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【必修化】小学校でのプログラミング教育に意味はあるのか?

こんにちは。

 時代の流れに合わせ、2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修となりました。
「子どものうちから難しいプログラミングを習わせるの?」という不安をもっていた親御さんもいらっしゃるかと思います。

実際にプログラミング教育が始まった現在、学校ではどのような指導が行われているのか、お子さんから聞く機会が少ない方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、プログラミング教育を行う理由や教育現場の現状、プログラミング教育に対する保護者の声などを詳しくご紹介します。

プログラミング教育の目的自体は理にかなっているのですが、実際にすべての学校現場でプログラミング教育が満足に行えているとはいえないのが現状です。

プログラミング教育はなぜ行うの?

 プログラミング教育は、アメリカ、フィンランド、イギリス、フランスなどの海外でも、小中学校において導入が進んできました。
その潮流の中で、日本でもプログラミング教育の必修化がスタートしたのです。
プログラミング教育が行われるの理由は、大きく分けて3点です。

参考記事:フィンランド教育の大きな特徴3選!日本と教育の違いやメリット

コンピュータに「慣れ親しむ」

コンピュータの仕組みについて慣れ親しみ、私たちのくらしが情報技術に支えられていることに気付かせるねらいがあります。 

子どもたちの周りには、パソコン・スマホ・エアコン・冷蔵庫・車など、コンピュータが内蔵された製品はたくさんあります。ですが、それらをコンピュータだと認識する機会は意外に少ないです。

子どもたちが成長し、情報技術の変化が激しい現代社会を生き抜くためには、コンピュータを正しく活用できる力が必要です

参考記事:【事例付き】STEAM教育とは?STEAM教育の注目の理由と教育の現場の変化を解説

プログラミング的思考の育成

プログラミング的思考とは、課題を解決するためにトライ&エラーを繰り返しつつ、よりよい解決法を導ける論理的な思考力を指します。

文部科学省は、プログラミング的思考を以下のように定義しています。

自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力
出典:文部科学省 新しい学習指導要領の考え方(P49)

各教科の学びを身に付きやすくする

各教科の学習内容にプログラミングを取り入れ、学びの定着化を図ります。

学習指導要領では、
・算数「正多角形の作図」
・理科「電気の性質を利用した道具」
・総合的な学習の時間でのプログラミング活動
について例示されています。

小学校プログラミング教育の事例

プログラミング教育は、学校ごとにさまざまな内容が行われているのが特徴です。
ここからは、「小学校を中心としたプログラミング教育ポータル」から、2つの事例を紹介します。

「私たちの生活を支える郵便局の仕事」

東京都の台東区立金曽木小学校では、日本郵便株式会社の協力のもと、「私たちの生活を支える郵便局の仕事」というテーマでプログラミング学習が行われました。

郵便局を見学し、さまざまな仕組みや仕事があることを学びつつ、プログラミング体験と学校内郵便局ごっこを行って理解を深めたそうです。
プログラミング体験では、Scratchというソフトを用いて、はがきが郵便局まで届く流れのプログラムを作っています。
出典:私たちの生活を支える郵便局の仕事 

「プログラミングで動く工作」

東京都の板橋区立高島第五小学校では、「プログラミングで動く工作」という授業が図工の時間に実施されました。
段ボールで作った動物や乗り物にセンサーを取り付け、タブレットを用いて動かしたり、音を鳴らしたりする活動を行ったそうです。

自分の作品をどのように動かすかをイメージし、想像力を働かせながらセンサーを取り付けるため、子ども一人ひとりの創意工夫がのばせます。
出典:プログラミングで動く工作

プログラミング教育に対する保護者の声は?

ここからは、プログラミング教育に対する保護者の声をご紹介します。

 

「子どもが楽しみながらプログラミング教育を受けている」という声もある一方で、「学校から音沙汰がない」「子どもにとって難しい内容だった」という声も見られます。 

学校ごとに実施内容が異なるため、プログラミング教育に力を入れている学校もあれば、あまり効果を出せていない学校もあるようです

小学校プログラミング教育の現状は?

