持っており、比較的利用料金が安いというメリットがあります。
放課後子供教室も行政が推進しており、原則無料で地域交流にも役立ちます。
民間学童は料金がかかりますが、英会話などプログラムが豊富で、預かり中も子供がさまざまな学習を身につけられることがメリットです。

夜間

夜間の預け先におすすめなのは、ファミリーサポートセンターや子どもトワイライトステイ、夜間も対応する民間学童です。
ファミリーサポートセンターや子どもトワイライトステイは、学童保育などが対応できない時間でも預かってくれ、利用料金が手ごろというメリットがあります。
民間学童は施設によってさらに遅い時間まで対応できたり、送迎サービスがあったりします。

休日

日曜日や祝日など休日の預け先は、会員が休日対応可能であれば、比較的リーズナブルに預けられるファミリーサポートセンターがおすすめです。
施設によるものの一時預かりサービスなどの民間学童も休日に対応しています。

長期休暇中

預けるだけでなく、子供に刺激的な体験もしてほしいなら、子供サマーキャンプへの参加をおすすめします。
他の子供たちも休みとなる長期休暇中は、子供同士で交流しつつ新しい体験への挑戦に適しています。

関連記事:小学生の夏休みの過ごし方10選|充実した夏休みで子供を成長させるためのアイデア満載

自然体験を楽しむサマーキャンプ

サマーキャンプでは、親元を離れ自分で物事を判断したり、さまざまな年代の子供たちと協力したりする機会も多いです。
子供の自立性や協調性、コミュニケーション能力を育むステージとなります。
テント泊や乗馬、ウォータースポーツなど普段はできないダイナミックな自然体験も、子供の新しい価値観や情緒を育む助けとなるでしょう。

グローバルな視点を育むサマースクール

グローバルな視点を育むサマースクールもあります。
いろいろな地域・国籍出身の子供も参加します。
そういった場からは国際交流の体験だけでなく、立場の違う人の視点を理解するダイバーシティについて学べるでしょう。
1人で参加することは子供にとってチャレンジですが、社会に対応するスキルを育成できます。

歴史ある自然学校

30年以上の歴史をもつある自然学校では、富士山をはじめ新潟、福島、沖縄など4地域に6拠点を展開しています。
小学生のみのアウトドアキャンプや、幼稚園年中から参加できる親子キャンプなど、家族形態にあわせて参加できることが特徴です。
農業・林業体験もでき、生活と自然のつながりを学ぶ貴重な機会がもてます。

ウォータースポーツが充実したキャンプ

国際交流と自然体験を同時にできる小学生向けキャンプなら、グローバルな視点と自然とのつながりの両方を学べます。
キャンプを実施する自然体験学習施設では、国際交流を行いつつ、カヤックやヨット、SUPなどのウォータースポーツをメインに体験できます。
キャンプを通して国際交流できる貴重な時間となるでしょう。

まとめ

子供を預ける需要は高まっており、施設の数や種類も増加しています。施設それぞれに特徴があるため、状況にあわせて上手に利用しましょう。子供を預けることは子供の自立性や協調性も高めます。

BSCウォータースポーツセンターでは、海外からの参加者や留学生スタッフと一緒にウォータースポーツをする「世界をつなぐ国際子供サマーキャンプ」を実施しています。カヤックやヨット、SUPなど触れる機会が少ないアクティビティが体験できます。現在募集中のプログラムをぜひチェックしてみてください。

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