水辺の事故を防ぐためにしていること

2019.3.31

こんにちは。BSCキャンプディレクターのたつやです!
今回は、BSCが行なっている水難事故防止策についてお話ししたいと思います。
水辺の活動が多いBSCキャンプでの安全対策については、キャンプに参加を検討、予定されている保護者の方から、多くいただくお問い合わせ、ご相談です。

BSCのキャンプだけでなく、全国各地で行われる他施設のサマーキャンプや、ご家族で行かれる旅行やキャンプなどの際にも、気にしていただきたいことでもありますので、できれば最後まで読んでいただきたいです。

水難事故は、日本各地で毎年必ず発生します。
2018年の夏(7~8月)も、日本全国で502件の水難事故が発生しました。水難者は595人であったそうです(警察庁生活安全局資料より)。水難者の90%が海と河川で事故に遭っています。海だと離岸流、川だと急な増水、流れなどが原因であると考えられます。

どんな活動の時に、事故に遭う?
2018年夏のデータだと、多くの場合、水泳、水遊びの際に事故が起きています。釣りや、ボートでの活動中というものもあります。また、遊泳禁止場所などに立ち入ってしまったなど、起こるべくして起こった事故も多いでしょう。
また、大部分の水難者が、活動時ライフジャケットなどの救命胴衣を着用せずに遊んでいたということも事故の大きな要因ではないでしょうか。

事故に遭うのは、子供も大人も関係ない。
2018年夏期の水難事故をまとめると、水難者の約20%が中学生以下の子供です。
ということは、水難者の多くは高校生以上の大人ということです。子供に比べ、体力、経験のある大人であっても、毎年少なくない人数が水難事故に遭っているということを忘れないでください。
よく起こるのは、溺れたお子さんを助けようとした親御さん、その他大人の方が亡くなってしまうケースです。
お子さんと水辺に遊びに行く、釣りに出かけるなどの際、お子さんだけでなく、大人であるご自身も、水難事故に合う可能性があるのだということを分かっていれば、その時の行動や、事前準備なども違ってくるかと思います。

 

BSCの安全管理について

ライフジャケット着用の徹底
BSCでは、子供キャンプに参加する小学生にも、ウォータースポーツを遊びに来られる大人の方にも、琵琶湖に入る際のライフジャケットの着用を義務付けています。
急な流れや離岸流の無い琵琶湖であっても、船から不意に落ちたりすれば、泳ぎの得意な方でも危険です。
「琵琶湖に足をちょっと入れるだけなら、ライフジャケット必要なくない?」と言われることもあります。ですが、自然が相手の場合、何が起きるかわかりません。程度に関係なく、水に入る場合はライフジャケットの着用を義務としております。
子供キャンプの際は、子供たちに対して、ライフジャケット着用の理由や、正しい着用方法をしっかりと伝えます。まずは自分たちで着てもらい、子供たち同士がチェックをし、最後にコーチングスタッフが一人ずつチェックします。そこまでやってからウォータープログラムを行います。

どのようなライフジャケットを選ぶべきか
ライフジャケットは、必ず体にあったサイズのものを着用してください。特に、大きすぎるものは着用すべきではありません。なぜなら、海や湖に落ちた際の衝撃で脱げてしまうことがあるからです。そうなれば水に落ちても、ライフジャケットだけが浮き上がってしまい、着用した意味がなくなってしまいます。
そういった事態を防ぐため、BSCでは、子供用から大人用までのライフジャケットを数種類用意し、その全てにサイズ調整用のバックルが付いています。一人ひとり体にフィットできるようにしており、子供たち自身が、体に合うように調整し、ちゃんとできているかどうかを大人が実際に確認して、活動中脱げないようにしています。

最近では、水に落ちた際に自動的に膨らむライフジャケットも多く出ています。陸上では体を締め付けられないので、快適です。ただ、1点気になるのは、「水に落ちた際、本当に膨らむのか?」といった不安が残ることです。うまく機能するかは、実際に水に落ちないとわからないため、不安が少しでもあるならば、快適でなくとも通常型のライフジャケットを着用する方がいいでしょう。

水難事故に合わないため、万が一起こってしまった際に命を守るためにも、ご家族全員が、ライフジャケットの着用をお願いいたします。

子供たちに伝えていること
結局のところ、最後に自分の命を守るのは自分です。BSCでは、徹底して安全管理を行なっていますが、個人的に水辺に出かけた時、「ここは危険だな」とか、「ライフジャケットが無いなら水に入らない」という判断を子供達が自分で出来なくてはなりません。そのために、BSCでは徹底してライフジャケットがなければ足だけでも琵琶湖や川に入らない。一度ライフジャケットを着たら、ウォータープログラムが終わるまで絶対に脱がない。というルールを徹底し、水辺にいく際はライフジャケットをつけることを当たり前のことにしてもらうように努めています。

 

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