夏は家族で奥多摩キャニオニング、挑戦してみませんか?|秩父多摩甲斐国立公園特集

日常から少し離れて、東京の大自然と遊んでみませんか?

この記事で紹介するのは「キャニオニング」。

キャニオニングとは、自然を相手に、登ったり飛び込んだり滑ったり…全身を使って楽しむアクティビティです。

今回は、東京都心から1時間で行ける大自然、秩父多摩甲斐国立公園の中で、大自然に飛び込むキャニオニングを体験してきました。

スプラッシュ東京のキャニオニングツアーに参加

キャニオニングは、川の上流部で行う、かなり激しめのアクティビティ。

ウェットスーツやライフジャケット、専用のリバーシューズなど、様々な装備が必要なので、ツアー会社のツアーに参加して、プロのインストラクターのガイドのもとで行うのが、一般的です。

奥多摩には、いくつかキャニオニングのツアー会社があります。

今回は、奥多摩の他にも伊豆や沖縄にも拠点を構えている「スプラッシュ東京」さんにお世話になることに。

スプラッシュ東京は、ツアーガイドに明確な基準を設けており、ガイド歴の長いインストラクターが揃っています。

体験施設 スプラッシュ東京
ツアー名 ファミリー専用キャニオニング
※他にも多くのツアーあり
住所 東京都西多摩郡奥多摩町小丹波803-3ベース
Google Maps
アクセス JR古里駅から徒歩20分
※送迎依頼も可(要予約)
参加条件 6歳以上で健康な方(小学1年生)
開催時期 7月3日〜9月31日(2022年)
※2023年の時期はまだ決まっていません。公式HPで要チェック。
TEL 0278-21-1337
公式HP https://splashtokyo.com/tokyo
SNS https://twitter.com/SplashTokyo

初心者や家族向けのツアーも

初心者でも楽しめるコースから、かなり激しめのコース、ファミリー専用のプラン、ラフティングやバーベキューが付いたコースが用意されいます。

幅広いプランが用意されているため、子供の年齢や体力に合わせて楽しむこともでき、家族でキャニオニングに挑戦するのにぴったりな施設だなーと感じました。

拠点で受付を済ませたら、まずはスタッフの方から注意事項や確認事項の共有を受けます。

安全に楽しむためには、ガイドの指示にきちんと従うこと、無理はしないこと、などを確認します。

その後は、ウエットスーツに着替えていきます。

ウェットスーツは、快適に使用できるよう、洗浄にもこだわっているそうで、安心。

他の道具も、世界のキャニオニアーが使用する本物思考のアイテムを取り揃えているのだとか。

ウエットスーツやグローブなど、専門の道具は貸してもらえますが、ウエットスーツの下に着る水着や、身体を拭くタオルなどは必要です。

着替えは清潔感のあるテントの中で。

荷物はテントの中に置いていくので、貴重品は、鍵付きのロッカーにしっかりと入れておきましょう。

着替えを済ませたら、ヘルメットやグローブを装着し、車に乗り込んで、山の中に出発!

車内では、ガイドの方や一緒にツアーに参加する人同士で、自己紹介。

明るいガイドの方が盛り上げてくれるので、あっという間に打ち解けることができました。

車内では、他にも、キャニオニングの最中に使う「ストップ」「ゴー」などのハンドサインや、注意事項などを確認します。

何か気になること、質問などがあれば、この時にしっかりと確認しておきましょう。

沢下りのためには、まず山登りから!

山の入り口に到着したら、まずは、ガイドさんの案内のもと、山を登って行きます。

キャニオニングは、沢を下っていくアクティビティですが、下るためにはまず登らないといけないのです。

今回のガイドさんは、ガイド歴10年以上のベテラン。安心です。

木の根が蔓延る山道を登っていると、早々に冒険気分でテンションが上がって行きまます。

岩を持ち上げてみたり。

大きな石を乗り越えたり。

15分ほどの登山でしたが、ウエットスーツが汗ばむほどの行程でした。

キャニオニング、スタート!

 

一番上の滝まで辿り着いたら、まずは、滝壺で泳ぎます。

「意外と冷たい!滝の勢いで、壺の中が渦巻いている!滝の音、うるさい!」様々なことを発見しつつ、体を水にならして行きます。

9月の初めで、汗ばむくらいの気温の日でしたが、滝壺の水は驚くほど冷たく、山登りで汗ばんだ体も、すぐにクールダウンしていきました。

ウェットスーツで多少の浮力はありますが、滝壺の中は流れがある上、足がつかないところがほとんどなので、泳ぐのが得意でない人やお子様は、ライフジャケットを着用した方が良いかもしれません。

5分ほど滝壺で泳いだら、次は天然のウォータースライダーです。

 

まずは地上で、滑る姿勢を教えてもらって、練習。

 

姿勢を覚えたら、ガイドさんの手を借りて岩をよじのぼり、ハーネスをつけて岩の隙間を歩き、滝の入り口に座ったら、3・2・1のカウントで滑る!

たった2mほどのスライダーですが、思わず叫んでしまうほどのスリルが味わえます。

しかし2回ほど滑ったら、もう早速次の滝へ…。

もの足りないなぁ。と思っていたところ、、、

まだまだ大きな滝が!

今度はもっと大きな滝へ!写真からだと高さが伝わりにくいのが残念ですが、今度の滝は3mを超える高さです。

ここでは、足からだけでなく、頭からやうつ伏せの姿勢でも滑って良いとのことで、スリルは倍増。

思いっきり楽しむことができます。

他にも、5mの高さから滝壺に飛び込んだり、沢の間をハーネス付きターザンで一気に飛び越えたり。

冒険心くすぐる体験の連続でした。

途中で怖くなってギブアップしても、ガイドの方が迂回ルートを教えてくれるので、小さいお子様でも安心です。

体験後はバーベキューで回復!

体験を終えて、拠点に戻ったら、暖かいシャワーを浴びて再度お着替え。大満足の体験でした。

キャニオニングの後は、オプションでバーベキューを楽しむこともできます。

キャニオニングで体を動かして、空かせたお腹で食べるお肉は最高なことでしょう。

スリル満点のアクティビティなので、冒険心の強いお子様におすすめです。

勇気を出して滝壺に飛び込む、全身を使って自然を楽しむ、といった経験は、子供にとって大きな自信に繋がるのではないでしょうか?

ぜひ、ご家族で挑戦してみてはいかがでしょうか。

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