リビング学習におすすめの机3選|実際効果はある?メリット・デメリットも解説

リビング学習とは、リビングやダイニングなどの場所で子供が勉強を行うことを指します。

子供が行う学習方法の1つで、最近テレビや雑誌で取り上げられるなど注目度が高いのが特徴です。

そこで今回の記事では、リビング学習の効果やにおすすめの机3選をまとめました。
普段から子供がリビング学習をしている家庭や専用机の購入を検討していた方にとくにおすすめです。

本記事内ではリビング学習のメリットやデメリット、効果の有無についても解説しています。

リビング学習のメリット|東大生の83%がリビング学習!

主婦の友社から出版された「東大脳の育て方」によると、東大生の子供時代を分析すると83%がリビング学習をしていました。

かなり大勢の方が幼い時期からリビング学習を取り入れていたことが分かります。

リビング学習をすると得られるメリットをまとめました。
リビング学習を取り入れると、大きく4つのメリットを得られます。

勉強のハードルが下がる
親の目が届く
子供とのコミュニケーションが増える
過度な雑音が子供の集中力を高める

各メリットの詳細をまとめました。

 

勉強のハードルが下がる

子供のなかには、自宅で勉強することに違和感を感じて家庭学習を上手く取り入れられない方も多くいます。
リビング学習を生活の一部にすると、勉強に対する苦手意識は消え結果的にハードルが下がっていくという仕組みです。

自宅で全く勉強しない子がいる家庭や、勉強自体に苦手意識がある子にはとくにおすすめです。

親の目が届く

リビング学習なら、子供の勉強の様子を常に見守ることが可能です。

勉強のやり方や集中力、姿勢などさまざまな角度から子供を観察できます。
子供自身の状況を細かく確認できるのは大きなメリットです。

子供が自身の部屋で勉強をする場合、しっかりと本当に勉強できているのか不安を覚える方は多くいます。
親の目を盗んでゲームや漫画で遊んでいる可能性もあるため、リビング学習を取り入れても良いでしょう。

子供とのコミュニケーションが増える

リビング学習の場合、家族が集まる環境下で勉強します。
親子が同じ空間にいる時間が長くなるため、自然とコミュニケーションを取る機会が増えます。

また、リビング学習なら子供は親が近くにいるので質問したり教えてもらったりすることもできます。
リビング学習を通して、さらに子供との仲を深められるでしょう。

過度な雑音が子供の集中力を高める

じつは、人間は静まりかえった環境よりも過度な雑音(料理をしている音や家族が行き来する物音など)があったほうが集中力が高まるといわれています。

リビング学習なら常に何かしらの物音がしているため、集中力を高めることが可能です。

ただ、子供によっては雑音に気を取られたり勉強に集中できなくなったりする場合もあります。
子供の性格にあった学習方法を取り入れましょう。

リビング学習のデメリット|環境が裏目にでることも?

リビング学習には、大きく分けて3つのデメリットがあります。

テーブルが片付かない・汚れる
他のことに気を取られる
家族の行動が制限される

各デメリットの詳細をまとめました。

テーブルが片付かない・汚れる

リビング学習では筆箱や教材、必要なアイテムなどをリビングで使用します。

元々あった場所に片付けられず、机や床にそのまま放置されてしまう場合も多いです。
家族で過ごすリビングが子供部屋のように片付かない・汚れる可能性は十分あります。

リビング学習をする際は、事前にルールを決めておくのがおすすめです。
机の近くに教材を置く棚を用意したり専用ゴミ箱を作ったりなど、無理なく片付けられる環境を用意してください。
ルールをしっかり守られた際は、十分褒めてあげることも大切です。

他のことに気を取られる

リビング学習のデメリットは、周囲にさまざまな誘惑がある点です。
テレビやスマートフォン、ゲーム機など他のことに気を取られてしまう可能性があります。

リビング学習を行う際は、事前にテレビをつける時間を決めておくのがおすすめです。
リビング学習にしっかりとメリハリをつけてください。

また、子供が気をとられるものをリビングに置いておかないのも大切です。
子供がリビング学習をする際は片付けたり専用棚に収納しておくなど対策をしておきましょう。

家族の行動が制限される

リビング学習の場合、家族が子供に気を遣ったりリビングの使用方法に悩んでしまったりする事例も多くあります。
子供の勉強にマイナスな影響を与えてしまわないか、不安に感じる方も多いです。

ただ、リビングはあくまでも家族が一緒に過ごすリラックスした空間です。
子供がリビング学習に集中できる環境と家族がリラックスして過ごせる空間の両立を目指して、家族で話し合いながら進めてください。

リビング学習におけるレイアウト・収納のポイント解説

じつは、リビング学習にはより良い環境で勉強するために重要なレイアウトや収納のポイントがあります。

今回は、大きく5つのポイントをまとめました。

  • ダイニングテーブルではなく学習机を置く
  • 生活動線をふさがない机や椅子の配置
  • 収納は壁や隙間を活用
  • 収納を分ける
  • 手元がしっかり見える照明を用意する

各ポイントの詳細をご紹介します。

ダイニングテーブルではなく学習机を置く

リビング学習の際は、専用机を購入しておくのが大切です。

通常のダイニングテーブルは勉強用の高さになっていないため、姿勢が悪くなります。
収納スペースも無いので机の上が汚くなったり教材をいちいち部屋に取りに行かなければなりません。

