タウンコーチ(京都大学大学院 -中国からの留学生-)|2019年インターンシップ体験記

京都でのはじめの夏は、BSCで過ごしてよかった。

2019年夏インターンシップ二週間コースの参加者のタウンです。

中国の教育系の大学を卒業して、今日本の大学院に通っています。

今回のインターンに応募すした理由は、大学で教えてくれた教育理念と違って、自分の理想に近い教育理念を見つけたいことです。

インターンが終わった現在から振り返ると、必ずしもこの目標を達成したとは言えないが、確かに有意義な時間を過ごしました。

なぜかというと、まずは、経験がゼロから増えてきたことです。

教育系の大学の出身と言っても、「教室で、教師によって、知識を教える」ことだけを経験したことがあります。

BSCでのように「自然の懐に、コーチとして、スポーツのコツを教えながら、子供と遊ぶ」経験は、全くゼロだったのです。

教室と違い、BSCではコーチが色々なことができる:「子供に親しむ」・「自然に親しむ」・「新しいもの・怖いものを挑戦」、「友達をできる」など。

もちろん知識、例えば大学で学んできた専門知識や、語学などを教える機会もありますが、それはBSCでできることの一つだけです。

教室以外での教育の経験をゼロから増やすのは、普通な学校ではなくBSCでしかできないことだと思います。

次は留学生として初めて、関西の雰囲気に溶け込んだことです。

留学のために日本に来てもうすぐ一年になりますが、学校の生活しか体験したことがなかったのです。

学校で使う言葉は、丁寧語や敬語に限られているのです。せっかく関西に来たのに、関西人の世界から疎まれていた気がします。

外国人らしいの丁寧な日本語を諦め、日常的な言葉遣いや生粋の関西弁の勉強は、BSCでスタートです。

「食べへん」「ほんまに」「なんやろう」などの関西弁を身につけて、ようやく関西の雰囲気に溶け込んだと実感しました。

もちろん、反省すべきところもあります。

それほど高く要求されていなかったが、やはりスポーツ関連のインターンなので、体力と根性が必要です。体力不足のため、自分が担当している仕事を怠ることもあります。

夜のミーティングで、子供を注意させべきだったことや、言うべきだったことをちゃんと意識しても、明日実際の仕事中には、疲れているためにまたそれを忘れる場合も多いです。

なお、日本語に自信がないため、言うべきのに言わなかった、または他のインターン生に言わせた場合もよくあります。

中国の子供もサマーキャンプにたくさん来ていて、言語通じなくても四泊五日や一週間のコースを選んだ、そういった彼達の勇気にびっくりしました。

自分ももっと勇気を持って、自信を持ったほうがよかったと思います。

ただし、反省すべきことがあるけれども、後悔したことはなしです。

京都でのはじめの夏は、BSCで過ごしてよかったです。

BSCから貴重な経験をいただき、ありがとうございます。

BSCと中国の子供たち・インターン生との繋がりが深くなっていくように祈っております。

(原文まま)