小学生の夏休みの生活リズムを整える3つのポイントとは?

夏休みは学校が長期間休みになるので生活リズムが崩れがちになります。

学校が休みだからといって、いつまでもダラダラゲームをしたり夜更かししたりして過ごしていませんか?

ゲームを寝る前にしたり夜更かししたりすると、生活リズムが崩れてしまいますので気をつけたいところです。

そこで、今回は乱れがちな夏休みの生活リズムを整える3つのポイントをご紹介します。

夏休みに子供の生活リズムが崩れないように実践してみてください。

乱れがちな夏休みの生活リズムを整える3つのポイント!

夏休みは、普段のように学校のために起きる必要がありません。

そのため、多くの子ども達が夏休みの間に生活リズムがおかしくなってしまので、そうならないように3つのポイントをまとめました。

ポイント①早寝早起きを心がける

夏休みの生活リズムを整えるには、睡眠時間を上手にコントロールすることがとても大切です。

夏休みだから「少しくらい夜更かししてもよいのでは?」と思いがちですが、その夜更かしこそが生活リズムを狂わせてしまう原因なのです。

小学生の理想的な睡眠時間は13歳までは1日9〜13時間、14歳からは1日8〜10時間必要です。
子供の年齢に合わせて十分な睡眠時間を確保できるように日頃から早寝早起きを心がけましょう。

また、子供が寝る前に「あしたは○時に起きようね!」と一言声がけをしたり両親が子供を起こしたりして、夏休みの生活リズムが整えられるようにサポートしてあげましょう。

参照:https://www.hoikunohikidashi.jp/?p=16762622
参照:https://www.suimin.net/step3/hygiene/

寝る前に気をつけたいこととは?

小学生になるとゲームに夢中になる子が多くいるかと思います。

寝る前にゲームやテレビ、スマホといった電子機器の画面を見てしまうと、寝つきが悪くなってしまうので要注意です。

これは、画面から出るブルーライトが睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を減少させてしまうことが原因です。

ですから、寝る前はゲームやテレビ、スマホなどは避けるように注意しましょう。

また、寝るときに体が温まりすぎていると眠りを妨げてしまいますので、寝る直前にお風呂に入るのは避けましょう。

参考:WENELL:「寝る子は育つ」という言葉の真相は?理想的な睡眠のために実践できる3つのこと」
参照:https://www.earth.jp/ofuro/faq/007/index.html
参照:https://www.hoikunohikidashi.jp/?p=16762622

ポイント②太陽の光をいっぱい浴びる

人間は、太陽の光をいっぱい浴びることでセロトニンというホルモンが脳内に分泌されます。
このセロトニンは、夜になるとメラトニンという睡眠ホルモンに変化して寝付きがよくなったり、睡眠の質を高めてくれたりする効果があります。

ですから、日中はたくさん外で遊んで太陽の光をたっぷり浴び、夏休みの生活リズムを整えられるようにしましょう!

参照:https://www.bedstyle.jp/media/make/6317#i-3
参照:https://www.suimin.net/step3/hygiene/

ポイント③たくさんご飯を食べる

夏は食欲が落ちてしまうこともありますが、ご飯をしっかりと食べましょう。
特に朝ごはんを抜いてしまうと、集中力が落ちてしまったりだるくなってしまうことがあります。

また、ご飯をしっかり食べないと夏バテしやすい体になってしまうので注意しましょう。
夏は冷たいものを食べたくなりますが、体が冷えてしまう原因になるのでアイスや冷たい飲み物の取りすぎにも注意が必要です。

ほかにも、食事の時間を決めて毎日同じ時間に食事を取ることで体内時計をリセットできます。
自然と生活リズムが整う効果がありますのでぜひ実践してみてください。

参照:https://www.nutas.jp/category/knowledge/id2131.html

親子で会話するのも大切!

生活リズムを整えることも大切ですが、子供の心のバランスを整えることも大切です。
夏休みは子供とたくさんの時間を共に過ごすことができる貴重な機会ので、親子で積極的に会話をしてコミュニケーションを取りましょう。

いま子供がハマっているゲームの話題やお友達の話など、どんな話題でも構いません。
食事中や外出中にさりげなく話を切り出すのがおすすめです。

夏休みの生活リズム!勉強はどのくらいすればよい?

