ひのちゃんコーチ(駒澤大学)|2022年インターンシップ体験記

私はこのインターンに参加して本当に良かったと思います。

なぜなら、自分の想像をはるかに超えた経験をすることができ、参加することでしか得られないことが沢山あったからです。

このインターンの広告を見つけたときは、コロナ禍で人と交流することが難しかった中で、子供たちや他大学の人など多くの人と交流できるという点に惹かれ、なにより広告の写真が楽しそうだったのでせっかくの夏休みだから何かしらのイベントに参加してみようと思い応募しました。

振り返ってみると、本当に濃い2週間だったと感じます。

この2週間で特に印象的だったことを3つ書きたいと思います。

一つ目はコミュニケーションの大切さです。ここでのコミュニケーションとはコーチ同士で声を掛け合い、連携を取るということです。

私がいた2週間で課題だったのはコーチ同士でコミュニケーションをとることでした。

いかに子供たちを待たせずスムーズにプログラムを行えるか、シャワーやご飯の順番の待ち時間を減らすことができるか、これらの問題を解決するためにプログラムの時間配分や夜のミーティングでの次の日の動きの確認などたくさんの話し合いを通して少しずつタイムロスを減らすことができました。

二つ目は、何事も挑戦し経験を積み重ねることです。

最初の1週間は私より先に来ているコーチにたくさんのことを教えてもらい、諸事情により当初の日程より一日遅れて参加した私は一日先に来たコーチたちともついていくのに必死でした。

二日三日と過ごしてくうちに周りのコーチたちがどんどん子供たちの前に立ち、注意事項の説明やカヤックなどのプログラムの説明をしていきました。

自分も積極的に前に出て説明していかなければ当然慣れることはないのに、なかなか前に出ることができず、不安が募るばかりでした。

それに加え、二週目に入るとまた新しいコーチが来て、先にいたコーチたちは帰ってしまうため、自分達が説明していくしかない状況になります。

早く焦りや不安を払拭する必要がありました。

この問題を解決するために、新しく来たコーチたちへ事前に一日の流れを説明するときや2週目に入って初めて来た子供たちへの説明を積極的に行いました。

このことから何事も経験を積み重ねることで自信がつくことを実感しました。そのために積極的にチャレンジすることが大切だということに改めて気付かされました。

三つ目は、子供たちの凄さです。小学生は一人でなんでもできる子がほとんどでした。

自分の荷物の周りを散らかしても結局は全てカバンの中に自分で収めるところや自分の持ってきたものを把握しているところ、自分の食べられるものやご飯の量を知っているところなど、しっかりと意志を持ち行動する子供たちには驚きの連続でした。

特に低学年の子たちがきた時に事前のミーティングで一人一人持ち物に不備がないか確認してほしいと言われていましたが、実際に確認するとほとんどの子供たちがしっかりと準備できていて私は困っていた時に少し手助けをしてあげればいいのだと学びました。

最後に、このインターンを通してまだまだここでは書ききれないほど色々なことを学び、このインターンがなければ出会うことのできなかった沢山の人に出会えて本当に良かったです。

2週間、さまざまな困難に立ち向かい互いに協力し無我夢中で駆け抜けたこの期間は苦しい時もあったけれど最後は最高に楽しかった思い出であり宝物です。

この経験を忘れず、次のステージへ活かしていきたいです。

本当にありがとうございました。