ランドセルの値段はどのくらい?人気の価格帯や値段ごとの特徴を解説
「ランドセルの値段の平均は?」
「いくらぐらいのランドセルが売れ筋なの?」
上記のような疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。
最近はランドセルの色や形のバリエーションも増えました。
どの価格帯のランドセルが売れ筋なのか気になる人もいるでしょう。
この記事では、ランドセルの平均購入価格や人気の価格帯について徹底解説します。
ランドセルの購入金額が上昇している理由や、ランドセルの値段が高くなっている理由についても分かりやすく解説。
価格帯別の特徴も紹介するので、ランドセルの値段について知りたい人はぜひ参考にしてください。
目次
ランドセルの値段は約5万6,000円
結論から言いますと、ランドセルの平均購入価格は約5万6,000円です。
ランドセル協会が2022年に行った調査結果から知ることができます。
2019年の調査では平均購入金額が5万2,000円でした。4,000円以上値上がりしている計算です。
参考サイト:ランドセル工業会 ランドセル購入に関する調査 2022年
ランドセルの人気価格帯は6万5,000円以上
ランドセルの人気価格帯は6万5,000円以上でした。
この価格帯のランドセルを購入した家庭が30.4%で一番多い結果です。
平均購入金額よりも高いことから、ランドセル購入が安いものと高いものに二極化していることがうかがえます。
参考サイト:ランドセル工業会 ランドセル購入に関する調査 2022年
ランドセルの購入金額が上がっている理由3つ
ランドセルの購入金額が上がっているのには理由があります。
考えられる主な理由を3つに分けて解説します。
少子化でランドセルにお金をかけるようになった
ランドセルの購入金額が高くなっているのは、少子化の影響もあります。
子どもの数が減り、一人あたりにかけられる金額が高くなったためと推測されます。
厚生労働省の調査では、2021年度の合計特殊出生率が1.30と前年度より0.03ポイント減少しています。
出生数も過去最少の人数となり、少子化が進んでいるのは明らかです。
ランドセルを祖父母からプレゼントされる家庭が半数以上です。
少子化で1人の子どもにかけるお金が増えたため、高めのランドセルを購入する家庭が増得たと考えられます。
参考サイト:厚生労働省 令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況
他とは違うカラーやデザインを求める人が増えた
ランドセルに他とは違うカラーやデザインを求める人が増えたのも、購入価格が上がった要因です。
高くても素材やデザインに納得し、購入する人が増えたためと考えられます。
ランドセルは昔、赤や黒など定番の色が主流でした。
2000年代に入ると、大手流通のイオンが24色展開のランドセルを販売しカラーを選べる時代に。
珍しいカラーは値段も高いですが、自分の好きな色のランドセルを購入できるようになりました。
職人が手作りする工房系ランドセルの人気も高まっています。
高品質の素材を使い、制作に手間がかかるため高額になる傾向が。
入学の1年前から予約しないと買えないケースもあることから、高くても良いランドセルを買いたい人が増えたと言えるでしょう。
男の子・女の子に人気のランドセルについて、詳しく知りたい人はこちらの記事がおすすめです。
関連:女の子に人気でおしゃれなランドセル8選|天使の羽やフィットちゃんなど人気のランドセルも紹介
関連:男の子に人気のランドセルブランド8選|各ブランドごとのおしゃれで男の子に合うランドセルを紹介
ランドセル自体の価格が上がった
ランドセル自体の価格が上がっているのも、購入金額の上昇に関係しています。
ランドセル工業会によると、ランドセルの価格は年々上昇傾向です。
国内大手メーカーでも標準モデルが5〜6万円程度と2014年の平均4万2,000円よりだいぶ高くなっています。
ランドセルの値段が高くなっている理由4つ
購入価格が高くなっているのは、ランドセル自体の値段が上がっているのも要因です。
ここでは、ランドセルの値段が高くなっている理由を4つ紹介します。
使用材料の増加
ランドセルの大型化に伴い、使用材料が増加したことが理由のひとつです。
教科書サイズに対応するため、A4サイズも入るランドセルが主流となったためです。
機能性が充実し付属品も増えたことも価格高騰の一因でしょう。
原材料の高騰
ランドセルの価格上昇は、原材料の高騰も要因です。
ランドセルのカラーが増えたことにより、人工皮革の値段が上昇傾向に。
便利に使える付属物にも使う原材料が増え、ランドセルの価格に反映されたのも要因でしょう。
加工費の増加
ランドセルの価格上昇は、デザインや刺繍など、加工費の増加も関係しています。
消費者ニーズに合わせ、ランドセルの多機能化やデザイン性を追及した結果、刺繍などの外注加工費が増加。
ランドセルの価格にも反映されています。
長期保証化
ランドセルの価格には長期保証分の価格も含まれます。
国内メーカーのランドセルには6年保証がついているものがほとんどです。
無料修理や代替ランドセルなどのサービスの充実が、価格に反映されたと考えられます。
ランドセルの価格帯による特徴
ランドセルの価格はさまざまで、価格帯による傾向も見られます。
ここでは、ランドセルの価格帯による特徴を価格帯ごとにまとめました。
2万円未満のランドセル
2万円未満のランドセルは最安値の部類です。
安いものは海外製が多いため、耐久性や保障について確認が必要です。
3万~4万円台のランドセル
大手スーパーのランドセルや、国内メーカーのシンプルなランドセルが購入できる価格帯です。
型落ちのアウトレットやSDGsに配慮した商品もあります。
5万~6万円台のランドセル
最も購入する人の多い価格帯で、大手メーカーの標準ランクや工房系ランドセルが購入できます。
バリエーションも豊富なので、このぐらいの予算があれば子どもの気に入るランドセルが見つかりやすいでしょう。
7万~9万円台のランドセル
大手メーカーや工房系の高品質ランドセルが位置する価格帯です。
個性的な色合いや牛革素材など、ワンランク上のランドセルがラインナップ。
他とは差をつけたい人におすすめの価格帯です。
工房系ランドセル「土屋鞄」については、こちらの記事がおすすめです。
10万円以上
10万円以上の価格帯は、最高級素材のコードパンを使用したものや、高級ブランドが監修したランドセルが目立ちます。
まとめ:ランドセルの価格は素材・カラー・デザインで決まる
ランドセルの人気価格帯は、6万5,000円前後と年々上昇しています。
少子化や求めるランドセルの多様化が要因と考えられます。
ランドセル自体の価格も、原材料の高騰や使用材料増加により上昇傾向です。
ランドセルの素材やカラー、デザインにこだわるほど、価格が高くなります
ランドセルを選ぶ際には、この記事を参考に予算を決めてから選んでくださいね。
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