るっちコーチ(上智大学)|2024年インターンシップ体験記

インターンを終えて2週間を振り返ってみると、本当にあっという間で貴重な経験だったと感じています。

また、帽子や写真を見ると子供たちやインターン生が恋しくて、みんなに会いたくなります。

行ったことない土地で、初めて会う人と2週間過ごすというのは私にとって大きな試みでした。

大学生の生活は、とても楽しく充実していますが、何かに全力で打ち込むという機会はあまりなく、この夏は何かを全力で行いたいと考えていました。

そんな時このインターンを見つけ応募しました。

元々子供が好きで、塾のバイトでも小学生と接する機会があり、小さい子の扱いには少し自信がありました。

しかし、毎日起こる何かしらのトラブルに対応するのには、本当に苦労しました。

子供に注意をする時に、なんでやってはいけないのかを説明しないと子供はやめてくれません。

「なんでダメなの?」という素朴な疑問に、筋の通った説明をすることは、案外難しいです。

自分が日々の中で受け身の姿勢であり、疑問を抱かなくなっていることに気づかされました

先に来ていたコーチたちを見て自分もあんな風になれるのかなと不安になることもありました。

みんなが帰ってしまい、自分がグループを引っ張り、後半に来たコーチたちに流れを教える番はかなり不安でした。

そんな感情が表情に出ていたのか、ある女の子に「今日るっちコーチ笑ってない!!元気ないの?」と言われハッとしました。

自分が主となって行動した3泊4日のグループで私は本当に成長できたと感じています。

この間の子供達には何度助けられたかわかりません。

子供はとても正直で、感情を素直に表現してくれます。

もちろん、口の悪い子や人一倍と手のかかる子はどのグループにも毎回います。

しかし、そういった子達が懐いてくれた時や、キャンプが楽しかったと言ってもらえた時は本当に嬉しいです。

子供達のことを考えれば考えるほど愛着が湧いてきて、帰る日には涙腺が何度緩んだか数え切れません。

一方、子供達は案外あっさり帰ってしまうのですが、保護者に会った時の子供達の笑顔は本当に輝いていて素敵でした。

私は、BSCで最高の仲間に出会えたと思っています。

いつも笑いが絶えなくて、寝る直前まで毎日お腹を抱えて笑っていました。

お互い個性は強いのに、団結力が強くて、思いやりがあり、誰かのために行動できる最高の仲間です。

どんなに疲れていてもみんなと話すだけで、不思議と疲れが吹っ飛びます。

とても仲良しで、インターン後でも連絡を取ったり、遊んだりしています。

「冒険ある人生を」という言葉を胸にこれからもいろんなことに挑戦したいと思います。

今回のキャンプに参加してくれたみんな、インターン生、サマーキャンプの運営を支えてくださったBSCの皆様、本当にありがとうございました。