どのようにプログラミング教育が実施されているのか、現状をもう少し詳しく見てみましょう。 

3タイプのプログラミング教材

小学校で使われるプログラミング教材は、主に3つのタイプに分けられます。

コンピュータを使わないタイプ(アンプラグド)

パソコンやタブレットを使わず、カードなどを用いてプログラミング教育の基本を学ぶ教材です。
カードの裏表を使って2進数を学んだり、プログラミング的思考を用いてフローチャートを作ったりする授業が挙げられます。

コンピュータ内のソフトやアプリ

パソコンやタブレットで、専用のソフトやアプリを用いてプログラミングを学ぶ教材です。

スタンダードなソフトフェアとして知られる「Scratch」では、ブロックをつなぐだけでプログラミングができ、簡単にアニメーションを動かせます。

コンピュータでものを動かす

センサーを取り付けたロボットや工作を、タブレット上で操作するタイプの教材です。
子どもそれぞれが自由に工夫するため想像力をのばせますし、友だちとの学び合いもしやすいのが特徴です。

中学・高校でもプログラミング教育が必修化

中学校では2021年から、高校では2022年からプログラミング教育必修化が決まっています。
中学校ではプログラミング教育の基礎を固め、ネットワークを利用した双方向性のあるプログラミング活動を実施。
高校ではさらに実践的な内容になり、シミュレーションなどの実技を交えた授業が行われます。 

学校によって内容に差がある

プログラミング教育は、学校ごとの創意工夫に任されている部分が強いため、どうしても学校によって扱う内容に差が生じます

市や県のプログラミング教育推進校に指定された学校は、企業との提携など思い切った活動に取り組みやすいです。
その一方、プログラミング教育への取り組みが遅れている学校や、プログラミング教育に授業時間を多くあてられない学校も見られます 

小学校でのプログラミング教育が大変な理由

学校現場の先生にとっては、小学校で行うプログラミング教育は非常に大変なものとなっています。

まず、プログラミングに対する教師の専門性が薄いため、一から勉強して授業を計画しなければならない先生がほとんどです。他の授業やそれ以外の業務に追われ、毎日多忙な先生たちにとって、魅力ある授業づくりは困難を極めます。 

また、クラス全員に教えるのが難しい点も挙げられます。
先生1人で35人前後の子どもたちを指導するため、学級全員分のモニターや作品を1時間で見て回るのは非常に厳しいです。

加えて、学校のコンピュータ室が使いにくいという問題もあります。

コンピュータ室は学級ごとに、1週間に1時間しか割り当てがないのがほとんどなので、「今日終わらなかったから、続きは明日」というような柔軟な授業はしづらいです。

プログラミング教室の利用も選択肢の1つ

プログラミング教育は中学・高校でも授業が行われ、将来的にはさまざまな職業でプログラミング能力が求められる可能性があります

小学校でのプログラミング教育では物足りないと感じる場合、プログラミング教室の利用を検討するのも1つの手です。
プログラミング教室にお子さんを通わせるメリットは、以下の3つです。

プログラミング教室のメリット
  • 創意工夫する力が身に付く
  • 子どもにあったペースで学べる
  • 教材の質が高い

創意工夫する力が身に付く

自発的にアイディアを生み出し、トライ&エラーを繰り返してよりよいものを創り出そうとする力が磨かれます。

創意工夫して課題を解決する力は、困難な現代社会を生き抜くために必要不可欠です。

子どもにあったペースで学べる

ゲーム作りやものづくりなど、子どもの興味に合ったものを、子どものペースで学べます。

個別指導・少人数制のプログラミング教室が多いため、先生から細やかな指導が受けられますよ。

教材の質が高い

プログラムの基礎から応用まで学べる教材や、組み立てから楽しめるロボットプログラミングなど、楽しみながらレベルの高い学習に挑戦できます

プログラミング教室によって扱っている教材は異なるため、まずは無料体験授業に参加してみるのがおすすめです。

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まとめ

小学校におけるプログラミング教育は、学校ごとに特色ある取り組みが実施されています。
ただ、各学校によって実施内容に差があるため、十分に学習できていない子どももいるのが実情です

今後、中学・高校とプログラミング学習が必修化され、将来的にはさまざまな職業でプログラミング能力が求められる可能性があります。
小学校でのプログラミング教育では物足りないと感じる場合、プログラミング教室を利用するのも1つの手です。

また、プログラミング教育にとどまらず、さまざまな体験からお子さんの自発性や課題解決能力をのばしたいと考える方には、BSCウォータースポーツセンターでのアクティビティ体験がおすすめです。

ご興味がある方は、公式HPに掲載されているプログラムをチェックしてくださいね。