BSCでのキャンプは、いまでも夢に出てくるほど大切な思い出です。子どもたちの素直さや思いやりにたくさん触れ、自分自身の内面とも向き合った、かけがえのない2週間でした。
キャンプが始まる前、私は子どもと接した経験がなく、中高時代も文化部でマリンスポーツとは無縁だったため、「子どもたちと仲良くなれるだろうか」「自分にキャンプ運営ができるのだろうか」と不安でいっぱいでした。

けれど、いざ始まってみると、子どもたちは想像の100倍かわいくて素直で、一緒に過ごした時間は楽しい思い出であふれています。
もちろん、正直「帰りたい」と思った瞬間もありました。朝から晩まで子どもと一緒に過ごし、寝かしつけた後に自分のシャワーと洗濯。中盤には体調を崩し、逃げ出したくなったこともあります。
それでも最後までやり遂げられたのは、子どもたちの存在があったからです。
私の顔色を見て「体調大丈夫?」と心配してくれたり、ご飯のときにお茶を持ってきてくれたり、朝には「夜のコーチミーティングで怒られなかった?」と気遣ってくれたり——。
コーチとして子どもたちのお世話をしていたつもりが、気づけば私の方が支えられていたように思います。

あのキャンプは、子どももコーチも関係なく、みんなで大変な時間を乗り越えた「仲間」のような体験でした。
この経験を通して、私自身も少し成長できたのではないかと感じています。多くの子どもと接するなかで接し方を学び、さまざまな性格の子と関わるうちに、自分のネガティブな面も受け入れられるようになり、自己肯定感も高まりました。
また、子どもたちの「なんで?」「やりたくない」といった声に、ただ「ルールだから」「決まっているから」と返すのではなく、自分の言葉で丁寧に向き合っていく中で、説明力も身についたと感じています。

駅までの帰り道、みんなで『ジュラシックパーク』を歌ったこと。
メガサップで面白い掛け声を合わせたこと。
水遊びで夢中になってはしゃいだこと。
どれもキラキラと輝く思い出です。
そして、あの夏、私のことを「こっぴー!」と笑顔でたくさん呼んでくれた子どもたちは、これからもずっと私の天使です。
このような生涯忘れない体験をさせていただけたことに、心から感謝しています。
校長先生をはじめ、サポートしてくださった社員の皆様、そして一緒に参加したインターン生の皆様、本当にありがとうございました。

