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ビジネス・ワークショップとは?ワークショップの種類や成功の秘訣を紹介

  • 「ビジネスワークショップに興味があるけど、セミナーと何が違うのだろう」
  • 「実際にやるならどんなアイデアがある?」

このような疑問をお持ちの方はいませんか?
何となく「講習」というイメージはあるものの、ワークショップに曖昧なイメージを持っている方もいるでしょう。

そこで今回は、ビジネスにおけるワークショップについて以下4点を解説します。

  1. ワークショップとは?セミナーとの違い
  2. メリットとデメリット
  3. 成功させるコツ
  4. アイデア例

実際の成功事例も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ビジネスにおけるワークショップとは?

ビジネスにおけるワークショップとは、体験する要素を含む研修講座を指します。
参加者が自己成長のために、主体的に取り組む姿勢が求められるのが特徴です。

ワークショップ(workshop)はもともと「作業場」や「仕事場」を意味する言葉でしたが、最近では体験型の講座や研究会、グループ学習などを意味して使われます。

ビジネスにおいても、体験・参加するワークの多い講座がワークショップと呼ばれています。

ビジネスのワークショップとセミナーの違い

ワークショップと似ている言葉として「セミナー」があります。
ワークショップとセミナーの違いは、情報交換の方向です。

セミナーでは基本的に主催者が話し、参加者は内容を聞いて勉強します。
質疑応答が設けられている場合も多いですが、コミュニケーションの矢印は主催者から参加者に向いているのが一般的です。

一方ワークショップでは、参加者が主体となって講座を進めていきます。
話を聞くだけでなく、意見を求められたり、質問をしたり、能動的な姿勢が必要です。

セミナーとワークショップの違いは、コミュニケーションの方向と参加者に求められる意識と理解しておきましょう。

ビジネスにおけるワークショップを行うメリット・デメリット

ビジネスにおけるワークショップのメリットとデメリットを表にまとめました。

◎メリット △デメリット
・達成感が得られる
・相互理解が生まれ
・「理解する」だけでなく「実践できる」までサポートできる
・満足度が参加者の質に依存する
・強制的なコミュニケーションを苦痛に感じる人もいる

ワークショップは参加者に当事者意識を持たせられるので、終了したときに達成感が得られるメリットがあります。
また、セミナーと異なり、理解するインプットと実践するアウトプットを同時に実現できるのも魅力です。

一方、参加者同士のコミュニケーションが推奨されるため、参加者の質や関係性によっては満足度が低かったり、苦痛を感じたりする場合もあるデメリットがあります。

ワークショップを開催する際は交流を促進しつつも、チームを変えるなどの工夫が必要です。

ビジネスワークショップを成功させるには?

ビジネスワークショップを成功させるポイントは以下の3つです。

  • アイスブレイク
  • 参加者全員のビジョンとゴールの共有
  • 振り返りとフィードバック

それぞれどのようなことに気をつけるべきか、解説します。

アイスブレイク

意見が出しやすい雰囲気を作るために、アイスブレイクの時間を設けましょう。
アイスブレイクとは、緊張した雰囲気や意識を和ませることです。

チームは5、6人を目安に組んでください。
自己紹介に心理テストの要素を入れたり、24時間以内に起こった嬉しいことと新しいことを入れるGood&Newを採用したり、堅苦しい雰囲気を作らないことがポイントです。

対面で開催できる場合は、ジャズやボサノバなどゆったりとしたBGMを流すのも緊張をほぐす効果があります。
打ち解けていないとこの後の交流が活発なものにならないので、アイスブレイクの時間は必ずとっておきましょう。

関連記事 >>アイスブレイクで大人も子供も盛り上がる!頭の体操になるゲームや体を動かすゲームを紹介

参加者全員のビジョンとゴールの共有

参加者全員に、ワークショップで取り組む課題とゴールを共有する時間も必要です。
前述のアイスブレイクが逆に盛り上がりすぎると、ただ「楽しかった」という感想でワークショップが終わる可能性があります。

「営業スキルの向上」や「新しいビジネスモデルの確立」など、ワークショップで達成したいビジョンやゴールを意識させましょう。ゴールを意識することで、途中のプロセスにも価値を見出せるようになります。

