まえこうコーチ(大東文化大学)|2023年インターンシップ体験記

私がBSCサマーインターンシップで過ごした2週間は、全国の大学生とは比べものにならない経験と学びを得ることが出来ました。それと同時に自分の財産にもなりました。

その話を掻い摘んで話したいと思います。

インターンを修了し、日にちは経ちましたが、ふと思うとどこか恋しい気持ちになります。

それはこの2週間で濃い2週間を体験したからです。

楽しいことはもちろん、大変なこと、子供達を相手に伝える力など内面的な部分で非常に鍛えられました。

またそれが自分の経験としての財産になっていることは間違いありません。

当初のインターンシップ参加理由の、他大学の学生と交流したくさんの人の価値観を知り人生を知り、自分の価値観を表現することが目的でした。この2週間でその目的はすぐに達成しました。

その後は、学ぶ機会が多く先を見通す力や表現力など、子供達に簡潔に分かりやすく伝える力を学びました。

最初の1週目は、自分が受け持つ班で精一杯でした。ですが日が経つにつれ、徐々に周りに目を向けることができ、全体の動きを把握し実行することが出来ました。

その後、一人ひとりの子供と信頼を築き、名前を覚えその子の特徴などを最大限に発揮させることで、子供の成長に繋げることが出来ました。

話は変わりますが、子供の成長とはこんなにも早いものなのかと驚きと嬉しさがこのインターンシップで分かりました。

初日食べれなかった野菜を最終日には食べれるようになり、着替えが周りの子より遅かった子がいつの日か1番に着替え待っている。

そんな子供の成長を目の当たりにし、インターンシップが終わった今でも驚きです。

また、他の子より活発に行動し少し周りよりやんちゃな子に限り、夜は少しホームシックになるところなどは、可愛さもあり愛おしいかったです。

そんな子供の成長と共に、自分も彼らから学ばさせて貰うことが多かったです。

子供たちとの関わりを通じて、自分自身の指導スタイルを磨くことが求められました。

彼らが初めての経験に挑戦する姿を見るたびに、忍耐強く彼らをサポートし、成長を支えることの重要性を理解しました。

指導する中で、コミュニケーションや教育方法の工夫が成果をもたらすことを実感したのが正直な感想です。

さらに、子供たちのグループを指導することで、リーダーシップの重要性を学びました。

協力や協調を促進し、みんなで目標を達成する方法を模索する過程で、自身のリーダーシップスキルが発展していくのを日に日に感じました。

成功や失敗をともに経験する中で、挑戦に対する姿勢が変わっていきました。

子供たちが新しいことに挑戦する姿勢に触発され、私自身も恐れずに新しいアイデアを試す勇気を貰いました。

また、個々の成長を見守ることの喜びや、挑戦に立ち向かう姿勢の重要性を見つけることが出来ました。

さらに、社会に出た時を想定した経験を詰めたことはとても大きかっです。

普段、一般の学生はアルバイトをしていますが、アルバイトではマニュアルがあり同じ仕事内容をこなし失敗した時には、社員さんやマネージャーが変わって対応してくれます。

ですが、インターンシップでは大体のスケジュールは決まっていますが、子供達を相手にしている分スケジュールはずれていきます。

ましてや、自然が相手ですので勝てるものはいません。

実際に台風7号直撃により思うようなプログラムが出来なかったこともありました。

その中で臨機応変の対応をし、常に先を読み想定外のことが起きても、想定内とし、行動し子供達を飽きさせないための工夫もしました。

それが出来たのは紛れもなくこの人達がいたからであります。その人達のことを少し書かせて下さい。

この2週間で苦楽を共にし心の支えとなったインターン生には感謝の言葉しかありません。

早朝から夜遅くまで互いに高め合い、上手くいったことや上手くいかなかった所を言い合い、反省し、次の日までには復習し同じ間違いをしないように声を掛け合ってやってきました。

自分と同世代の人たちがこのインターンシップで、どのような考えを持っていてそれは表現して伝えるのか人それぞれ違いますが、それが尊敬できる部分でもありました。

今こうして、振り返っている時もあんなに素晴らしい仲間に巡り会えたことまた、一緒に仕事出来たことはかけがえのないものとなっています。

サマーインターンシップを終えた現在は時の流れが遅く感じます。

インターンシップに参加する前は、何となく過ごしていた毎日でしたが現在は、1日の中にやれることを詰め込み、何かを取り組まないと勿体ないという感情になっています。

それは、この2週間のインターンシップで様々なことを経験し、学び、尊敬できる人達に出会えたからです。

真夏の炎天下の中、怒涛の2週間を走りきったこの経験は、間違いなく私の今後の人生の財産として残って行きます。

結びに、今回BSCウォータスポーツセンターでのインターンシップに参加出来たこと、そしてお世話になった社員の方々、インターンシップ生、子供達に感謝致します。

辛い時、楽しい時、色んな思いがありましたが、社員の方々をはじめ、皆さんの支えがあってこそ走りきることが出来ました。

参加出来たこと、またこのような機会を作って下さいました、BSCウォータスポーツセンターさんには感謝しております。

本当にありがとうございました!

これからの益々のご発展をお祈り申し上げ、感想文とさせて頂きます。