みなコーチ(福岡大学)|2022年インターンシップ体験記

まず、このインターンを通して、率直に「楽しかった」という思いが一番です。

疲労がたまりきつい時や、心身共にしんどい時もたくさんありました。

しかし、一緒に来たなこ、ひのちゃん、ほのぴす、もも、ことやみんながいたから私は途中で逃げ出さず、最後まで頑張ることが出来たと思います。

その上でも、環境や周りにいる人の存在はとても大きいことを改めて実感し、またBSCで出会った仲間、これからの人との出会いを大切にしていきたいと思いました。

そして、子どものことがもっと好きになり、この二週間をやり切ったという自信がつきました。

子どもとの接し方では、塾のバイトでは得ることが出来ない、学年によって反応がかなり違ってくることや、頭ごなしに怒るのはいけないという気づきを得ました。

例えば、私が行ったクイズ形式のカフェテリア体験では、初回は答えを言った時のリアクションもあり参加した子は皆興味をもって聞いてくれました。

選択肢が難しいとの意見が少しあったため改善をして次に望むと、リアクションがあまり得られないまま終わってしまいました。

改善を行ったにも関わらず、どうして興味をもってもらえなかったのかを考えると、一回目は低学年の子が多く、二回目は高学年の子が多かったことに気づきました。

同じ内容でもメンバーを見てヒントの出し方を変えたり、高学年の子が多ければ考える時間を多めに与えたりなど、臨機応変に対応することが大切であると感じました。

また、私たちコーチ側からすると、集合時その場を離れる子がいるとどうしてもイライラしてしまいます。

言う事を聞かず暇があればすぐに川遊びや違うところへ行く子がいました。

ただ「言う事を聞かないから」という理由でその子にばかり注意を向けていた自分がいました。

しかし、その子が川のかにをいじめている子を教えてくれたり、仲良くなった友達を大切に思っていたりする姿を見て、一人一人を決めつけないことの大切さを再確認し、「言う事を聞かない子=悪い子」ではなく公平に見ることが大切であると感じました。

苦労した事はコーチ間での動きの確認等のコミュニケーションです。

自分と他コーチのやり方が違い、自分の思うような流れにならなかったり、子どもとの時間を優先させるか、タイムスケジュール通りに実行していくかで考えがコーチ間で分かれたりなど、もっと事前にコミュニケーションをとっておけば上手くいったかもと思う内容はいくつかありました。

また、他のコーチに「分かっているよね?」と思う事を確認するのはおっくうですが、そこをきちんと確認し合わないとコーチ間での連携が上手く取れないため、言いづらいことも言わなければならないと感じ、気づいたことはすぐ行動に移すように意識しました。

このインターンでの私の目標であった「自分の意見をはっきり伝える事」「気づいたらすぐに行動に移すこと」は行動力を高めることが出来たという点で達成出来たと思います。

このインターンで得た子どもとの関わりで気づいたことやコーチ同士の協働は、アルバイトなどの日常生活だけでなく将来教育現場で働く時にも生かしていきたいです。