パンコーチ(愛知黎明高等学校(5年一貫看護科))|2025年インターンシップ体験記

子供が好きで自然に触れたいからこのインターンシップに参加しました。

子供達に会えることが楽しみでカフェテリアの準備も捗っていました。

インターン前日、前泊でBSCに到着すると自分より早く来ているインターンの先輩たちが情報共有しながらスケジュールを進めています。

その姿を目の当たりにした時、「こんな積極的に動ける人についていけるほど,自分はしっかりしていない」と一気に楽しみが失せました。

でも2週間終わった私は胸を張って楽しかったし成長できたと言えます。

毎日が憂鬱から充実に変わったのはインターン5日目からです。

それまでは先輩たちになんとなくついていって、何もできていないのは申し訳ないけど1日が早く終わることばかり願っていました。

インターン5日目に新しい班編成でキャンプが始まりました。

先週までは先輩たちに頼りきりだったけど,自分も前に出ないと先輩達がいなくなってから困る現実から目を逸らしてはいけないと決心してやる気スイッチを入れました。

いざ子供達の前に立ってみると、説明の語彙力はないし、子供に集中して聞いてもらえないし、想像と違いました。

子供達の前に立つことの難しさは子供達に伝わりやすい言葉で話すことだと思っていたけれど、実際の難しさは子供達に集中して聞いてもらうことでした。

自分は説明したつもりでも子供は予想外の動きをするし、説明が不足していて子供達の成功体験を奪ってしまうし課題が積み上がっていきました。どうやったら子供達に楽しく且つ理解しやすいように話せるだろう。

とにかく何回も試してみようと思い,盛り上げて子供達への問いかけを増やし、対話することを意識しました。

すると子供達の顔が前に向くようになってきました。

でもやっぱり前を向いてくれない子もいます。だから注意して話に集中させる。

注意している自分は気持ちよくないし,子供も確実に嫌な思いをする。

そう分かりながらも正解が分かりませんでした。そんな時、見本にしたいと思える人に出会えました。

とうこコーチです。

カヤックの説明前に石を触ってる子に「とうこコーチに熱い視線を送ってー」という一言。

前を向いて説明を聞いてほしい。

目的は一緒だけど、注意するよりも何倍も子供達が前を向いてくれるし、嫌な思いどころがユーモアがあって子供達の表情も明るくなりました。

おんなじことを伝えたくても伝え方でこんなにも効果が変わるんだ!

この発見をしてから、とうこコーチを真似しようと思い,実践してみました。

「パンコーチにキラキラの目見してー」と言うと「なにそれー」とか言いながらも子供達が前を見てくれました。

初めて気持ちよく子供達に説明ができて、一個の成功体験を得られました。

とうこコーチだけでなく、他のインターン生のやり方も見てみるとやっぱり子供が興味を持ってくれる引きつけ方をすることの大切さに気がつきました。

子供達が楽しく聞いてくれてひとつひとつのウォータープログラムがうまくいく。

それだけで満足できました。

そんな時にたつやさんから面談で今の目標を確認された時に何も答えられませんでした。

もっとこうしたいというのはあるはずだけどそれが何かその時は分かりませんでした。

ずっと向上心を持って取り組んでいたはずなのにいつのまにか現状維持で止まっていました。

このままではまずいと思い,よく考えてみると自分が目指しているものが見えてきました。

「子供達が体も心も成長できる時間にして,楽しさと一緒に学びを得てほしい」ただウォータープログラムを楽しむだけならいつでもできるけど,自分だからできること。

それはひとつひとつのウォータープログラムの中で子供が興味を持てる豆知識を挟みながら説明すること、プロジェクトにストーリ性やゲーム性を取り入れることです。

実行に移してみると子供は思ったより物知りで楽しさを生み出す天才だと言うことを発見しました。

自分がこのインターンに惹かれたのも子供の頃に沢山自然に触れる遊びをして、自分で遊びを発想していたからこそ、その楽しさを子供に知ってほしかったからでした。

子供達にもうひとつ伝えたいこととしてこんなにも綺麗な景色の中でウォータースポーツを楽しめることの有り難さに気がついて,親に感謝できる人になってほしいです。

出会った子供ひとりひとりが私を成長させてくれた先生であり,愛しくて大切にし続けたい存在です。