勉強机なら、高さ・収納面両方のお悩みを解決できます。
リビング学習専用の机を用意すれば、子供自身もより勉強に力を入れやすくなるでしょう。

生活動線をふさがない机や椅子の配置

リビングには、さまざまな物が置かれています。

リビング学習を始める前から置かれていたソファやダイニングテーブルなど、生活動線の邪魔にならない位置を探すことが大切です。

リビング学習の道具を生活動線外に置けば、より集中できる環境を用意できます。
家族自身も過ごしやすくなるので、互いの動線を見ながら位置を決めてください。

収納は壁や隙間を活用

リビング学習の収納には、壁や隙間を上手に活用するのがおすすめです。

リビングに物を置きすぎると、部屋全体が窮屈な空間になってしまう可能性があります。

壁や隙間などのスペースは、床に物を置かずにさらに収納を増やせるとても魅力的な方法です。
最近では、壁収納用の商品も数多く販売されているので選択肢は豊富です。

収納を分ける

リビング学習の収納を決める際は、各分類ごとに細かく分けるのがおすすめです。

文房具類や教材、プリント、バッグ類など大まかに分けて整理整頓しやすい環境を用意してあげてください。

また、収納をそれぞれわけて分かりやすくすれば子供に元のあった位置に自分で戻す経験をさせることにも繋がります。
何がどこに収納されているのか細かく書いて、子供に経験させてあげるのも大切です。

手元がしっかり見える照明を用意する

リビング学習では、光や子供の腕に当たって手元が見えづらいまたは暗くなってしまうことも多くあります。
手元がよく見えないなかでの勉強は、子供自身の視力にも繋がるため注意しましょう。

そのまま放置せずに、手元がはっきりみえる専用照明を用意してください。

リビング学習におすすめの机3選

今回は、リビング学習におすすめの机3選をまとめました。

  • ファリス
  • ルトラ
  • LIKKE

各商品の詳細をまとめました。

ファリス

価格 組み合わせによって異なる
サイズ 90~120cm
カラー MO/WO
特徴 ・好きなアイテムを自由に組み合わせる
・デザインがシンプル

Faliss(ファリス)シンプルデスクはデスクや椅子、キャビネットなどを自由に組み合わせた机です。
子供自身の使いやすさや確保できるスペースなどによって自由に選べるので、空間を余すことなく使えます。

また、ファリスはデザインが非常にシンプルなのも魅力的です。
落ち着いた印象のリビングの家や、子供の好きなように机を飾りたい方はぜひ本商品をチェックしてください。

ルトラ

価格 9,900~34,100円
サイズ 90~120cm
カラー ホワイト×ナチュラル/ブラック×ダークブラウン
特徴 ・とにかく汚れやすく傷つきやすい
・シンプルな見た目が可愛らしい

Rutra(ルトラ)は、汚れにくく傷つきにくいのが特徴的です。
天板にはメラミン素材を使用しています。手入れも簡単で、使いやすくなっています。

また、ルトラは子供の好きなように組み合わせることが可能です。
収納の数やカラーなど、子供の希望にあった商品を見つけられます。

LIKKE

 

View this post on Instagram

 

家具の里(@kagunosato_inst)がシェアした投稿

 

価格 82,280円(税込)
サイズ デスク:幅1000×置く550/630×高730mm
カラー
特徴 ・子供の成長にあわせて拡張可能

・男女または大人でも使えて選べるカラーデザイン

LIKKE(リッケ)はデスクと上棚、ワゴンの学習机3点セットの商品です。
それぞれ単品で購入するよりも、セットで買う方が少しお得な設定になっています。

また、LIKKEは子供の成長や勉強に合わせて拡張可能です。
簡単に拡張できるので誰でも気軽かつ手軽に利用できます。

 

リビング学習に関するよくある質問

リビング学習についてよく寄せられる2つの質問と解答をまとめました。

  • リビング学習はいつまでするのがおすすめ?
  • リビング学習は中学生にも効果ある?

各質問内容と解答をご紹介します。

リビング学習はいつまでするのがおすすめ?

リビング学習は小学校低学年までおすすめです。
小学校低学年の場合、学校から帰ってきたあとも家で勉強する流れや自宅での勉強スタイルなどを確立していく時期です。
常に目の届く範囲で勉強ができるをしてもらうリビング学習がおすすめです。

ただ、ある程度の時期になると子供自身の部屋で1人で勉強する癖・力をつけさせる必要もあります。
小学校低学年以降は、リビング学習にこだわらず子供部屋で勉強させるのも1つの方法です。

リビング学習は中学生にも効果ある?

リビング学習は中学生にも十分効果があります。

中学生はちょうど思春期の時期です。親との関わり方に変化が出始め、親子のコミュニケーションが不足する時期でもあります。
子供が自身の部屋に1人でこもるまたはゲームや雑誌に夢中になるなど、勉強に力を入れなくなることもあります。

リビング学習をすれば、親子が同じ空間にいるため勉強の進み具合や集中力を観察することが可能です。
自然とコミュニケーションを取る機会自体を増やせるのも大きな魅力の1つです。

まとめ

リビング学習は効果的な学習方法です。
レイアウトや収納の重要ポイントを注意すれば、家族の生活動線を邪魔せず自然な形で取り入れられます。

リビング学習に特化された商品も発売されています。
より良い環境下で学習するためにも、イチオシ商品をチェックしておくのがおすすめです。

ただし、リビング学習にはメリット・デメリットが両方存在します。
他のことに気をとられてしまい、思ったような成果・結果を出せない可能性もあります。

リビング学習と子供の相性をよく観察しながら、本人に1番あった学習方法を探し見つけてください。

 

CONTACT 掲載に関するお問い合わせ

まなびち公式SNS