社員のモチベーションを向上させる方法5選!会社のモチベーションマネジメントの取り組みの事例も紹介

社員のモチベーションは、離職率・職場の士気・企業業績にも関わる重要な事柄です。
モチベーション低下を放置すると、職場環境や仕事の質、効率の悪化に繋がる恐れがあります。

社員のモチベーションを向上させて、職場の士気をより高めるには、効果がある取り組みを確実に行いましょう。

そこで、今回の記事では、社員のモチベーションを向上させる方法や実際の事例を徹底紹介します。

社員のモチベーションを下げる会社

社員のモチベーションが低下する原因を、6つまとめました
仕事効率の悪化や離職率の高さが課題であれば、まず組織内にあるモチベーション低下の原因を探る必要があります。

  • 成果・結果をあげても正しく評価されない
  • 企業目標や評価基準等の内容が曖昧
  • 職場の人間関係が悪化している(コミュニケーション不足)
  • 労働環境が悪い
  • 無駄な作業や業務等が多い
  • 発言ができないまたは聞いてもらえない 

所属の組織で当てはまる点があるかどうか、棚卸ししていきましょう。

表彰制度はモチベーションを下げる?

表彰制度は、社員や企業全体のモチベーション向上が期待できます。
一見、魅力的なものにみえますが、実は逆にモチベーション低下に繋がる危険も孕んでいます。

表彰制度は、受賞した優秀な人材のモチベーションを向上させますが、社員全員のモチベーション向上には繋がりにくいです。

正しい評価を得られなかったと感じた優秀な人材が、他企業にいってしまう恐れもある等デメリットもあります。

社員のモチベーションを向上させる方法5選

社員のモチベーションを向上させる方法は、大きく5つあります。

  • 具体的な目標設定|目標達成に向けたやる気や意識の向上
  • 仕事とプライベートの切り分け|メリハリをつける
  • 社内の情報共有の活発化|帰属意識や透明性を高める
  • 多方面からの正当な評価|モチベーションの向上
  • マネジメント能力向上のための人材育成|モチベーションを維持・持続

それぞれの方法を、徹底解説します。

具体的な目標設定

曖昧な目標設定では、社員全員が内容を正確に理解できない可能性があり、社員のモチベーション向上には繋がりにくいです。

社員のモチベーションを確実に向上させるなら、具体的かつ明確な目標設定がおすすめです。
既に目標設定をしている場合は、「具体的な表現がなされているか」の確認が必須です。

また、社員1人1人が自分なりの具体的な目標設定を行う方法もあります。
社員の意識やモチベーションが向上・持続すれば、職場全体の士気を高めることも期待が高まります。

仕事とプライベートの切り分け

社員のモチベーションを向上させるには、仕事とプライベートの切り替え、いわゆる「オンオフの切り替え」が大切です。
仕事とプライベートの切り替えが上手にできなければ、心身の疲れを十分癒すことはできません。

仕事とプライベートを上手に切り替えて、メリハリをある生活を送れば集中して仕事ができモチベーション向上にも自然と繋がります
実際、オンオフの上手な切り替えにはメリットが多くあります。

メリット
  • 仕事に対するモチベーション向上
  • 集中力がUP
  • プライベートの充実度が高くなる
  • 睡眠不足やストレスが軽くなる

また、下記には仕事とプライベートの切り替えを上手に行う方法をまとめました。

オンオフの切り替えのために
  • 事前に1日または1週間のスケジュールを決める
  • 自分なりに「気持ちの切り替えスイッチ」を決めておく
  • 携帯をみない(メールの確認)
  • 仕事着→部屋着・普段着に着替える

組織内で共有をし、ぜひ実践してみてください。

社内の情報共有の活発化

社内の情報共有がより活発化すれば、社員全員が会社の状況や業務内容を把握できます

「やらされている感覚」は、社員のモチベーション低下に繋がる存在です。
会社の状況や重要情報を知れば、社員1人1人の帰属意識を高めるのにも繋がります。

また、職場内の情報共有がより活発かつ円滑になれば、情報共有不足によって起きる問題やミス等のリスクを減らすのが可能です。
社員同士が、交流(コミュニケーション)をとる良いきっかけにもなります。

多方面からの正当な評価

どんなに頑張って働いて成果をだしても、正当な評価を得られなければ社員のモチベーションは上がりません

評価基準を明確に決定・示した上で、社員1人1人が正当な評価を得られる環境を整備するのが必要不可欠です。

また、多方面(上司や同僚、後輩等)から行われた評価であれば、さまざまな角度からみた評価が含まれます
行われた評価に対する納得性・公平性がより高まるので、おすすめの方法です。

