よっしーコーチ(佛教大学)|2019年インターンシップ体験記

私は大学時代に様々なことを経験したく、また教職に将来就きたいと思っています。

どちらの条件に対してもプラスになると考え、このインターンに参加させていただきました。

率直な感想としては、思っていた数百倍心身共にハードでした。

しかし、心の底からこのインターンに参加してよかったと感じています。

このインターンで感じたことを書き出すとキリがないため特に印象に残っていることに絞って述べていきます。

まず、普段の生活では出会えるはずのない人達と出逢えたことです。

普段通りの生活を送っていると出会えるはずのない日本各地のインターン生、留学生、サブリーダー、BSCで働いている人達、そして小学生。

たった二週間で何百人と触れ合うという有り得ない生活を送らせていただきました。

そして、それだけ大人数で生活を送るとトラブルが起こらない訳はありません。私は、1番最後のタームのインターン生でした。慣れない環境が苦手な私は既に来ていたインターン生同士で完成していた関係に馴染めず、更に不器用な為他のインターン生のようにテキパキと動けず暗い気持ちで日々を過ごしていました。

何の役にも立てず、ただ塞ぎ込んでいるだけの自分が嫌になって本気で帰りたくなった時もありました。

しかし、少しずつですが共に生活している人達の優しさに触れることにより私自身の気持ちも変化していきました。自分が辛いことを打ち明けたらきちんと聞いてくれた人。分からないことを聞いたら笑顔ですぐに教えてくれた人。

絶対疲れているのに自分たちの部屋でも他のインターン生を配慮して「疲れた」と言わない人。

「頑張れ」「頑張ろう」と声かけしてくれた人。

私はこんな大変な環境の中なのに、他の人に対してこんなに配慮ができる人達ばかり集まっていることに本当に驚きました。そんな環境に自分がいることが本当に有り難かったです。

そして、小学生達。大人数の子供達と接するのは初めてで小学校の修学旅行って正にこんな感じなんだろうなと思いました。子どもは本当にずっとエネルギッシュ。

特に自分に余裕がない時、体力がついていかなくて倒れそうになりました。

私の反省点として、インターン生活の初めの方自分に余裕がなさすぎて子どもにそこまで親身に関わることが出来なかったという点があるのですが、やはり後半の方が子どもに対してちゃんと向き合おうとしただけあってたくさんの子どもが話しかけてくれました。

この点からも分かるように、子どもは本当に素直で真っ直ぐで同じ人間だとは思えませんでした。

その分、ちゃんと納得できるような伝え方をしたらきちんと聞いてくれます。

はっきりと口で説明しないと伝わらないけれど、みんな素直に受け止めてくれます。

言うことを聞かなくて叱ることも多かったけれど、閉会式の時少し寂しいと感じている自分がいて子どもの真っ直ぐさに心を奪われていたんだなと初めて気づきました。

やはり、私は子どもに関わる仕事がしたいと思い今回苦戦した、叱り方や物事の伝え方をもっと工夫できるように努めようと思いました。

あんなに帰りたいと思っていたのに、日常に帰ってみたら何だか物足りないような気もします。

そして当たり前の日々にすぐに溶け込んでしまっています。普段の生活を送っているとこの思い出は薄れていってしまうのですが、きっと今後落ち込んだりふとした時にこの思い出を思い出すと必ず自分の背中を押してくれると思います。

なので手帳にもしっかり自分の感じたことを記しておきました。非日常の生活の中で多くの人からたくさんの良い刺激を受け、自分とたくさん向き合って、多くの自然に触れることができてこんなにいい経験をさせてくれた、関わってくれた人たちに感謝してもしきれません。

このインターンに行ってからもっと色々なことに挑戦したい、虫が苦手だったのに、もっと自然と触れ合いたいと強く感じています。

今回感じたり学んだことを今後の生活に絶対に活かしていきます。

本当にありがとうございました。