絶対覚えられる都道府県の覚え方3選|都道府県を暗記におすすめアプリ・歌・動画は?効果的な語呂合わせは?
暗記が苦手な子供にとって、都道府県を覚える非常にハードルの高い学習です。
知らない地名や漢字が並ぶため、なかなか覚えられずに挫折することもあるでしょう。
● 都道府県を効果的に覚える方法は?
● スマホアプリは暗記に使える?
● おすすめの歌や動画が知りたい
これらの声にお応えして、今回は都道府県の効果的な覚え方についてお伝えします。
楽しく学べる方法を活用すれば、子供のやる気がアップします。
耳で聞いたり、手を動かしたりしながら、意欲を持って続けられる方法を見つけてあげてください。
目次
都道府県の覚え方3つ
都道府県をなかなか覚えられない場合、できるだけ楽しみながら学べる覚え方がおすすめです。
- 歌で覚える
- 語呂合わせで覚える
- アプリで覚える
歌で覚える
都道府県を記憶するには、目・耳・口をフル活用できる「都道府県の歌」が効果的です。
名古屋大学の清川幸子教授は、「単語を目で見るだけ」「単語の読み上げ音声を聞かされるだけ」よりも、「単語をもとにした替え歌を聴く」ことが最も効果が高い、という研究結果を公表しています。
- 歌で暗記すると記憶に残りやすい
- 歌を聴いたり歌ったりして楽しく覚えられる
- 好きな歌を選んで続けられる
都道府県の歌は特徴があるため頭に残りやすく、見るだけの暗記方法よりも楽しく覚えられます。
YouTube動画にさまざまな都道府県の歌がアップされているので、子供が好きな歌を選んで続けられるのもポイントです。
語呂合わせで覚える
都道府県名を単純に丸暗記するだけでなく、語呂合わせを作って覚えると記憶しやすくなります。
教育心理学者の高橋雅延氏は、単語を羅列して覚えるよりも、語呂合わせや音楽などを組み合わせてイメージづけるのが良いと話しています。
参考:聖心女子大学 | 教員紹介
語呂合わせは「いい国(1192)作ろう鎌倉幕府」などの年号が有名ですね。
覚えたい年号に言葉をあてて意味を持たせることで、脳内でイメージしやすくなり記憶につながります。
自分で語呂合わせを作ると記憶に残りやすいため、親がサポートしつつ語呂合わせ作りにチャレンジさせてみましょう。
各地方の県名の頭文字を組み合わせて、覚えやすい語呂合わせを作ってみてください。
アプリで覚える
遊びながら学べるスマホアプリを使えば、ゲーム感覚で楽しく取り組めます。
パズルやクイズ形式でサクサク進められるので、何度も繰り返すうちに自然と覚えられるのが特徴です。
- 遊びながら楽しく取り組める
- 繰り返し練習ができる
- クイズ形式で実践的に学べる
パズルやクイズのクリアタイムが残る仕組みとなっており、繰り返しプレイしてスピードアップすれば自分の成長をタイムで実感できます。
ちょっとしたスキマ時間を学習時間として活用できるのもポイントです。
都道府県を覚えるのにおすすめのアプリ3選
都道府県の暗記に役立つ、おすすめのアプリを紹介します。
どれも無料でダウンロードできるので、親子でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
- あそんでまなべる 日本地図パズル
- あそんでまなべる 日本地図クイズ
- 地図パズル まぷすた
あそんでまなべる 日本地図パズル
画像引用:あそんでまなべる 日本地図パズル|apple.com
「あそんでまなべる 日本地図パズル」は、ジグソーパズル感覚で都道府県の形や名前を覚えられるアプリです。
シンプル操作で簡単にプレイでき、テンポよく繰り返し遊べるのが特徴です。
- 操作性がよく快適にパズルができる
- タイムを縮める楽しさがある
- 音声つきで暗記しやすい
何度もプレイするうちに自然とスピードが上がっていき、好タイムを記録できるようになります。
県の境界線がないエキスパートモードは大人でも難しいパズルとなっているので、親子でベストタイムを競うのも楽しいですよ。