夏休みに入ると、1ヶ月近く学校の授業が無くなります。
夏休みの宿題も多く出されますが、どのように進めていくのがいいのでしょうか。

夏休みの勉強時間とは?

夏休みだからといって遊んでばかりでまったく勉強しないのは困りものです。
夏休みの最後に「宿題、あれもこれもやってない」と子供が頭を抱えることもしばしばです。

子供が困らないためにも、毎日少しずつ勉強することが大切になります。
では、1日どのくらいを目安に勉強すればよいのでしょうか。

夏休み中の勉強は、「学年×10分」を目安に勉強時間を作りましょう。
たとえば、小学3年生であれば「3×10分」で30分ということになります。

また、受験をする子供の場合は「学年×20分」を目安にしましょう。

参照:https://benesse.jp/kyouiku/201608/20160814-2.html

いつ勉強すればよいのか?

夏休みは自由に過ごすことができるので、つい勉強を後回しにしてしまいがちです。
そこで、毎日同じ時間帯に勉強に取り組むのはいかがでしょうか?

毎日同じ時間に勉強することで、勉強を習慣化することができます。
また、勉強におすすめな時間帯は午前中です。
これは、起きて3時間以内がもっとも集中できる時間帯だからです。

たとえば、集中しやすい午前中の10時から勉強するといったように、毎日勉強する時間を固定します。
最初のうちは勉強する時間を一緒に決めたり、勉強する時間がきたら声をかけてあげたりして親御さんがサポートしてあげましょう。

このように生活リズムを整えながら、勉強の時間もうまく取り入れていきましょう!

夏休みにしかできないことをしっかりと楽しむ!

1ヶ月の夏休みは、とにかく長いです。
なので、メリハリをつけた1ヶ月にするためにも、毎日を家や学童で過ごすだけでなく、「夏休みにかできないこと」を組み込んでおきましょう。

家族での旅行や、帰省、子供向けのイベント、お祭りに行くなど、いくつかのイベントを事前に準備しておくのが、子供達だけでなく、家族全員にとっても健全に夏休みを過ごすポイントになります。

せっかくの長い休みです。
普段の生活圏にい続ける理由もありません。
こういう時こそ、普段行かない場所に行ってり、出会わない人に出会ったり、考えもしなかったことを考えるきっかけを作る環境に飛び込むのがいいのではないでしょうか。

夏休みの生活リズムを整えるにはこんなアイテムを使ってみよう!

様々なイベントを準備している言えど、結局一番長い時間を過ごすのは自宅になりますよね。
お家で過ごす際に、生活リズムを崩さないようなアイデアをご紹介します。

<定番>タイムテーブルを使って生活リズムが乱れないようにする

夏休みの生活リズムが乱れないようにタイムテーブルを取り入れてみるのはいかがでしょうか?
タイムテーブルとは、時間ごとの予定表のことのことで簡単に作ることができます。

円グラフように時間ごとのスケジュールを書き込みます。このとき、スケジュールごとに色分けすると見やすくなるのでおすすめです。項目は睡眠時間や食事、勉強や自由時間などを書き込みましょう。

いつでも確認できるようにタイムテーブルを壁に貼っておくと、子供が1日のスケジュールを意識しながら夏休みでも正い生活リズムで過ごすことができます。

子どもと一緒に工作感覚でタイムテーブルを作ってみましょう!

カードを活用して夏休みの生活リズムを整える

子供に何回声をかけても着替えなかったり、歯を磨かなかったりして困った経験はないでしょうか?
そんなときは、カードを活用して子供のやる気をアップさせるのがおすすめです。

カードにやることを書いてテーブルに並べておき、できたものは裏返していきましょう。
こうすることで、子供がゲーム感覚でやるべきことに取り組むことができます。

まとめ

夏休みは夜更かししたり、夜遅くまでゲームやテレビを観てしまい生活リズムが乱れてしまいがちになります。
親としては、夜遅くまで起きているとやはり心配になります。

ですから、早寝早起きや食事、太陽の光をたっぷり浴びるなどのポイントを意識して生活しましょう。
また、小学生が大好きなゲームは睡眠を妨げてしまうので、寝る前は避けるように注意してください。

子供が健康で楽しい夏休みが送れるように、親御さんは上手にサポートしてあげましょう!

CONTACT 掲載に関するお問い合わせ

まなびち公式SNS