すいコーチ(立教大学)|2022年インターンシップ体験記

初めに、BSCサマーキャンプに参加するにあたって、多大な支援をくださったスタッフの皆様に感謝申し上げます。

 この2週間こどもの成長と共に活動してきましたが、何より成長したのは私たちインターン生自身なのではないかと感じています。

「自分は何ができるのか、どんな強みがあるのか」、無垢な心で接してくれるこどもと対峙することで本当の自分に気づけたように感じました。

私は、今回参加するにあたって3つの目標を掲げました。

それは、「一人一人のこどもの個性を大切にしながら向き合い、対等な関係を築くこと」、「リーダーシップを育成すること」、「多くの人と関わり、将来の選択肢を広げること」の3点です。

1つ目の「一人一人のこどもの個性を大切にしながら向き合い、対等な関係を築くこと」については、2週間の間常に心掛けるようにしていたことでした。こどもというのはこどもでありながら一人の人間でもあるのです。

つまり、こどもの純粋な心をもって、私たちコーチが信頼できる相手かどうかをジャッジするからこそ、一個人として対等な関係を築くことが重要だと再認識することができました。

自分の努力量が子供の反応で分かる。これほどまでに直接的に得られる成功体験はほかにないと今なら確信を持って言うことができます。

2つ目の「リーダーシップを育成すること」については、1日のスケジュールが変更になった時や、臨機応変な対応を求められたときによく考えていたように感じました。

自分なら今何ができるだろうか、自分にしかできないことは何だろうか、思考をリアルタイムで行動に反映させていくことが必要でした。

ですが後半になるにつれて、日々のルーティーンの中でも自分には何が見えているだろうか、自分にしかできないことがあるかもしれない、と考える瞬間が増えてきました。

今回の経験で自分の強みを見つけることができたので、どんな環境に置かれても、自分らしさを発揮しながら主体的に活動していきたいと思っています。

3つ目の「多くの人と関わり、将来の選択肢を広げること」については、生涯切磋琢磨しながら互いを高めあえる仲間に出会えたという事実から、この目標は十分に達成できたと言えます。

キャンプの中で子供たちが成長していくこともしかり、コーチたちが着実に成長している姿を見ることは自らが成長するための大きな刺激になっていました。

東京から中国までBSCでなければ出会うことができなかった仲間と、たくさんトライして、たくさん反省して、またトライして、この仲間たちと一緒でなければ乗り越えられなかった苦労がありました。

本当にこの仲間たちに出会えたことが、最大の財産です。

これからの人生においても、「冒険ある人生を!!」というBSCの理念を忘れることなく、どんな環境においても自分らしさを忘れずに挑戦していきたいと思います。

本当にありがとうございました!!