たまコーチ(追手門学院大学)|2022年インターンシップ体験記

私が今回のサマーインターンに応募した理由は大学生の間に自分が成長できるようなことに挑戦したかったからです。

大学に入学してからほとんどの授業がオンラインで実施されており、正直大学に通っているという実感がありませんでした。入学する前は新しいこと に挑戦できると思いとてもワクワクしていました。

しかし、実際は何もできないまま時間が過ぎていきました。

3年生にもなり将来のことを真剣に考えなければいけない状況の中で自分がしたいことは何なのか、何ができるのかわからない、不安しかありませんでした。

将来は海外で子供達をた相手にする仕事に就きたいなと考えていましたが実際には大勢の子供 達を相手に指導するという経験も無くどうしようかと思っていた時にこのサマーインター ンの広告を目にして海外に行けないのなら日本で挑戦したらいいんや!と思い応募させていただきました。

私は2週間のプログラムを事情により1週間しか経験できませんでした。

本来なら子 供達がいない日に行って事前研修の復習や振り返りが出来る時間があったのですが、初日はキャンプの途中からの参加だったのでとても緊張し、不安でした。

一緒に入るはずだっ たインターン生の人たちは1週間経過し、子供達の前で「コーチ」として立って話している姿を見てとても焦りました。

最初の 2 日はどうしたらいいのか分からず、ただ指示されたことに従うことしかできないの自分にただただ嫌気がさし、それではダメだと思い行動に移すと空回りしてしまう自分が嫌で悔しくて、子供達の前に立つ時もこの指示で合っているのか、こんな自分が前に立って良いのかと段々考えが悪い方向にいってしまう時期もありました。

それでも子供達からしたら私はコーチで、自由時間にサインを書いてと帽子を持ってきてくれることに私はみんなのコーチになれているのだと救われました。

また、最初は自分が前に立って話している、 誘導しているから責任は自分にある、しっかりしないとと自分を追い込んでしまっていたのですが、周りのインターン生の助けや助言を聞いて責任を持つのと自分を責めるのは違うのだと気付きました。

もう一つ私がとても難しいと思ったのが子供達同士の喧嘩でした。

喧嘩は友達同士でも 起こることがあれば兄弟同士でも起こりました。

最初は子供達の気持ちを聞き出すことが 難しくどう聞いたら自分の気持ちを話してくれるのか分からず沈黙が起こってしまったりと私が話を聞いても大丈夫なのか自信が持てなくて他のコーチに任せてしまっていました。

ある日、また喧嘩が起きて近くにいた私が子供達に呼ばれたので話を聞いていたのですが、 近くにいた子に「それやったらお互い納得してへんからこのままごめんって言っても意味ないと思う、だってお互い自分が悪くないって思ってるもん」と言われました。

確かに、私は起こってしまった結果しか見てなかった。

けど、なぜそうなったのか、かなぜ手を出してしまったのか理由を聞いてお互いに非があるのなら、それを受け入れてお互いに謝るべきだし、次からは気を付けようねと言った方が子供達も納得してお互い謝ることが出来るという事に気付かされました。

また、子供達の喧嘩の仲裁に入っている時に私は子供達にこう言っているけど自分は友達や家族に対して出来ているのか自分自信を振り返る機会にもなりました。

また、カフェテリア体験では子供達の新しいことを学ぶ事への意欲がとても強いのにも感動しましたが、とても楽しそうに私の話を聞いてくれて質問してくれる姿を見て、改めて新しい事への学びは楽しい事でこんなにもワクワクするものなのだと思い出せるきっかけになりました。

このサマーインターンは私に当たり前だけど日常では気づくことが難しいことを改めて気づかせてくれる機会になりました。

この機会を頂けた事、また、とても特別な環境で出会った最高の仲間達に感謝したいです。

本当にありがとうございました。