ゆってぃーコーチ(桜美林大学)|2020年インターンシップ体験記

BSCでの二週間は想像していたよりもあっという間でした。

慣れない子どもたちとの関わり。

はじめはどう接したら良いか迷いがありましたが、子どもたちの方が積極的で、負けていられないと感じました。

気がつくと自然体でいることができたように思います。

私が子どもたちと過ごす上でいちばん気を付けたのは、同じ目線になることです。

ここでの意味はただ膝を曲げて目を合わせるということだけでなく、例えば水遊びであれば子どもたちと同じくらい思い切りはしゃぎ、何度も出てくる「なんで?」に対しては答えを一緒に探します。

こうすることで、子どもたちの気持ちや変化により気がつくことができました。

全然言うことを聞いてくれなかった子が、帰り際にこっそり絵日記を見せてくれたり、ワイルドスイムを怖がっていた子が、翌日には時間が足りないと怒っていたり、一人一人の顔とエピソードが懐かしいです。

キャンプ中、インターン生、サブリーダーの存在は大きく、様々な場面で助けてもらいました。

同時に、自分にはこれといった強みが何も無いということを痛感させられました。

カフェテリア体験で担当したミサンガ作りでは、約1時間半で10人以上の子どもたちが完成まで辿り着くためにどういう教え方をするべきか、自分なりに考えました。

しかし、言ってしまえば私でなくてもできます。

他のインターン生が「○○やります!」と手を挙げる中、自分はそうできないことが悔しくて、自信を持てる何かを手に入れなければいけないと感じました。

そのためには何でもやってみる、それしかないと思います。成長するにつれて失敗を恐れ、なかなかできなくなってしまうことかもしれませんが、私はこの気持ちが無駄にならないよう、大学生という立場を最大限活かして、さらに広く色々なことに挑戦していきます。

そして、私にはこれがあると自信を持って話せるようになりたいです。

今回このキャンプで、子どもたちの成長する過程に携わることができたのは貴重な体験でした。

「また会おうね!」や私がグループを離れていた日にシーグラスを集めてプレゼントしてくれたことが嬉しかったです。

子どもたちの記憶に私が少しでも残っていたらいいなと思います。

また、同じときにこのような経験を共有したインターン生、サブリーダーとの出会いはこれからも大切にしていきたいです。

最後に、校長先生とお話しさせていただく機会があったのですが、経験談がとても面白く、参考になりました。

スマイルのアドバイスと“冒険ある人生を”この言葉を忘れません。

皆さんお世話になりました。ありがとうございました。