さきコーチ(京都大学)|2022年インターンシップ体験記

応募したきっかけは、夏休みに何かに挑戦してみたかったという理由と、子供たちとキャンプなんて楽しそうという単純な理由でした。

大学一年生から塾講師のバイトをしており、子供と関わるのが楽しいなと思っていたので、勉強以外で自分が子供にできることを

考え、提供したいなと思ったのも理由の一つであるかもしれないです。

事前研修に参加ができず、BSCに到着するまでは全くどんなことをどのようにこなして

いくのか想像もつかなかったですが BSCでの日々は毎日とても刺激的でした。

最初の 1 週間は自分がどのような立場に立てば良いのか、どのように行動すれば全くわからず、前から来ているインターン生を見て真似することが多かったです。

自分で場を作り、場を回すのはとても難しいし、効率よく、かつ、子供に楽しい時間を提供するにはどのようにすればいいのか試行錯誤する日々でした。

それでも周りのインターン生に色々教えてもらっ たり、子供たちが楽しそうにプログラムに参加している姿を見たりして、やりがいや、自 分なりの行動の仕方を見つけていくことができました。

前から来ていたインターン生が帰ってからの1週間は、自分の勝負の1週間だなと思い、最初に学んだ1週間のことを活かしながら行動しようと心がけて自分で行動できる範 囲がとても広がったと思います。

子供と楽しむことはできて、一人一人の子供と向き合うことも最初は苦手で、話を深く聞いたり、団体行動が苦手な子供に寄り添ったりすることもできなかったですが、教育大学出身のインターン生に接し方を聞き真似していったり、子供のことをよく観察し行動するのを心がけていったりするうちに、少しずつ自分の子供 への向き合い方を変化させていくことができたかなと思います。

このように段々と子供と の接し方を掴めていくことができたことによって、改めて子供は無限の力を持っていてとても繊細で可能性溢れるのだの感じました。

シーグラスや、川の開拓、サイン集めなど、子供の小さな発見や楽しみを一緒に探して一緒に楽しんでいくことが本当に楽しくて、寄り添っていてあげたいなという思いにだんだん溢れ、自分が子供に気付かされることが非常に多かった1週間でもあったなと思いました。

また、インターン生同士でどうすれば良いのかを考えていく時間もとても貴重でとても楽しかったです。

最初は意見することも億劫であったし、流されるままでしたが、みんな でみんなの意見を共有しながら頑張る時間が後半に行くにつれて増えて、一人ではなく て、みんなでがんばれているという感覚がありました。

その上でみんなでやり抜くことで 本当に久しぶりに達成感というものを得ることができました。

大学に入って自分で主体的に行動して、仲間と達成感を味わうという経験をなかなかして来なかったので、本当にこのような経験ができて嬉しく誇らしく思います。

たった2週間でしたが自分では本当によく成⻑できた2週間であり、とても貴重でかけがえのない2週間であったと思います。

関わってくださったみなさん、本当ありがとうございました。