ファシリテーターによっては最後にワークショップで期待していたことを話す方もいますが、当事者意識を生み出すために最初に周知することが重要です。

関連記事 >>もう悩まないチームの目標共有方法とは?導入のメリットと目標共有におすすめのアプリ・ツールまとめ

振り返りとフィードバック

ワークショップが終わったら、必ず振り返りをしてフィードバックをもらいましょう。
電子フォームでも紙でもいいので、アンケートに答えてもらいます。

以下の項目を参加者に回答してもらってください。

  • 満足度
  • その満足度を選んだ理由
  • 良かった点・悪かった点
  • ゴールは達成できたと思うか

受け取ったフィードバックを確認して、ワークショップのプロセスにおいてどのフェーズが不十分だったかを考えます。
例えば「個人ワークが長過ぎて暇だった」なら時間の見直しが必要であり、「何をさせたいのかわからなかった」ならビジョンの共有が甘かったことがわかります。

もらったフィードバックからワークショップの内容を改修してみましょう。

人気なワークショップの種類

ビジネスにおけるワークショップには、次の3種類があります。

  • 研修型ワークショップ
  • イベント型ワークショップ
  • 採用型ワークショップ

それぞれどのような特徴があるのか、確認していきましょう。

研修型ワークショップ

研修型ワークショップは、名前の通り企業の研修プログラムとして開催されるワークショップのことです。
参加者同士の親睦を深めることを目的として進められます。

内容はテーマに対してグループで意見を決定し、プレゼンテーションを行うものが一般的です。
各チームでディスカッションをして、さまざまな意見がある中でチームとして1つの答えにまとめなければいけません。
傾聴力と判断力が磨かれます。

グループ内の立ち位置によって個人の適性が見えてくるので、人員配置の参考にもなるワークショップです。

イベント型ワークショップ

イベント型ワークショップは、ものづくりやアートなどを体験できるワークショップです。
カルチャースクールや個人教室でも開催されています。

プロの技や知識を学びつつ、自分で工夫しながら作ることで創造性が育つのが特徴です。
交流するイメージはないかもしれませんが、お互いにアドバイスをしあったり、成果を見せ合ったりする機会も作れます。

作品の制作というゴール設定が明確に決められるので、ファシリテーションがしやすい型式です。

採用型ワークショップ

ワークショップと呼ばれることは少ないですが、就職活動時に開催されるグループワークもワークショップの一つと言えます。
採用型ワークショップの特徴は、態度や印象、成果が選考に大きな影響を及ぼす点です。

集団で行動したときの姿勢がチェックされるので、参加者のアイスブレイクが難しいデメリットがあります。
失敗を恐れるあまり、活発なコミュニケーションを促進しにくいです。

参加者の関心が強そうなジャンルのテーマを選んだり、ファシリテーターが一時退出したり、意見が飛び交いやすいプログラムを設定しましょう。

ビジネス・ワークショップの成功例

最後にビジネス・ワークショップの成功例を2つ紹介します。

  • ダイソン問題解決ワークショップ
  • カードゲーム制作ワークショップ

いまいちイメージがわかない方はぜひ参考にしてみてください。

ダイソン問題解決ワークショップ

ダイソン問題解決ワークショップは、ジェームズダイソン財団が教育機関向けに提供しているプログラムです。

ダイソンとは、有名なダイソン社の掃除機を指します。
ダイソンを分解していき、一つひとつのパーツの役割や成り立ちを考えるのが主な流れです。
「このパーツは何をしているのか」を突き詰めることで、ビジネスの根本である「ユーザーの課題解決のために商品が存在すること」を学べます。

ロジカルシンキングをモノに触れながら学べるメリットがあり、2010年の開始以降約9,000人の生徒が体験してきました。
ダイソンのエンジニアが実際に行っているデザインプロセスを踏襲できるので、中学校技術を中心に人気を集めています。

カードゲーム制作ワークショップ

カードゲームを自分で設計したり、デザインしたり、リリースするまでをサポートするワークショップです。
世界中のアナログゲームを分析し「ゲーム化で課題を解決」をテーマに活動しているゲーミフィジャパンが主催していました。

ワークショップは全6回の本格的な内容で、データや説明書の作成、印刷、販売までをフォローしてくれます。
アナログゲーム好きにはたまらないワークショップです。

成果物ができるイベント型のワークショップは、終わった後も作品として記憶が残り続けるメリットはあります。

まとめ

ビジネスにおけるワークショップはセミナーと混同されがちですが、セミナーより参加者の主体性を重要視した講座です。
達成感が得られたり、相互理解の気持ちが生まれたり、一方的な研修より当事者意識を抱きやすい傾向があります。

ビジネス・ワークショップを成功させるには、以下3つのポイントをおさえておきましょう。

  1. アイスブレイク
  2. 参加者全員のビジョンとゴールの共有
  3. 振り返りとフィードバック

今回紹介したワークショップの種類や実際の成功例を参考にして、ぜひオリジナルのワークショップを企画してみてください。