れいコーチ(東洋大学)|2023年インターンシップ体験記

私がこのインターンシップに参加した理由は、夏休みだからこそできる何か新しいことをしたいという思いと、普段触れることのない小学生たちとの交流を通じて自分の視野を広げたいと思ったからです。

このレポートでは、2週間の間に印象深かったことを振り返りながら述べていきたいと思います。

まず、私が描いていた小学生のイメージと実際の彼らの姿が予想外に異なっていたことに驚かされました。

以前の経験やメディアのイメージによって、高学年の小学生は難解な存在とイメージしていましたが、実際に関わってみると、驚くほど友好的で素直な心を持ち、子供らしい魅力があり、とてもコミュニケーションがしやすかったです。

次に、子供たちの成長を間近で目撃したことに深い感銘を受けました。

近距離で関わる機会を通じて、彼らの成長の速さに驚かされました。

初めてのことにも関わらず、新しいことに果敢に挑戦し、前向きな態度で取り組む姿勢に感心しました。

例えば、ワイルドスイムでは最初は怯えていた子供たちも、仲間の勇気ある飛び込みを見て触発され、次々に琵琶湖に飛び込んでいく姿に感動しました。

同様に、カヤックも最初は戸惑いながらも、試行錯誤を重ねながら自信をつけていく姿勢に感酬しました。

また、洗濯干しが初めての経験だった子供たちもいましたが、決して「やらない」とは言わず、周囲を観察し、工夫を凝らしながら取り組む姿勢に感銘を持ちました。

彼らの成長を間近で目撃し、その進歩を見ることは、私にとって非常に感慨深い瞬間でした。

また、別れの際には子供たちが家族に向かって走る姿を見て、少し寂しい気持ちと彼らの頑張りを称える気持ちが湧き上がりました。

子供たちにとってこのBSCでの数日間は、本当に大きな冒険だったのだと感じました。

正直に言うと、子供たちとの関わり方について、2週間を振り返るほど、どのような対応が最適だったのかがわからなくなります。

ゲームに参加しない子供に対して、どのように接すべきだったのか、無理に参加させるべきだったのか、その子がしたいようにさせるべきだったのか。

話を聞いてくれない子供には、もっと分かりやすい説明方法があったのではないかと感じます。

こうした経験を通じて、子供たちに合わせた指導方法を見極める難しさを痛感しました。

将来、子供たちと関わる機会があるかどうかは分かりませんが、この課題に対しては常に考えていく必要性があると感じました。

また、川遊びの際に子供たちから「大人には理解できない楽しさがある」ということを言われ、子供と大人が異なる視点を持っていることを再確認しました。

彼らの率直な言葉を通じて、自分の視野を広げる機会を得ることができました。

2週間という期間で、数百人もの子供たちと交流する機会を得ることができ、その中で貴重な経験を積むことができました。

日々の中で辛い瞬間もありましたが、子供たちとの対話や楽しい瞬間は私にとって大切な思い出となりました。

また、この経験を通じて、私自身も成長することができたと思います。

最初は厳格な態度で指導することに戸惑いを感じましたが、その方法の重要性を理解するにつれて、受け入れることができるようになりました。

また、子供たちとの関わりを通じて、人前で話す経験も積むことができました。

以前は人前で話すことに自信がなかったのですが、このキャンプを通じて、少しずつその不安を克服できたのではないかと思います。

さらに、他のインターン生からも多くのことを学びました。

彼らの姿勢やスキルに深い感銘を受け、特に子供たちへの接し方や怒りの表現、慰め方など、学ぶべき点が数多くありました。

周囲にお手本にできる方々がたくさんおり、本当に尊敬する日々でした。

最後になりますが、本当にお世話になりました。

途中で体調を崩してしまい、ご迷惑をおかけしましたが、皆様のサポートに支えられ、無事に2週間を終えることができて本当に良かったです。

心より感謝申し上げます。