パズルを正しい位置に移動すると音声で県名を読み上げてくれるので、記憶として脳に残りやすいのもポイントです。
あそんでまなべる 日本地図クイズ
画像引用:あそんでまなべる 日本地図クイズ|apple.com
「あそんでまなべる 日本地図クイズ」は都道府県の名前を答えるクイズアプリです。
「あそんでまなべる 日本地図パズル」と同じシリーズで、併用して使うと効果的に都道府県を覚えられます。
- ゲームとして軽快に遊べる
- 県名や県庁所在地名を覚えられる
- ノーミスクリアを狙う楽しさがある
4択のクイズ形式で、間違えやすい選択肢が並んでいるのが特徴です。
ノーミスクリアを達成するとギャラリーモードを埋められるため、子供のやる気を刺激できます。
「あそんでまなべる」シリーズは、他にも日本の地理や世界地図パズルなどが用意されており、無料でダウンロード可能です。
子供の興味や学習状況に合わせて取り入れてみてはいかがでしょうか。
地図パズル まぷすた
画像引用:まぷすた!|apple.com
1つのアプリでさまざまな地理クイズをプレイしたいなら、「地図パズル まぷすた」がおすすめです。
都道府県だけでなく、市区町村や地形、世界の国・地名まで網羅されています。
- 山地山脈や世界の国まで対応
- 読み方クイズで漢字に強くなる
- 問題数が多いため長く遊べる
パズルは操作性に優れ、ジグソーパズル感覚で遊びながら学べます。
都道府県名の読み方クイズが用意されているため、習っていない漢字にも強くなるでしょう。
日本の地形や世界の国名など、中学校で役立つクイズやパズルも豊富です。
セーブ機能もついており、スキマ時間にサクッと学べる便利なアプリとなっています。
都道府県を覚えるのにおすすめの歌
YouTubeには都道府県の歌が数多くアップされています。聴いたり歌ったりしながら、記憶の定着につなげましょう。
おすすめの歌を3つ紹介します。
- 「【都道府県の歌】県名と県庁所在地、3分ちょいで一気に覚えよう!」…イラストが豊富で、都道府県の名産品が視覚的にわかりやすい。県名と県庁所在地を合わせて覚えられる。
- 「小学4~6年生【社会】都道府県の歌」…童謡「かたつむり」「春が来た」などに合わせた替え歌メドレー。語呂が良くて覚えやすい。
- 「【覚え歌】「パプリカ」で都道府県・県庁所在地名を歌います。」…小学生に人気がある「パプリカ」の替え歌。リズミカルなテンポに乗りながら県庁所在地も覚えられる。
歌で都道府県を覚える際は、子供の興味に合った歌を選ぶのが大切です。
実際に動画を視聴して、子供が関心を持った歌を繰り返し練習してください。
都道府県を覚えるのにおすすめの動画
「県名は何となく覚えたけれど、県の位置が覚えられない…」という場合におすすめなのが、YouTube動画の「都道府県の位置の覚え方」です。
人気YouTuberの中田敦彦さんが、ブロック式の日本地図を使いながら分かりやすく説明しています。
覚えにくい地方を軽快なトークを交えて紹介しているのが特徴です。
動画を見ながら、簡略化した日本地図を実際に書いてみると理解が深まります。
紙と鉛筆を用意して、ブロック式の日本地図作りにチャレンジしてみましょう。
都道府県の形の覚え方
都道府県名がある程度覚えられたら、形も一緒に覚えるのが効果的です。
以下の方法を使うと、都道府県の形が覚えやすくなります。
- 地図を家に貼る
- 都道府県を何かの形に例える
- パズルで遊びながら覚える
リビングやお風呂などに地図を貼っておけば、子供が都道府県を見る機会が増えて記憶に残りやすくなります。
親子で都道府県の形を見ながら、それぞれの県が何に見えるかを考えるのもよいでしょう。
市販の都道府県パズルを使って、指でさわりながら形を覚えるのも1つの手です。
ちょっとした時間に遊べるパズルアプリも便利です。
都道府県は中学生までに覚えるべき?
