もえぴコーチ(地域おこし協力隊)|OBOG『今何やってんの?』

BSCウォータースポーツセンターのサマーインターンシップOBOGインタビュー第7弾!

今回は、2021年のサマーインターンシップに参加してくれたもえぴコーチの近況と、インターンシップの思い出をインタビュー!

  • 卒業大学:筑波大学 生命環境学群地球学類
  • インターン参加:2021年 2週間

現在どんな仕事していますか?

勤務先茨城県石岡市地域おこし協力隊
入社年2023年9月〜

具体的な仕事内容について教えてください

通常、地域おこし協力隊の仕事内容は市から出されているテーマで動くのですが、私はフリーミッション型という自己提案して事業を進めていく動きをしています。

その上で「水を中心とした環境教育」というテーマで活動をしています。

活動内容は、大学の卒業研究で八郷の地下水の研究をしたので、それを市民の方に伝えていくことや、八郷留学(環境教育現場)での活動、石岡市に移住した方へインタビュー、また教育イベントの運営補助などをしています。

またインスタグラムやフェイスブックでの活動発信にも力を入れています。

なぜその企業で働くことを決めたのでしょうか?

実は協力隊が始める1年前から、その地域で田舎暮らしをしていて、憧れだった田舎暮らしをしてみると、人口減少による後継者問題、耕作放棄問題など地域課題が見えてきました。

そして協力隊として地域課題の解決をしたいと思い、活動し始めました。

今の仕事の面白いところや、やりがいを教えてください
今の仕事の大変なところを教えてください。失敗エピソードがあればそちらも

常に人の目があるような感覚に苦しむときがあります。

そもそも協力隊という活動が地域に浸透しておらず、協力隊という活動に懐疑的な人(あまり多くはありませんが)は市報や活動をこっそり監視しているような感じがあります。

もちろん、協力隊の活動を応援してくれる人もいますが、地域を良くしようとする移住者と、現状維持を望む地元の人との意識の差はあるような気がします。

しかし何かを届けようとすると、届けようと思っていなかった人にも届くのは当たり前、ということを念頭に置いて活動しています。

自分の頭にあるアイディアを、カタチにしていく難しさはありますが、仕事がきっちりと決まっていない分、自分のペースでトライ&エラーを繰り返して前に進んでいる感覚が、活動のやりがいになっています。

BSCのインターンシップに参加したことは何か意味ありましたか?
BSCのインターンシップは今の仕事に繋がっている?

BSCでは子どもと一緒に過ごす時間の楽しさを教えてもらい、その楽しい思い出がもととなって人生選択をしてきたように思います。

また子どもとの関わり方だけでなく、衛生面の管理(コロナの時期もあり厳重だった)の重要性や、その日のリーダーとして先頭に立ち、プログラムを動かすことの面白さも学びました。

プログラムの流れをスムーズにするために、同時多発的な問題を一気に処理する能力が身についたように思いますが、その能力は今にとても活きています。

最後に、今BSCのインターンシップに応募するか悩んでいる人に一言エールを!

“どうせやるなら難しそうなことを”

“一番目に動く人になれ”

これは終了式の時にスタッフの方に言われた言葉で、いつも私の背中を押してくれます。

「ここに来たら、なにか変われるかもしれない」と、場所に期待するのもいいですが、自分が琵琶湖の前に立ち、子供や大人にもみくちゃにされて、みんなと笑って汗かいて、がむしゃらに時間が過ぎていった後に、どんな自分になるのかに期待すると、見たことのない自分に出会えるのかもしれません。

日焼けした真っ黒な自分を誇らしく思う気持ちを、ぜひ体験してみてください。