このサマーインターンシップに参加できて本当に良かったです。
初めに掲げた目標のすべてを達成できたわけではありませんがたくさんのものを得ることができました。
始めの1週間は何をすれば良いか分からず、ただ先に来ていたインターン生の指示を受けたり子どもたちと同じように動いたりするだけでした。
次第にコーチの数が減って、子どもの前に立つようになり他のコーチとの連携や時間管理といった力を身に付けることができました。
自分がこの2週間で何より成長できたと感じる部分は物事への優先順位の付け方です。
これは特に、帰っていく子どもたちを見送ってから次に来る子どもたちの受付を始めるまでの2時間で掃除・準備をする場面で身に付けることができたと感じています。
これまでの自分はやるべきことが複数ある時はやりやすいものから、期限が近いものからというように単純に優先順位を決めてきました。
しかし、子どものいない2時間の間に終わりそうにない量の掃除をするとなったとき、必要な人数やその後の動きへの影響を考えてどう動くかを考えられるようになりました。
反省すべき点もたくさんあります。
一番は、話しかけに来てくれた子やサインを求めてくれた子を「今忙しいからごめんね」とないがしろにしてしまったことです。
せっかくのコミュニケーションの機会をつぶしてしまったこと、何か伝えたいことがあったかもしれないのにそれを聞かずに流してしまったことを申し訳なく思います。
また、子どもたちが楽しむことより自分のやりやすさを優先したことも反省しています。
例えば水遊びの範囲を狭くしすぎていたことや浜遊びができたほど長い待ち時間をテント下で過ごさせてしまったことです。
大事なポイントはきっちり押さえて、自分の注意力をもっと引き上げたらより楽しい時間を作れたのにな、と今になって思います。
この2週間を思い返してみると嬉しかったり、幸せだと感じたりした瞬間がいくつもあります。
カフェテリア体験が終わった後、「楽しかったよ、来てよかった」と伝えてくれた時はすべての疲れが吹っ飛んだように感じました。
初めまして同士の子どもたちが帰り際に熱い抱擁を交わしていたり、「来年も来てね」「お手紙書こうね」と約束したりしているのを見て、とても微笑ましかったです。
私自身も戦友のようになれたサブリーダーや高学年の子と別れるときは胸が熱くなりました。
他のインターン生と出会えたことも幸せの1つです。自分にないものをたくさん持っている人たちと一緒に過ごして活躍する姿を見ることができたのは刺激になったし、学びを得ることができました。
また、尊敬するばかりでなく、ただの友達としてもいい人たちと出会うことができて幸せです。
今回のインターンシップに参加させていただき、本当にありがとうございました。