文部科学省によると、都道府県の名称については小学4年で習う内容と位置付けられています。
このため、中学では「小学生の段階で都道府県はすべて覚えている」という認識を持っているのが一般的です。
中学校社会科でつまずかないよう、都道府県は小学生のうちに覚えておくのがベストです。
参考:【社会編】小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 |文部科学省
また、中学受験では都道府県や県庁所在地に加え、都道府県と地理に関するキーワードを結びつける問題も出されます。
早めに都道府県を暗記して、地理関連の知識を身に付けやすくしましょう。
都道府県の暗記におすすめの方法
効率よく暗記学習を行うには、ある程度のコツがあります。
まずは都道府県の全体を見て、覚えている県・いない県に大まかに分類するのがおすすめです。
覚えた県には白地図に色を塗り、覚えていない県を少しずつ拡大していくと苦手な県名が視覚的にわかります。
参考:代ゼミJOURNAL
覚えにくい都道府県を暗記するには、以下の方法が挙げられます。
- ノートに書く
- 声に出す
- 目に触れる機会を増やす
- アプリの活用
ノートに書く
都道府県の暗記は、手を動かして覚えるのが王道の方法です。
目で都道府県を眺めるだけではなく、ノートやプリントに書くことで記憶しやすくなります。
- ノートに日本地図をざっくりと書く
- 都道府県を1つずつ書き込んでいく
- 数日おきに繰り返して覚える
日本地図をノートに書き込むため時間は掛かりますが、位置関係や都道府県の形が記憶に残りやすいのがポイントです。
何度か繰り返せば、記憶できている都道府県が徐々に増えるでしょう。
声に出す
音を使った暗記も効果的です。
口に出して覚えたり、都道府県の歌を聴いたり歌ったりすれば、目・耳・口をフル活用するため記憶に残りやすくなります。
- 書きながら口に出して覚える
- 都道府県の覚え歌を自分で作って歌う
- 都道府県カルタで県名を声に出しつつ遊ぶ
声を出しつつ、遊び感覚で楽しめる学習を取り入れるのがおすすめです。
親子で覚え歌や都道府県カルタ作りに取り組めば、子供のやる気もアップします。
目に触れる機会を増やす
なかなか覚えられない都道府県は、目にする機会を増やして対策するのも1つの手です。
苦手な都道府県の形と名前を紙に書き、視界に入りやすい場所に設置してみましょう。
- リビングやトイレの壁に貼る
- ノートの表紙に書く
- スマホの待ち受け画面にする
子供に負担をかけ過ぎると苦手意識がついてしまうので、期間を決めて貼るようにしましょう。
覚えたかどうかを確認するために、親がチェックしてあげるのも大切です。
アプリの活用
楽しみながら学べるアプリを使えば、子供のやる気もアップします。
また、クイズアプリは問題がランダムに出題されるので、同じ順番で繰り返し覚える学習と併用すれば効果が上がります。
- ランダム出題機能が便利
- 間違えた問題を記録してくれる
- 読み上げ機能で記憶に残りやすい
都道府県のパズルアプリを使って、親子でタイムを競うのも効果的です。
親の記録を破ろうと真剣にプレイした結果、いつの間にか都道府県を暗記できているかもしれません。
都道府県の覚え方まとめ
都道府県を暗記できずに苦戦している子供には、楽しみながら学べる覚え方にチャレンジさせるのがおすすめです。
いくつかの方法を試しつつ、子供が興味を持った覚え方を繰り返して記憶の定着を図りましょう。
- 歌で覚える
- 語呂合わせで覚える
- アプリで覚える
暗記する様子を見守りつつ、少しでも成果が出たらほめてあげてください。
子供の意欲を大切にしながら、都道府県をマスターできるまでじっくりとサポートしましょう。