BSCキャンプOB しゅうコーチの挑戦と子供時代

2019.6.7

こんにちは、キャンプディレクターのたつやです。
先日、BSCキャンプのOBで、サブリーダー、コーチを務めていたしゅうコーチ(元ですが)がBSCに遊びに来てくれたので、
サマーキャンプに参加していた小学生時代のことなど色々聞いてみました。

私も小学生時代から知っていますが、かなりチャレンジングな経験をしている彼の話を、
これからサマーキャンプに参加される皆さんにもお伝えしたくて、記事にしました。

 

しゅうコーチの簡単な紹介

<滋賀県出身>
小学2年生からBSCのサマーキャンプに参加
中学からはサブリーダー※1として活動
高校よりイギリスUnited World College Atlantic Collegeに留学
東欧エストニアの大学に入学し、現在4年生
※1サブリーダー制度は、小学生時代BSCのキャンプに参加していた中学生、高校生がキャンプの運営側に入り、参加小学生のリーダーを務めるBSCキャンプの独自の制度です。

しゅうコーチ ソーマー国立公園”春の洪水”にて

 

BSCとの出会い

私とBSCキャンプとの出会いは小学2年生のときでした。
母によると、学校でチラシをもらった日に走って帰ってきて、「これに行きたい!」といったそうです。
それまでこれがしたいということが少なかった子供だったので驚いたと今でも言われています。
それ以来、毎年のサマーキャンプに参加し、中学生からはサブリーダーとして活動していました。
BSCの日韓交流事業で初めての海外に連れて行ってもらったこともあります。
サブリーダー時代の仲間たちは日本を離れた今でも大切な友達です。

 

海外留学

高校時代には、2年間の高校留学に選抜され、イギリスのUnited World College Atlantic College で世界中の高校生と寮生活を送りました。
学校の勉強だけではなく、野外教育活動やチームビルディングのボランティアや勉強もしていました。
自分の経験を、キャンプに参加する子供たちやサブリーダーに伝えたいと思い、長期の休みにはBSCでサブリーダー・コーチとして活動していました。

今はエストニア共和国の大学に留学し、働きながらエンジニアの勉強をしています。
今の私の仕事はバスやトラックのソフトウェアを開発することです。
エストニアのみならず、アメリカ、スウェーデンにいる仲間たちと連絡を取り合いながら仕事をします。
多国籍のチームのなかで仕事をするうえで、BSCで留学生や日本の大学生とチームを作り一緒にキャンプを作り上げた経験が生かされていると日々感じています。

 

エストニア

エストニア共和国はバルト三国に一番北に位置する人口100万人の小国です。
今年で独立101年目を迎えます。第二次世界大戦後はソビエト連邦に併合されましたが、1991年に独立を回復しました。
再独立以降はIT産業を中心に経済発展をとげて、世界最先端の電子政府、電子国家とよばれています。
具体的に言うと、銀行や行政がインターネット上で完結するため、窓口に行く機会がとても少ないです。
国を挙げてスタートアップに力を入れているため、世界一起業家の多い国とも呼ばれています。
一方で、林業も盛んで、国土の50%が森におおわれた森の国としても知られています。
あちこちにある国立公園ではカヌーやハイキングを楽しむことができます。

 

〜BSCで得たもの〜

私がBSCで得たものを3つ書きたいと思います。
この3つは、私の人生の武器であり、モチベーションでもあります。

 

「まずやってみる」

BSCのキャンプは初めてすることの連続です。
まずは一人で家を離れて泊まること。
外国から来たコーチや子供たちと一緒に活動すること。
そしてカヤック、ヨット、スキー、テント泊。
やったことがないからできない、怖いからやりたくないと言っている時間はありません。
日々が挑戦の連続です。サブリーダーになったとき、突然50人の子供たちの前に立って、「BSCのルール、注意すること」を子供たちに説明することになったこともあります。
いつからか私は新しい環境を恐れなくなりました。新しい学校、新しい国、初めての仕事、なんでもやります。
これからの時代を生きていくなかで、新しいこと、変化を恐れないことは強い武器になると思いませんか?

 

「学校だけが世界じゃない」

BSCで子供たちは、家での自分、学校での自分、“普段の自分とは違う自分”を発見します。
小学生のころ、私のキャンプでの姿は、普段の学校での姿とけっこう違っていたと思います。
普段生活をしている学校や家庭で、自分を変えることは恐ろしい、難しいことです。
5日間の非日常の中で、なりたい自分になる、そしてそれを認めてくれる友達がいる。
そうやって少しずつ普段の自分も変わっていったのだと思います。
たとえ普段遠くにいても、自分を認めてくれる友達がいる、大人がいるということは学校生活が苦しい時、退屈に感じる時にも支えになっていました。
最初にも書きましたが、BSCで出会った仲間たちはたとえ違う町、違う国に住んでいても、大切な友達です。

 

「人の役に立つことは楽しい」

サブリーダー、コーチをしていた時、ちょっとした仕事を子供たちにもしてもらうように心がけていました。
浜掃除や、食器の片づけ、班活動の連絡、低学年の子供たちと一緒に遊ぶこと、子供たちにしてもらえることもたくさんあります。
みんな快く引き受けてくれました。「お手伝いすることはないですか?」と聞かれて、「ごめん、今は何もないんや」と答えることもあるほどです。
自分が人の役に立っていると思うことは楽しいです。そして大きな自信になります。
そうやって一緒に活動してくれた子供たちが、「中学生になったらサブリーダーになりたい」と言ってくれるのはそういう理由があるのではないでしょうか。

 

これから

私に一生新しいことに挑戦し続けることを教えてくれたのはBSCのキャンプでした。
いま私はエストニアとは違う国で大学院に進学する準備をしています。
まだ行ったこともない国で生活することになるでしょう。
私の目標は世界のどこでも働ける、必要とされるエンジニアになることです。
いつか、日本で働くこともあるかもしれません。
BSCで学んだこと、大学で学んだこと、外国の会社で働いて学んだことをさらに極めたいと思っています。

 

 

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