りおコーチ(University of the Sunshine Coast)|2021年インターンシップ体験記

とても有意義な2週間となったインターンシップの思い出や学びを皆さんにシェアしたいと思います。

期間でいうとたった2週間ですが、間違いなく2021年夏の思い出になりました。

それはやはり子どもたち、サブリーダーのみんな、インターン生、スタッフの方々と出会い、お互いに学び合い深く関わり合えたからだと思います。

まず、このインターンシップに応募できたのはコロナのおかげと言っても過言ではありません。

私は昨年から約1年半、コロナの影響でオーストラリアにある在学中の大学に戻ることができていません。

日本で過ごす日々は充実はしているものの、新しい挑戦やワクワクすることが少なく、どこかずっと足踏みをしているようでした。そんなときBSCのインターンシッププログラムに巡り合い、どうしても参加したいと思い慌てて応募しました。

インターンシップ全体を通して、個人的には『迷う→とりあえずやってみる→習得するor改善点を見つける→次のステップにいく』の繰り返しだったように思います。
何か一つ要領を掴めたらまた次新しく起こることについて考える、の繰り返しで少し慣れたかなと感じられたのは最後の数日でした。

(初めてグループのリーダーをした日のお話。元々私は完璧主義のような部分があり、失敗するのが嫌で新しいことをするには事前に準備をして不安要素を全部取り除いた状態で臨みたいというような性格でした。

ですが、その日は不安に思うことだらけで1日が上手く回らなさそうな予感がしていました。

その時にいただいたアドバイスが、『とりあえず1日終えてみよう』でした。この言葉で私はその日だけでなくインターンシップ全体を肩に力を入れすぎず終えられたと思います。)

子どもたちが私に教えてくれたことは、学年や性別は人を判断する材料にはならないということです。

今まで言葉では分かっていても実際には、低学年が多いから明日は大変だろうなとか、高学年が多いからスムーズに進みそうだなとかそういう会話を無意識に交わしていました。

でも、会う前から年齢等で子どもたちに対するイメージを作るのではなく、会って関わりあって初めてその子どもたちを知ることができるのだと改めて気づかされました。

子どもたちと会話するときには多少言葉を易しく変えたりする必要はあります。

でも子どもたちに対する姿勢まで変える必要はなくて、私も私という一人の人間としてみんなと接することを心がけました。

インターン生とは2週間を共に過ごしていくうちにお互いを高め合える関係を築けました。

お互いに良いところを教え合って、時にはこうした方がいいんじゃない?と本音で言い合える関係というのは簡単に築けるものではなく、とても貴重だと思います。

他の人の良いところを見つける過程は、自分にはない部分に気付くきっかけにもなり、お互いにない部分を補い合ってチームができていることを改めて実感する機会にもなりました。

このような会話を交わしていくことで2週間という短い期間でここまで信頼できる関係になれたのだとも思います。

私たちはきっとインターンシップが終わったこれからもお互いの刺激となり続けるのだろうと思います。

最後に、この2週間を経験する機会をくださったBSCの皆様、2週間を濃いものにしてくれたインターン生のみんな、少しだったけど一緒に頑張ってくれたサブリーダーのみんな、今年の夏にこのキャンプで出会えた子どもたちみんなに感謝しています。

BSCのインターンシップに参加してよかった、皆さんに出会えてよかったです。

ありがとうございました。