さおりコーチ(神戸学院大学)|2022年インターンシップ体験記

「インターンに参加して良かった」が私の率直な気持ちです。

今年の夏休みを友達と遊ぶ以外に何をして過ごそうとか、いろんな人と関わりたいとかぼーっと思いながらSNSを見ているとBSCのサマーインターンシップの広告と出会いました。

見た瞬間、「ウォータースポーツ楽しめるし、普段関わりの無い子どもたちや、全国から集まるインターン生などいろんな人と関われる!」と思い、即応募しました。

実際インターンが始まると当たり前ですが、先に来ていたインターン生の見様見真似でしか動くことしか出来ず戦力外だと日々つくづく感じていたとともに自分にできるのかという不安がありました。

しかし、いざ自分達が先導していかないといけない日が来ると、BSCの顔となって「命を預かる」という責任をより一層感じました。

私はここに来た子どもたちの「ただいま」を届けるために安全に元気な状態で親御さんに送り返すことを強く思いながら2週間を過ごし、子ども×水との生活を送りつつ「命の大切さ」についても改めて深く考えさせられました。

私はこのインターンを過ごしていく中で「挑戦・率先・実践」することの大切さを改めて実感しました。

「挑戦」

自分の一度きりしかない人生を楽しいものにしようとするなら自分がしたいことはともかく、やりたくないことでもそれに挑戦することが大切です。

挑戦することで人生の選択の幅が広がる可能性は大いにあり得ます。

このインターンに参加したことで、自分から冒険しにいくことの素晴らしさを感じました。

そして濃い2週間を仲間と一緒に過ごせたことに感謝しています。

「率先」

自分が出来ることとしてみんなに言っていたことなのですが、自分的には率先して動けていたとは思うものの、もちろんまたまだだなと感じる部分はたくさんありました。

これを機にこの2週間で出しきれなかった未熟な率先力に力を入れていこうと感じた。

「実践」

その日のプログラムで時間配分や他グループとの連携がうまく行かなかったとき、会議して次の日に話し合った内容を実践し、話し合うことがどれだけ重要なのかを実際に経験できました。

誰かと1つのことを成し遂げる機会が減っていた私にとっては嬉しかったです。

また、子供たちと接していく中で体力の差を感じました。

何をすることにも全力なのにも関わらず子どもたちは夜まで元気です。

でも、中には疲れている子もいたし、ホームシックの子もいました。

インターンが始まった当初はあまり喋る方ではなかったのですが、そのような子たちがどうしたら楽しんでくれるのか、どうしたらこのキャンプがいい思い出になるのかなどを子どもたちの考えも考慮しつつ自分なりに考え伝えていくうちに、自然に多くのの子どもたちと喋るようになっていて会話の数も増えていきコミュニケーションをとってくれることが嬉しかったです。

たくさん話すことで、自分から子どもへの接し方の幅も広がり、私自身、確実にインターンが始まる前と比べて子どもへの接し方が上手くなったと実感し、子どもが好きになりました。
このインターンシップに参加していなかったら子どもに対してのこのような感情を抱くことはなかったので貴重な体験をさせていただいことに感謝したいです。

2週間のインターンシップ期間を経て、今までの人生で味わってこなかった達成感を感じることができ、インターン生としてキャンプに携わることができて本当に良かったと心の底から思いました。

また、自分が成長するための環境を提供していただいたBSC関連の皆様、最高のサマーキャンプを一緒に成し遂げてくれたインターンシップ参加生の皆様に感謝申し上げます。