実際、多方面から正当な評価を行う方法を導入する企業は増加しつつあります。

マネジメント能力向上のための人材育成

さまざまな取り組みを行って社員のモチベーション向上を狙っても、一時的な効果で終わる可能性があります
一時的なモチベーション向上では、期待していた通りの効果を得るのは困難です。

社員のモチベーションを向上させ職場の士気を確実に高めるためには、モチベーションの向上はもちろん、維持・持続させる必要があります
また、職場環境の整備や持続性のある取り組みを行えるマネジメント能力に優れた人材の育成・確保が大切です。

職場の士気を高めるには社員のやる気を高める仕組みや仕掛けが必要

表彰制度だけを取り入れている企業は、モチベーション向上を狙う他方法も確認・検討するのをおすすめします。
社員のモチベーションを向上・維持するには、効果のある方法を確実に実施するのが必要です。

今回紹介した5つの方法のような仕組み・仕掛けを行う企業は、日本国内外を問わず数多く存在します。
実際、社員のモチベーション向上に成功して職場の士気を高めた企業も多いです。

会社をよくするモチベーションマネジメントやモチベーション向上研修の事例

社員のモチベーション向上を確実に狙うなら、企業が行う実際の事例を参考にするのがおすすめです。
今回は、モチベーションマネジメントやモチベーション向上研修の実際の事例を4つご紹介します。

  • 株式会社資生堂|「カンガルースタッフ採用」
  • 株式会社伊藤園|「伊藤園大学」
  • 株式会社リクルートホールディングス|「Ring」
  • クックパッド|「社内公募制」

各事例を、紹介します。

株式会社資生堂「カンガルースタッフ採用」

株式会社資生堂では、小学生3年生までの子どもをもつ社員に対して短時間勤務の制度を取り入れました。

「カンガルースタッフ」とは、ビューティーコンサルタントが育児時間を取得しているときに店頭活動(お客様へのご対応や商品の陳列等)を行う美容スタッフです。

ビューティーコンサルタント自身が育児時間に十分専心できるような環境が整っているのは、とても嬉しい取り組みであると考えられます。

株式会社伊藤園「伊藤園大学」

株式会社伊藤園では、外部の知識や専門的な知識を学びながら人材の育成・輩出を目的にした社内教育システム、「伊藤園大学」があります。

平成元年(1989年)から始まった「伊藤園大学」は、20年の歴史を有するシステムで原則社員全員が参加できる取り組みです。さまざまな科目や課題等に、1年かけて取り組みます。

平成21年(2009年)には、「伊藤園大学院(対象:管理職層)」もスタートしました。

株式会社リクルートホールディングス「Ring」

株式会社リクルートホールディングスでは、新規事業提案制度「Ring」を実施しています。

1982年に「RING」の形で始まった取り組みで、社員を対象に自由参加可能です。
実際、「Ring」によって事業開発・誕生した事業は数多く存在します。

下記は、「Ring」によって誕生した一部です。

  • スタディサプリ
  • エリクラ
  • ゼクシィ 他多数

クックパッド「社内公募制」

クックパッド株式会社では、「社内公募制」を取り入れています。
人材を必要とする部門が社内で募集を行います。異動を希望する者がいた場合、自分で異動希望をだすのが可能です。

企業全体が、社員1人1人の「仕事をやりたい・したい気持ち」を重要視しているのが理解できます。

まとめ

今回は、社員のモチベーションを向上させる方法や実例をご紹介しました。
社員のモチベーションを向上させる5つの方法を、改めてまとめます

  • 具体的な目標設定|目標達成に向けたやる気や意識の向上
  • 仕事とプライベートの切り分け|メリハリをつける
  • 社内の情報共有の活発化|帰属意識や透明性を高める
  • 多方面からの正当な評価|モチベーションの向上
  • マネジメント能力向上のための人材育成|モチベーションを維持・持続

社員のモチベーション向上を狙った取り組みは、闇雲に行っても意味がありません。
一時的な効果で終わる可能性が高く、モチベーション維持・持続も狙うなら確実な取り組みを行うのが重要です。

社員のモチベーションを向上・維持させる取り組みは、適切な仕組みや仕掛けを行えば思ったような効果を得られる可能性が高くなります。

本記事でご紹介した具体的な方法や実例を参考にしながら、自分たちに1番あった取り組みを実施するのが大切です。