まゆコーチ(関西外国語大学)|2024年インターンシップ体験記

このインターンシップは、人とのあらゆる繋がりを強く感じる2週間となりました。

私が初めてBSCで子供達と過ごした最初のキャンプは3泊4日でした。

今まで長期間私より下の年齢の子達と過ごす機会のなかった私にとって、わがままを言っている子やおしゃべりに夢中でご飯を食べるのが遅くなっている子など、どんな子を見ても全員が可愛くて無邪気で、私が2週間で最も子どもたちと1番ふれあい楽しんだキャンプだったと感じています。

私が大変だったと感じたのはその後からです。

20人前後のグループの子供達の前で、カヤックやSUPなどたくさんのマリンアクティビティを教えたり団体行動をしたりする中で、注目を引いたまま簡潔かつ子供にわかりやすい説明をすることが最後まで簡単でと感じることはありませんでした。

また、私はインターンの中でも早い期間に参加したため、後からスタートする他のコーチたちにとってもお手本となるような行動を示さなくてはいけないという立場であったこともインターンの中での大きな課題でした。

人に教えたり、役割を振ったりして全体を見渡すということが私の苦手分野であったため最初は自分でなんでもやろうとしてしまったり、うまく伝えられておらず二度手間になってしまう場面もありました。

私と同時期に入ったインターン生がうまくこなしているのを見て、自分のミスに落ち込むことも正直ありましたが、彼女たちから学べることはたくさんあり近くで見ていて尊敬していました。

一方でリーダーのような指揮が苦手な代わりに、私は子供との1対1の対話でマリンアクティビティに対していかにやる気を持ってもらうか、それぞれにどう言葉がけしたら良いかを見極めて接することができたと感じています。

最終日まで、私を含めどのインターン生も声が枯れるくらい一生懸命にみんなでやり切ることができたと感じています。

水辺で命に関わる分責任感はより一層重いものでしたが、自分が頑張るほど子供たちの笑顔やカヤックの上達などから、たくさんの場面でやりがいは何倍にも大きくなって返ってきてくれました。

だから朝から晩まで大変な毎日でも最後まで乗り切れたのだと確信しています。

最後に、あらゆることを教えてくださり支えていただいたBSCの皆様、同時期に共に切磋琢磨しながら毎日いいキャンプにしようと共に頑張ってくれたインターン生やサブリーダーのみんな、毎日私たちの部屋の掃除をしてくださりインターン生の体や心のケアを常に気にかけてくださったけいこさん、このような素晴らしい出会いと経験をさせてくださった校長先生、そしてとびっきりの笑顔で一緒に過ごしてくれた子供たち、皆様に心から感謝しています。

BSCでインターンとして経験が積めて本当に良かったです、ありがとうございました。