なつみコーチ(国際基督教大学)|2020年インターンシップ体験記

ここにインターン生として来る決断をして本当によかったと心から思います。

正直、インター ンが始まる前は、2週間なんて長い期間やっていけるかな、ととても心配で、行く前は応募したことを後悔したりもしました。
しかし、とても濃く充実した毎日で、本当に一瞬で、気づい たら終わっていたという感じでした。
一番やりがいを感じたのは、子供たちが「また来年も絶 対来る!!」とか「次はもうちょっと長期間で来たい」と言ってくれた時です。
インターンをしていて、このキャンプは子供たちにとって普段経験できないことができる素晴らしいところ だなと感じたし、そのようなキャンプを作り上げる一員になれたことをとても嬉しく思いま す。

また、他のインターン生と交流できたことも、ここへ来てよかったと思う一番大きな理由の一 つです。

話していてただ楽しいだけではなく、様々なバックグラウンドや独自の価値観を持っ ている人がいて、人間として魅力的な人たちでした。
彼らと過ごした時間はこのインターンで の大切な思い出の一つになり、私はやっぱり人と接するのが好きなんだなと思いました。
寝不足で毎日疲れが溜まっていってはいたのですが、彼らのおかげで毎日が充実しており、大変だったことも乗り切ることができ、感謝でいっぱいです。本当にこのメンバーでできてよかっ たと思います。

自分についての理解も深まりました。
私はそろそろ就活を始める時期になってきていて、どん な将来を送りたいのか、自分には何が向いているのか悩んでいました。
このインターンに参加して分かったことは、まず、私は全体を指揮したりまとめたりするリーダー的な役割にはあま り向いておらず、それよりも一人ひとりや細部に気を配る方が得意ということです。

これはな んとなく分かっていたのですが、他のインターン生にこのような指摘を受けたことでより気づ くことができました。加えて、私は今まで自分と似たような人しか接してきておらず、ここに 来て普段は接しない人たちと過ごしたことによって、より自分というものの特徴が分かったように思います。
他のインターン生からも、「なつみって〜だよね」と言われることも多く様々な発見がありました。

全体の指揮を取るのはうまくいかなかったことだらけでしたが、自分が一つの班を動かせたということは、とりあえずすごいことだと感じます。
あまり人を引っ張っていく経験がなく、自 分にできるとは思っていなかったので正直驚いています。
この経験は私にもっと自信を与えて くれました。

また、これからもいろいろなことに自分からチャレンジしたいという気持ちが強くなりまし た。
このような素晴らしい時間を過ごせたのは、自分にできるのか不安を抱えながらも応募す るという行動を自分で起こしたからです。

そうしていなかったら実家でだらだらと過ごしてい たんだなと思うと、積極的に行動することでしかこのような機会はやってこないということを再確認できました。
ここで収穫したたくさんの学びや経験をこれからの人生に役立てていきた いと思います。

これからの自分の課題としては、受け身ではなく自分で考えるということだと思いました。

私は言われたことをやっているだけで、自分から行動することが少なかったように思います。

周りのインターン生は、自分でこうしたらいいんじゃないかと思ったことを発言したり実践した りしていて、自らより良いキャンプに変えていっていました。

これからは私もそのような人に 近づけるよう頑張ります。

また、周りのインターン生には、情熱を注いでいる何かを持ってい る人が多くいました。

国際関係について夢中になって語ってくれたり、趣味をカフェテリア体験をしていたり、そういう人たちを見てかっこいいなと感じました。

私には趣味という趣味が ない上に、リベラルアーツの大学に通っていて、専攻はまだ決めていません。

勉強面には限らないのですが、自分の「専門」を持ちたいという思いが強まりました。

このような課題が見え たという点でもこのインターンに参加して本当によかったです。

最後になりますが、達也さんや校長、かっちゃんをはじめとするBSCの皆様、一緒にキャンプをつくってくれたインターン生やサブリーダー、数えきれない思い出をくれた子供たちに感謝します。

2週間本当にありがとうございました。