子供にさせるべき体験とは?|子供の成長を促す体験について解説

「子供に体験させるべきこと」のひとつは、自然などに実際に触れたり関わったりする直接体験です。
現代の子供は、成長の過程で重要な直接体験が減っています。
この記事では小学生の子供を持つ親御さん向けに、子供が体験すべきことを紹介します。
子供の成長に役立つ情報を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

子供に必要な体験とは?

体験には種類があり、「直接体験」「間接体験」「疑似体験」の3つにわけられます。
直接体験とは、実際に物や自然などに関わる体験のことです。
間接体験とはインターネットやテレビなどを通じて学ぶ体験で、疑似体験は模型やシミュレーションなどを通した体験を指します。

現代においては、間接体験と疑似体験が多くなっていますが、子供の成長や学びにとっては直接体験が重要です。

直接体験とはどのようなもの?

直接体験とは、実際にはどのような体験を指すのでしょうか。
具体的な内容について詳しく紹介します。

自然体験活動

自然体験活動とは、その名のとおり自然に触れたり関わったりする体験です。
キャンプをする、昆虫を捕まえる、海や川で泳ぐことなどが挙げられます。
キャンプをしているときに、自然の中で野鳥を見たり鳴き声を聞いたり、海で貝殻を拾ったりすることなども含まれます。

体を動かさない体験も、自然に関わるものは自然体験活動に含まれます。
例えば、星空観賞や太陽の動きを観察することなども自然体験です。

生活体験活動

生活体験活動とは、生活に関わる体験です。
生活とは日常生活を指し、タオルやぞうきんを絞る、ナイフや包丁などを利用して果物や野菜の皮をむくなどの日常的なお手伝い、公園や道路でゴミを拾うといった体験です。
他にも、小さい子供と一緒に遊んだり赤ちゃんのお世話をしたりすることも生活体験活動です。

社会体験活動

社会体験活動とは、社会と関わる体験を指します。例えば、外国人との交流が挙げられます。
自分とは異なる文化の人と接することで、社会の広さや異文化への理解が進みます。
他にも、体の不自由な人のお手伝いやお墓参りも、社会体験活動に含まれます。

子供の頃の体験は性格形成につながる

子供の頃の体験は、性格形成に大きな影響を与えるといわれています。
子供の頃のさまざまな経験が基盤となり、大人になったときに差が出るという調査結果が、国立青少年教育振興機構より発表されています。

人間関係力

子供の頃に、体験活動をたくさん行うことで、人間関係力が高まるといわれています。
人間関係力とは、人前に出ても緊張せずに自己紹介ができる、初対面の人とも物怖じせずに話せる、近所の人に挨拶ができるといった能力です。
人と関わるために必要な力が育まれるのは、とても価値が高いことといえるでしょう。

共生感

動植物と関わる機会を多く持つと、共生感が高まります。
共生感とは、人の気持ちに寄り添う感覚で、より深く他者と関わるために重要です。
例えば、悲しい体験をした人の話を聞いて、自分も悲しい気持ちになる、友達に嬉しい出来事や幸せな出来事が起ったときに、一緒に喜ぶといった感覚です。

模範意識

友達と一緒に遊ぶ機会が多いほど、模範意識が高まります。
模範意識とは、道徳や社会的なルールを守る気持ちです。
模範意識が高くなると、交通ルールなどの社会的な規則を守るべきだと考えるようになります。
また、他人をいじめている人に対して腹が立つ、電車やバスなどで、お年寄りや体の弱い人に席を譲るなどの行為も、模範意識のあらわれです。

意欲・関心

地域活動が多いほど、意欲や関心が高くなる傾向があります。
意欲や関心とは、いろいろな国に行ってみたいと思ったり、未経験の物事に積極的にチャレンジしたりすることです。
意欲や関心が高くなると、最後までやり遂げようという気持ちも芽生えやすくなるため、大人になってからも役立つでしょう。

特に自然体験を子供にさせるべき理由

子供にさせるさまざまな体験の中では、特に自然体験が大切といわれています。
自然体験とは「生きる力」を育む体験です。生きていく上で、自分で考えて行動することはとても大切です。

