みくコーチ(大阪大学)|2019年インターンシップ体験記

「冒険ある人生を。」

​これはBSC子どもキャンプのスローガンです。

初めての琵琶湖、初めて出会う子、初めてのお泊り、初めてのカヤック…このキャンプでは沢山の冒険が出来ます。

そんな子どもたちだけでなく、私もインターンに参加したこの二週間で沢山の冒険ができたと感じています。

 私はこの夏休みに何か意義のあるインターンシップにチャレンジしたいと考えているときに、BSCのホームページを見つけ応募しました。

「『世界をつなぐ』国際子どもサマーキャンプ」というフレーズに惹かれたのはもちろんですが、ウォータースポーツが出来ること、普段なら出会うことのない沢山の人に出会えるという点に魅力を感じました。

このインターンシップでは子どもたちもインターン生も全国だけでなく海外からもやってきます。

私は留学をしたことがないので様々な国からの留学生と出会えるというのもなかなかない経験で良いと考えました。

ただ二か月ある夏休みの中で、二週間という時間は短いように感じられますが自身の予定や他のインターンシップが重なることが多々あり、正直なところ、このインターンシップに行くことをためらっていました。

 インターンシップの内容は私にとって‘冒険’であるがゆえ、本当に大変なことばかりでした。

このキャンプは自らが積極的に行動していく必要があります。子どもたちの安全に気を配りながら、子どもたちが楽しめるように工夫しなければなりませんでした。

2週間という短い時間でこんなに多くの子どもたちと触れ合うのは初めてです。ホームシックになる子、言うことを聞かない子、ずっと泣いている子…様々な子がいました。

子どもたちは十人十色。

一人一人真摯に向かい合って話を聞いてあげなければなりません。

子どもたちと一緒に時間を過ごすのは確かに大変ですが、大人とは違う視点で物事を考えていたり、面白い話を沢山話してくれたのでとても楽しかったです。

 楽しかったこともつらかったことも含めた全てがこのインターンの意義であると考えています。

私は教員を目指しているわけでも、スポーツに関する仕事がしたいと思っているわけでもありません。

そういった人でもこのインターンは実に有意義なものになると思います。

たった二週間ですが、このインターンで自分は変わったと思います。先を考えて行動すること、子どもたちの動きに常に目を配らなければならないこと、周りの行動をみること。

私がこのインターンという名の‘冒険’を無事乗り越えられたのはインターン生の助けがあったからだと思っています。

同じように感じているつらさを夜に部屋で語ったこともありました。楽しさを共有したりもしました。

彼らがいなかったら私はこの2週間で成長できていなかったと思います。

今回参加したインターン生、サブリーダー、留学生、そして出会ってくれた子どもたちに本当に感謝しています。

BSCのみなさんも二週間お世話になりました。他では出来ない貴重な‘冒険’をさせていただきました。

「冒険ある人生を。」

これからもBSCに幸があることを祈っています。本当にありがとうございました!