自然の中での遊び方は人それぞれで、正解はありません。
その中で、自分で遊び方を考える、失敗しながら問題を解決していくなどの体験によって、主体性が身につきます。
また、自然の中で体を動かすことで、体も鍛えられます。

子供にさまざまな直接体験をさせるには

子供にさまざまな直接体験をさせたいと思っても、具体的に何をさせればよいかわからないかもしれません。
ここでは、6つの直接体験を紹介します。

アウトドア体験

アウトドア体験は、直接体験の中でもメジャーなものです。
キャンプや山登り、カヤック、アスレチックなどがアウトドア体験にあたります。
親子で一緒にキャンプやアスレチックをするのはもちろん、子供だけでサマーキャンプなどに参加させるのもおすすめです。
親が一緒にいないことによって、自立心や自主性、協調性などが育まれます。

公園など外遊び

直接体験に対しては、「遠出しなければいけない」というイメージを持っている人も多いでしょう。
しかし、キャンプ場などに行かなくても、直接体験は身近な場所でもできます。
近所の公園や道路での外遊びも、直接体験のひとつです。
公園で虫とりをする、散歩しながら空の様子や道端の草花を観察するといったことも、子供にとってはよい経験になります。

農業体験

農業体験では、自然と触れあうだけでなく、食育につながるというメリットもあります。
田植えや稲刈り、野菜の栽培や収穫などの体験では、土や植物と触れあい、楽しみながら、食への理解や興味が深まります。
自分で栽培や収穫をすることで、食わず嫌いの予防にもつながるでしょう。
また、野菜を育てる苦労や成り立ちがわかり、食べ物への感謝も深まります。

短期山村留学

山村留学は、通常は1年単位の長期スパンですが、夏休みなどを利用して5日~1カ月程度で参加できる短期のものもあります。子供だけで参加するもの以外に、親子で参加できる山村留学もあり、子供が小さくても安心です。
野菜の収穫やハイキング、川遊びなど自然に触れるプログラムが組まれているため、直接体験をさせるには最適でしょう。

ワークショップ

ワークショップとは体験型講座です。講師の説明を聞くだけという形式ではなく、教えてもらいながら実際に体験できます。
ワークショップには、アートや工作、プログラミングなどさまざまな種類があり、興味のある講座の中から選べます。
習いごとの多くは長く通いますが、ワークショップは1回からでも参加できるため、気軽に体験できるのもよい点でしょう。

職業体験

職業体験は、さまざまな職業の仕事を体験するプログラムです。
職業体験施設はたくさんあるため、好きな施設の中から選べます。
また、ホテルや鉄道会社などの一般企業が行っている体験プログラムも充実しています。
実際の仕事内容を体験することによって、将来の夢をより具体的に思い描きやすくなるでしょう。

子供の体験活動で親が心がけるべきこと

子供の体験活動において、親が心がけるべきことが2つあります。
ここでは、どのような意識で接するとよいのかを具体的に紹介します。

口や手を出さない

子供の体験活動では、「見守ること」が重要です。
子供は思わぬ行動をする可能性があるため、つい口や手を出したくなってしまいます。
しかし、過度な心配や規制はよくありません。

サマーキャンプなどに子供を送り出すときは、ネガティブな言葉をかけない、ルールなどを過度に言い聞かせて規制しすぎないといったことを心がけましょう。

小さな危険を体験させる

体験活動では、小さな危険を体験させることも大切です。
子供を心配するあまり、先回りして危険から遠ざけてしまう親も少なくありませんが、小さな危険を乗り越えることによって、大きな危険を回避できます。
例えば、火を使って怖い思いをする、小さな火傷をするなど、火の危険性を知ることで、結果的に大きな火事や火遊びなどを防げます。

まとめ

子供の健やかな成長や学びのためには、直接体験が必要です。
キャンプや川遊び、農業体験やワークショップなどに参加することで、自然や社会と関わる体験ができます。

BSCウォータースポーツセンターでは、子供向けのキャンプを行っています。
子供向けキャンプの特徴は、カヤックやヨット、SUPなどのウォータースポーツメインのプログラムです。
また、自然体験と同時に国際交流も積極的に行っています。
子供の直接体験にぴったりのプログラムがたくさんあるため、ぜひ一度内容を確認してみてください。

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